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実家のお片付け

両親が他界して、兄妹3人で話し合った結果、私が実家を相続することになりました。
そんなわけで最近は毎週のように実家に通っては、家の中の片付けをしています。

実家には生活用品以外に書籍や画材、工具類など父の趣味の品々がてんこ盛りで、更に父が営んでいた印刷業を閉めた後、自宅に運び入れた大量の紙類やキャビネットなど家具類も自宅を占有しています。
実家はまさに「父の、父による、父のための」箱で、その中で母のものなんて、本当に僅かしかないように思えます。

父の本。
まだ氷山の一角なのでぞっとします。。

先日まで紙類を束ねていましたが、ある程度区切りがついたので昨日は一階の部屋にあった衣服類の仕訳作業をしました。
娘と一緒だったのでわいわい楽しく作業を進めることが出来たのですが、自宅に戻ってから何故か猛烈な疲労感に襲われてしまいました。
作業そのものはさほど身体を使うものではないのに、何でこんなに疲れるんだろう。。
最初はひとつひとつ物を選別する作業に疲れたのかと思いましたが、そうではなくて単純に「物がいっぱい溢れている」状態に疲れたのだと、今このnoteを書きながら気付きました。

うちの近所でもそうですが、最近ちり紙交換のトラックを見かけることがありません。
もしも実家作業中にちり紙交換のトラックが回ってきたら、家の中から大量の紙ゴミや衣服を出すことが出来るのに、それが出来ずに家の中に不要物が滞留しています。
その状態が著しくストレスなのだと思います。

旦那に車を出してもらって、ゴミ処理センターに運べばいいのですが、ずるずると先延ばしにしているうちに捨てる物が増え続けてしまい、一度では自家用車で運べないレベルになってしまいました。
何往復もする手間を考えると、市の有料回収にお願いする方が気分的には楽な気がしてきました。

お金を惜しむ気持ちもあって、来月中頃の地域の古紙回収を待つつもりでいましたが、数千円払っても今実家から物を出してしまう方が、自分の気持ち的にはずっと良いような気がしてきました。

うん。そうしよう!
昨日までまとめたものは、とりあえず全部出す!

ちなみに今回のnoteは、死の直前まで自分の好きな物を増やし続けた父のことを、肯定的に書くつもりをしていたのですが、書いてるうちにどんどん違う方向に流れてしまいましたσ(^_^;)

だからと言って、物を増やし続けた父に否定的になったわけではないので、またいずれ落ち着いたら書こうかなと思います。

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