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大井町【金門飯店】にある「ナスラーメン」が絶品!手が止まらなくなる

東京の大井町駅周辺は、大型複合施設やアーケード通りに飲食店が建ち並び、買い物から食事をする場所に優れたエリア。狭い路地には、さまざまな趣向を凝らした飲み屋も栄えていて、歩くだけでも楽しい街だ。

そんなお食事処とも言える大井町には、1968年から続く中華料理屋「金門飯店」がある。醬油ベースのとろみの付いたスープと良く絡む「ナスラーメン」は、芸能人も秘かに通うほどの美味しさ。今回は歴史ある「金門飯店」を紹介!

可愛らしいナスのロゴと金色の外装が特徴のお店


金門飯店は、大井町駅西口より大井三ッ又商店街の方へ進み。少し坂を上ったところにある。お店は、金色を基調とした外壁で一際目を引く、わかりやすいお店。窓にプリントされたナスのロゴが柔らかな印象を与えてくれる。



店内はこぢんまりとしていて、カウンター席はなく。テーブル席が5~6個ある。店の奥が厨房になっており、ジュジューと何かを炒める心地良い音が聞こえてくる。

これぞ!町中華屋メニュー


メニューのラインナップは、名物のナスラーメンを始め、チャーハンや丼物も揃っている。リーズナブルな価格で大盛やセットにもできるのが嬉しい!

金門飯店の名物「ナスラーメン」


芳醇で香ばしい醬油の匂いが食欲をそそる。麺が見えないくらい、ナスがたっぷりと入っているぞ。食べ応えは十分にあるナスラーメンだ。

もともとナスラーメンは、常連客の思い付きがきっかけで作られたメニューなのだとか。一つの思い付きが、長く愛される名物ラーメンを生み出すとは感慨深いものがある。


しゃきしゃきとした食感を残した歯応えのあるナス。しっかりと味を吸収して、ピリッとした辛さで味付けされている。固めの食感の中にも柔らかな部分があり、絶妙な歯応えがたまらない。



醬油ベースでとろみが付いたスープ。一口飲めば、じんわりと芳醇な醬油の甘味と香りが広がっていく。口当たりの良いまろやかな飲み心地が、中毒性になるスープだった。これは手が止まらなくなるぞ。



スープと良く絡む中太麺。もちっとした食感で、歯切れ良くすすれるぞ。つるっとした喉ごしで食べ進めてしまう麺だ。



具材は卵とグリンピースのシンプルさ。決して派手さがない素朴な見た目だが、侮るなかれ。パラパラとした仕上がりで、絶妙な塩加減だ。十分にチャーハンが持つポテンシャルを感じさせる。

コク深い味噌が特徴的な「ジャジャメン」


ドロドロしたとろみが特徴なジャジャメン。独特な香辛料の匂いが鼻をつき、食欲をかき立てる。味の想像ができない未知のラーメンに期待が高まってくるな。



大きめにカットされた野菜やナルトがゴロゴロ入っているタイプだ。クタクタになった白菜が、噛むたびにじんわりと味噌の旨味を届けてくれる。



味噌のコク深い味わいが言葉にならない。飲めば飲むほど、味噌の奥ゆかしいコクにのめり込んでいく。あとから辛みがやってくるが、野菜の旨味が溶け出していてためか。マイルドな辛さになっている。見た目ほど濃くなくて、飲みやすいスープだった。



弾力のある中太麺で、つるっとした食感で無心になってすすってしまう。スープの旨味をあますことなく受け止めている。



焼き目が付いた皮が印象的な餃子。皮は弾力があり、少し焦げ目がつく程度にパリパリに焼き上げられている。そして、中からは芳醇で香ばしい餡と共に肉汁が飛び出す。口の中が一気に充実した味わいで満たされていく。

食後の感想

誇張表現でもなく、家の近所にあれば週一で通いたくなる中華屋だった。ナスラーメンは、ナスの旨味と食感を最大限に高めて、上手く醬油スープとマッチしている。一口飲んだら最後。その味わい深いスープのとりこになること間違いなし!

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