撃沈の数だけ強くなれる 世界遺産姫路城マラソン2024

2024年2月11日、世界遺産姫路城マラソン2024に出場しました!

2023年11月のつくばマラソンではサブスリーを達成できましたが、今回はチャレンジ失敗。でも、失敗レースにこそ教訓がたくさんあるはずなので、振り返ってみたいと思います。
前回の記録は↓

レース前4週間の練習

以下、記載なしは【休み】です
1/14(日) 駅伝 5km 19'21"
1/15(月) ジョグ 6km
1/17(水) インターバル 2000m×3(3'40"/km)
1/20(土) 30kmレース 2:11'28"(4'21"/km)
1/22(月) ジョグ 6km
1/24(水) ペース走 8km(4'00/km)
1/26(金) ジョグ 4km
1/27(土) ジョグ10km+200mダッシュ×5
1/28(日) 5kmロードレース 18'47"
1/30(火) ジョグ 16km
1/31(水) インターバル 800m×7(3'40"/km)
2/2(金) ジョグ 7km
2/3(土) ジョグ10km+200mダッシュ×5
2/4(日) ペース走 8km(3'55"/km)
2/6(火) ジョグ 6km
2/7(水) インターバル 400m×12(96")
2/10(土) ジョグ 8km

考察:前回は4週前と2週前に40km↑のレースを入れていたが今回は30kmを1回のみ。

前日〜当日の記録

前日入り

新幹線で13:20頃姫路駅着。在来線ホームでえきそば(たこ焼き・天ぷら乗せ)を食べた。

姫路のソウルフードといえばやはりこれ。なお会場近くのブースにも出店していたのでそちらで食べたほうが落ち着いて食べられたかも。さらにレース中の私設エイドでも2箇所「えきそば」があった。ファンランで行ったらぜひ立ち寄りたい。

会場に移動し前日受付を行った。流れはスムーズでありがたかった。
大手前公園のマラソン祭的な会場で穴子の巻き寿司を昼食にいただいた。
受付時にいただいた姫路城入場チケットは、せっかくなのでということで登ることに。

会場設営の様子。城を背景にゴールすることになるとテンションが高まる。
城を登る途中から。場内は3連休+旧正月+マラソン参加者で大混雑。かなり疲れてしまった…。

城内が混雑しており、結局降りてきたのは16時過ぎ。諸事情でレース後はダッシュで新幹線に乗らなければいけないので、駅前でお土産を購入。見かけた御座候(回転焼きでも大判焼きでも今川焼きベイクドモチョチョでもない)を1つ食べた。ホテル(駅の南側のビジネスホテル)にチェックイン。8kmほどジョグ。夕食はうな重。23時頃就寝。

スタートまで

5:30起床(もう少し寝ても良かったが勝手に目が覚めてしまった)。朝食はおにぎり3個とお茶。手荷物以外の荷物は道中の姫路城のコインロッカーに預けて会場へ。
7:30頃会場入り。体操+軽くジョグ。手荷物を預けてから8:15くらいにトイレに並ぶが、結果8:40くらいまで並ぶこととなり、整列時間の8:45ギリギリ。会場入りが早すぎると思ったが、結果ちょうどいいくらいだった。

気象条件

4℃、晴れ、風はそこまで強くなかった(いわゆる「言い訳できない」やつ)

レース前半

スタート〜5km Aブロック後方スタートで、スタート地点までのロスは20秒程度。スタート地点できゃっするひとみーさんにエールをいただいた(練習会のユニフォームのおかげ)。混雑もあり最初は4'30"くらいで入ることに。サブスリーのペーサーは後方だったのだが、意外と早く抜かれ(2km地点くらいか)、しかもそのペーサーがかなり速く感じた。(見えるところにいれば十分か)と思ってはいたが、そう自分を制することもできず、結局10mほど後方を走ることに。
5〜10km ラップはここが最速(20'54")。登り坂のせいもあってか、想定よりも息が上がる感じがあった。8kmでジェルを1つ摂取。
10〜15km 流れるように、とは感じなかったが、ジョグ以上ペース走未満くらいの体感。
15〜20km ジェル2個目を16kmで摂取。17kmの折り返し地点の手前に気球がありそこから応援してくれるのは力をもらえたのだが、田園地帯というのもあり1km以上手前から「視力検査で見るあの気球」のごとく抜群の存在感で見えており(あんなところまで登っていくのか)とやや気分が滅入ってしまったのも事実。17kmで折り返し、ペーサーからやや離れる。この時点では計画的にペースを落としたつもりだったが、振り返ればたぶんペースを落とすのが遅かった。
20〜25km ハーフ地点で1:29'14"(貯金45秒)だが、大臀筋とハムストリング外側のあたりが重くなってきた。下り坂でなんとかサブスリーペースを保っている状況。ペーサーはもう見えない。
25〜30km 食道に不快感が生じ始め、あわてて3つ目のジェルを摂取。体感では明らかにサブスリーペースより遅いのだが、実際のラップタイムは21'38"で、下り坂補正で5秒遅れに留まっていた。30km通過(2:07'29")で貯金ゼロに。現実感としてサブスリーは諦めるも、一縷の望みに賭けようと思った。
30〜42.195km 30km過ぎでレジェンド弓削田眞理子さんに抜かされ、なんとか付いて行くのを次の目標に据えた。32kmまで付いて行くも、折り返して登りに変わったところで左ハム外側が攣り万事休す。5'00"/kmペースが精一杯。そのままゴールまで辛抱の10kmだった。
Finish 3'07"05"

振り返って、何が敗因だったか

練習

距離走不足だったと思う。つくば前は4週前に水戸黄門、2週前に3時間リレーマラソン(個人の部)を40キロ超の距離走として入れたが、今回は3週前の30キロレースのみ。年末正月もゆるペース25km走のみだった。

準備

前日の疲れの影響があった可能性を排除できない。つくば前日は9キロジョグしてたので大丈夫かと思ったが、新幹線移動+姫路城登った+8キロジョグを全部合わせると地味に体力を使ってたのかも…朝起きたときも100%フレッシュではなかった気がする。

レース展開

ペーサーについて行きすぎた。17キロまでの登り基調でも3時間のペーサーに付いていったが、体感かなりきつかった。「ジョグ以上ペース走未満くらいの体感」の時点で、サブスリーを一旦頭から追い出して5〜10秒くらい落としてもよかった。序盤は「ジョグの体感」であるべきだった。

体重

ベスト体重より2kgほど重かったが、その影響も少なくなかったと思う。1kgで3分と俗に言われるし…

おわりに

次のレースでこれらの点をクリアしていって、いい結果が出たらこの分析が当たっていたということになります。今回はたしかに残念な結果でしたが、教訓として今後のレースに活かせるところを見出せたのであれば、成功レースに匹敵する価値はあるでしょう。

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