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現代人中年、脂滅の決意(7章:リミットブレイク)

第七章:リミットブレイク

前述しましたがダイエット記事に良く見る「無理せず継続する」について。
これに真っ向から反論ぶちかましたいと思います。
そもそもですが、筋トレやダイエットで体型を変えると言う事は自身の生き物としてのフォームを変えるということです。(フォームチェンジ、カッコイイ)

・きつい環境におかれた為、その環境に適応すべく人の身体は変化するのです、きつい事をせず変化を期待するのは都合が良すぎます。
・人間は極めて打算的な生き物です、「成果が出るかわからない事」を継続するのに相当以上の精神力を要します。成果見えないとほとんどの人が心折れます。

上記2点を踏まえてダイエットをサクセスさせる為に必要なポイントとして
・とりあえず1ヶ月無心で継続する
・ただしその期間で何がしかの成果は絶対出すべく多少の無理はする

この「無理」のハードルって人それぞれ全然違うんですよね当然ながら。
私は間違いなくやりすぎでした、けれどそれでそこそこ短期間で成果が出た為に「もっと頑張ろう」と思えたわけです。
あの期間をのんびり無理なく続けていたら成果出なくてもうやめてました間違い無く。
なので筋トレは少なくともやってる最中に「めっちゃきつい!」と思える程、且つ後日ちゃんと筋肉痛になるレベルのメニューを組む、筋肉痛が来なかったらメニューの見直しを随時行う。
ちなみに筋肉痛って真っ先に体感として得られる「成果」です、筋細胞がダメージを受けて超回復を行なっている痛みですから。
きっとアナタもすぐその痛みの尊さに気づき、筋肉痛のきている部分をさすって愛おしそうな顔をするヤバい人になると思います。

だが何したらいいかわからん!という方は、とりあえず腕立て3セット、スクワット3セット、ヒップアッププランク3セットをオススメします。
1セットを何回かにするかは人それぞれですが、いずれも後半回数に差し掛かったら腕がぷるぷるしだすくらいにきつい回数にしましょう。
人の身体で筋肉量の多い部位は胸筋と太ももです、腕立てとスクワットで両方の筋肉量を増やします。
筋肉は燃費の悪い細胞です、筋肉は自分を維持させる為に身体に摂取したエネルギーを大量に必要とします、これがよくいう「筋肉をつける事で太りにくい身体を作る」という理屈です。
ここでお伝えしておきますが「痩せたいだけだし筋肉いらんから食事制限だけで良い」と思ってるアナタ、そうそこのアナタ。
甘いですね、メリハリのない体型のまま食事制限のみで痩せても「メリハリのない体型のまま細くなる」だけです。

無いんですよ、理想とする芸能人やモデルさんの様な体型になる近道なんてものは。
やるしかないんです、惨めでも悔しくても、ただコツコツと、己ができる事を、成せると信じてやるしかないんです託されたのならば、伊之助も泣きながらそう言っていたでしょう?
無理なく痩せる方法を模索し続けて成果を得た人を私は見たことがないです。