リコール対応でディーラーに行って気がついたこと
我が愛車、ハスラーのエンジン部分がリコール対象になりました。通知の手紙に、交換をしに行く時は事前に連絡してくれと書かれていました。作業予約の関係だとは思いますが、電話をする事に気後れしやすい私としては、なかなか腰の重い話でした。でも、交換してもらわないといけないので、意を決してお店に電話します。
電話してみると、作業予約が結構入ってるとのことで、日程調整が必要になりました。こちらが子連れである事を伝えると、午前中で一番早い日にちで入れてもらえることに。もしかしたら、ウダウダ悩んでないで早く電話していたら、違ってかもしれませんね。
さて、交換作業当日にお店に行ってみると、ファミリー向けの席をあてがってくれました。また、赤ちゃんでも飲める麦茶や、音の鳴るオモチャを貸してくれたりと、嬉しい対応。授乳室もあるとのことなので、流石だなぁと感心しました。
子どもに優しい取り組みと言えば、富士宮市には「ベビ・ステ」というものがあります。母力向上委員会というNPO団体がやっている取り組みで、協力しているお店に立ち寄ると、サービスを受けられるものです。
富士宮に引っ越してきて、始めてベビ・ステののぼりを見た時に、ちょっとした衝撃を受けました。「街全体で育児に取り組んでるんだなぁ」
実家にいた時は、そういった取り組みを気にしたことがなかったので、知らなかっただけだとは思いますが、異業種のお店が一緒になって取り組んでいる姿を見ると、何だか嬉しくなりますよね。
それは、人も同じでした。
息子を連れて買い物に行くと、店員さんや、同じ買い物客から「かわいいね」「よく寝てるね」と声をかけられます。そこまでいかなくても、遠目から息子をあやしてくれるおじいさんもいました。
息子が低月齢だからなのかもしれません。でも、ちょっと声をかければネガティブに受け取られがちなこのご時世に、素敵なことではないでしょうか。
子どもが生まれてから、今まで気がつくことすら出来なかったこと、知らずにいたことに触れるようになりました。今は人の優しさを受け取るだけで精一杯ですが、いつかそれを自然に差し出せるようになりたいものです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?