最近のカフェオレタイムに

わたしは、とてもゆっくりとした人間です。
（グーグル翻訳のよう）

どのくらいゆっくりかというと
・しゃべり方が前代のドラえもん、スピード遅めバージョン。
・動物占いでカピバラに認定（なんか、水辺でぼーっとしてそう笑）
・説明されてから理解するまでの時間が長い。
・疑問点はその時ではなく、必ず数十分後に浮かんでくる。
こんな感じで、のんびりした速度がデフォルトの人間。

だけど仕事や時の流れは爆速でかけめぐり
瞬きをする瞬間に終わる毎日。終わる１か月。終わる１年。
ちょっとは待ってくれえ～　と息を切らしてばかり。

人生ってなんだろう、忙しさに消費されていくものなのか。

そんな中でコロナの世の中になって、在宅勤務になり
ふと、周りを見ると
時の流れが、おだやかで、ゆったりしていることに気づく。

仕事に集中する時間は、相変わらず爆速の世界だけど
ときどき、カフェオレを入れてソファーに座って一服する。

頭を空っぽにしてゆっくり息を吸う。
どこからか聞こえる子供の元気な声、カラスの間の抜けた声、
雨でも降るのか、強気な風の音、あるいは夏日のような太陽の光、、
この空間と時間だけで、身体がリセットされたように軽くなる。
地球はわたしなんて気にもせず、変わらず回ってるんだなあ～。
と壮大な気持ちにもなる。笑

上司からよい評価をもらっても受け止めようとせず
どうしてできないんだろうという言葉ばかり自分に投げつけて、
ぐるぐる同じことで悩んで、毎日もがいてたあの頃。
自分で自分を苦しめていたなあ。

好きだったTVも、番組も、アニメも、
見てる時間がもったいなく感じて見ようとしなかった。
暇があれば仕事のことに費やしたかった。
ごはんだって、すばやく食べられるコンビニのものばかり。
ただ集中して仕事に臨む、心のないマシンみたいだったなあ。

自分の心が、健康や、お仕事、幸せな気持ちへの
エネルギーになるはずだから
大切なひとを大切にするように、自分のことを大切にしないといけない。

カフェオレのほろ苦いコーヒーの味と、
牛乳のやさしい舌ざわりにまどろみながら
そんなふうに、誓ったような誓わなかったような今日このごろ。