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スケッチ

住宅が密集した阪急桂駅近辺をちょっと抜けると、広大な田園地帯が広がっています。そこから見える愛宕山が好きで、時々ふらっとやってくることがあります。

おとんが60代の頃だったと思いますが、愛宕山に登ったおとんは、自分の父親や祖父(つまり私から見た祖父と曽祖父)が愛宕神社に奉納した"何か"を発見してきました。人の話をぼんやりとしか聞いてなかった私は、それが何なのかよく覚えていないのですが、家族の無明息災を祈願したものだったのでしょう。普段信仰心皆無のおとんがすごく感慨深そうでした。(なのにおとんの話をスルーするわたし。。。)

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ふらふら歩いてると、山に行かずともそこここで素晴らしい紅葉が見られます。もしかすると、おとんならスケッチでもしてたかもしれません。

私の兄や妹はおとんの血を色濃く受け継いでるのか、いわゆる絵心のある人たちで、中学の美術の先生からは「あんたのお兄さんは天才やで。」なんて言われたことがあったり、妹も絵画で何か賞状をもらっていたと思います。実生活ではふたりとも美術関係とかけ離れた仕事をしてるのですが、日常のほんのちょっとした所でセンスが垣間見れます。

例えば焼き餃子を皿に盛りつけたときとか。。。

いや冗談じゃなくて、センスってほんまにちょっとした所で滲み出てくるんですよ!

かたや私は絵心皆無で、餃子の盛り付けも残念なのですが、ふらふら歩いてる時、ふと「私もスケッチでもしてみようかな。。。」なんて魔がさしてきました。

でも現実には私にとって絵を描くことはかなりハードルが高いです。スケッチのコツでもわかればと思いネットを調べてみるのですが、書いてることが難しすぎてあきまへん。。。

そんな時、noteで「下田スケッチ」さんの本が無料公開されているのを発見!ただ、note内では細部がちょっと見にくくて、結局本を購入しました。

さらっとしたタッチの絵がとても好きです。ゆっくり読ませてもらおうと思うのですが、今日試しにひとつ身の回りのものをスケッチしてみて、早くも挫折の予感が。。。もちろん、ここで公開出来るようなものではありませぬ。。。

多分絵を描くことって、そんなに構えることじゃないとは思うんですけどね。。。

まぁ、ゆるっと続けてみようかな〜と思います。



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