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【エッセイ】日々是好日

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ふと思ったこと。
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#note毎日更新

今後のnoteはこう書きます。

今までは書きたいことを好きなように書いていましたが、今後は ・京都 ・発達障害 ・写真 この三本柱を中心に記事を書きます。 京都 京都は旅先の定番である一方、定番ゆえに「お腹いっぱい」な人もいるのではないでしょうか。 そこで、ガイドブックには載っていないような逸話・歴史・地名にちなんだ裏話を、自身の体験も交えて紹介します。 それを知っているとさらに楽しくなるような、"締め"のメリハリのような… 「お腹いっぱいだけどデザートは別腹」な存在のエッセイを書きたい

今後のnote、どうしよか。

さて、一年を経てキリが良いので、今後のnoteの書き方について考えてみます。 * 「自分の考えを出力したい」 そんな意図で始めたのがnoteでした。自分の考えを誰かに聞いてもらう・もらわないは二の次三の次。そもそも出力ができなければ、聞いてもらうことは叶わないのですから。 だからとにかく出力、出力。そこだけに重点を置いた一年でした。 結果、出力に対する恐怖心がほんの少し薄れました。今までは、それが怖かったんです。出力下手のせいで黙りこくってしまったり、誤解を受けたり相手を

【発達障害】自分で自分を観察してわかったこと

昨年5月に発達障害の診断を受けて以降、特性を知るために自分で自分を観察するようにしました。 そして観察を初めて10ヶ月。その結果、多くのことに気が付きました。以下、それを箇条書きにしたものです。 * ・置き場所、座る場所に定位置がある。 ・定位置が狂うと手が止まる。 ・興味の有無、好き嫌いが超ハッキリ。 ・やり方や予定を変更されるとパニック、癇癪、フリーズを起こす。 ・暑さ、寒さ、心身のストレスや痛みに鈍感。 ・色々な音、物がある場所(例:スーパー)が極度に苦手

【発達障害】「どう?」ってなに?

「気分はどう?」 ついさきほど母からそう聞かれたのですが、答えられませんでした。 なぜなら、質問が漠然としていて意図がわからなかったからです。体調の良し悪しを聞かれているのか、精神面のことを聞かれているのか、それともまた別のことを聞かれているのか。わたしにはわかりませんでした。 * わたしは日本人です。 生まれも育ちも日本。母国語ももちろん日本語です。にも関わらず、相手が話している日本語が理解できない、なんてことが多々あります。 以前、こんなことがありました

noteを1年間書き続けてわかったこと。

先週の土曜日に、毎日更新1周年を迎えました。 365日毎日書き続けたことで、3つのことに気がつきました。今回はそれについて述べようと思います。 **** 1. 書くのも苦手「毎日書こう!」と思ったくらいだから、書くことは得意なんだろう。 そんなふうに思っていましたが、とんでもない。得意どころか苦手でした。 ①自分が何を言いたいのか、自分でもわからない ②考えていることを言語化できない この2つが「苦手」の原因です。 以前も書きましたが、わたしは話すことが

「今年の今川は桶狭間勝てる」 『麒麟がくる 八話』の録画を観た感想です。麒麟がくるの今川義元、めっちゃ強そうでドキドキします。 そしてこちらは、わたしが推しているゆるキャラ、今川さん。桶狭間で負けちゃったから泣いてます。 今年は勝てそうだから泣かないで…!笑

【発達障害】二次障害はあるけれど

突然の涙。 なぜ、自分が泣いているのかわかりません。朝ごはんを食べていただけなのに、どんどん涙がこぼれてきます。 すると今度は、過呼吸が始まりました。呼吸がうまくできません。手足はしびれ、頭もぼんやりします。お箸を持つのも大変になりました。 困ったなぁ、こんなんじゃ朝ごはん、食べられないよ。 過呼吸が治まると、何を思ったのかおもむろに席を立ち、洗濯機横にあるケースから雑巾を1枚取り出して、わたしは鏡をふき始めました。なぜこんなことを始めたのか、自分でもわかりません。 鏡

母が借りてきてくれました。 何で私の好みをピンポイントで知ってるの?と思ったのですが、私がそれしか話さないからだ。京都か応仁の乱か戦国時代の話しかしないもん。最近はそれに『麒麟がくる』が加わったくらいで。 そう言えば、自分が興味ある話題以外のことは、ほとんど話さないかも…?

【発達障害】努力の方向

「努力の方向を間違いさえしなければ、なりたいものになれる」 今期の朝ドラに出てきたセリフだ。そしてこのセリフは、わたしの胸に深く深く突き刺さっている。 * 昨年発達障害の診断を受けたとき、わたしは安堵で涙を流した。 どれだけ一生懸命やっても出来ないことがたくさんあった。周囲はごく当たり前のように出来ているのに、わたしには出来ない。努力が足りない、やる気がない、駄目人間、ワガママ、出来損ない。自分で自分を責め続けた。 でも、違った。生まれつき持った脳の機能障害が

思い出は、夏。

私は夏が好きだ。 ****** 子供の頃の夏は、とても忙しかった。 川に行っては岩場から何度も飛び込み、市営プールも毎日のように通った。 飽きるまで泳ぎ、帰りの車中でチョコ味のカロリーメイトを食べ、泥のように眠る。これが私の形式美。 夏と言えばかき氷。かき氷は祖母の家で食べるのが定番だった。祖母の家に行くとシンク上の収納棚から家庭用かき氷機が取り出され、食卓の真ん中にドンと置かれた。真打ち登場だ。 氷の削れ具合は粗め。粗く削れた真っ白な氷に、スーパーで買った安く

朝の目覚めにヨーグルト

「ヨーグルト」 声に出してみて、ああなるほど、と気が付いた。「ヨーグルト」の音は柔らかくて穏やかだ。 私は、「ヨーグルト」の響きが好きだ。 * 我が家は毎朝、ヨーグルトを食べる。ヨーグルトは自家製だから、食感が硬い日もあれば柔らかい日もある。この気まぐれ品質のおかげで、朝食はいつも賑やかだ。 「今日のヨーグルトはどう?ちょっと硬いかな」 「私は好み」 「僕はもうちょっと柔らかい方が好きかも。でも美味しい」 「ヨーグルト」の音と家族の団欒が、朝の食卓に優しく響く

イヤホン、装着ー!

イヤホンを着けたら快適にお買物が出来たよ、という話。 ****** 外に出ると、とにかく音が多い。 特にスーパー。お店に入った途端、人の話し声やレジの音、空調音や冷蔵庫のモーター音、カートを引く音やBGM、販促用CDから流れる「いらっしゃいませー!」。 私の耳が良過ぎるのか何なのか分からないけど、あちこちで鳴っているはずの音が、まるで耳元で鳴っているかのように聞こえてくる。色々な種類の音が混ざり洪水となって、ぐわっと一気に押し寄せてくるのだ。 私はその感覚がとても苦手

「えっ、それ普通なんじゃないの!?」

となった話。 ++++++ 昨日初めて知ったのですが、私の周りの人達はみんな 頭の中で常に複数のことを同時に考えていないし、音楽も音も鳴っていない そうです。 私の頭の中はとても賑やか。 ゆかりA・ゆかりB・ゆかりCが好き勝手色んなことを喋ったり、あるいは鼻歌を歌ったり、音楽が流れたりもしています。 私が「もー!静かにしてよ!」といくら言っても、静かにしてくれない。365日24時間、いつもそう。年中無休。 ちなみにこれ、私の意思とは無関係。 ...と、これが