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【第五人格】『結局は「69」なんだよ…!』という事について



あ、どうも✋
東京の緊急事態宣言が解除されたら
ジョニーズで焼肉行く約束しているのが
楽しみ過ぎて寝れない
ジョニーズHDのてっくんです😏







嘘です!!!!!!!!!!!!!


焼肉は楽しみだけど毎日しっかり最低7時間は睡眠を取っています!



さて、今日のレッスンは他者から心無い言葉で傷つけられた時の対処法についてです。



僕はよくジョニ部(ジョニーズHDを応援してくれている方達)から

「社長はポジティブですね!!!」と言われます。


そんな僕も実は第五人格のチャットやYouTubeのコメント欄で嫌な事を言われてたりして夜一人で泣いてます…




嘘です!!!!!!!!!😏


さあ、それではそんな時にジョニーズHDのてっくんは悪意に対しどう向き合っているか?
どうやって心の平静を保っているかを語りたいと思います。


ちなみに僕がnoteを始めたのはYouTubeの動画やツイートでは出さない自分の考え方や想い、趣味嗜好もどんどん出していきたいというのがあったので、今回はそこら辺も絡めていきたいと思います。



…さて、本題。


皆さんは自分の考え方やスタンスに影響を与えた物ってありますか?


例えば「映画」「小説」「歌」「漫画」「ゲーム」「スポーツ選手」「先生」「友人」「上司」等、作品や人物に触れて感化された経験です。


人によっては「自分は◯◯に影響を受けた」とかを素直に話す事自体、恥ずかしいとか格好悪いと思う人も多いですが、

試しにこのnoteを書いている時に嫁の7号機にこの質問をしてみたら…

とある小説について10分ぐらいメチャクチャ語り始めて、ちょっと面倒くさかっ…


いや、流石だなと思いました😏



そして僕は…


高校1年生の頃に読んだ「村上龍」の小説

「69 sixty nine」

という一冊の本が、今振り返れば自分に影響を与えた本でした。



この本との出会いですが、僕には5才上の兄が居て僕が中〜高校生ぐらいの時は兄が留守の間に勝手に部屋に入って面白そうな小説や漫画、映画やCDを部屋から持ち出して見てました。

兄弟が居る人は分かるかもしれませんが、好きなカルチャーって兄弟の影響を受けやすいですよね😏

ある日いつものように兄の部屋を物色していると、本棚に気になるタイトルの小説が…



「69 sixty nine」



当時、思春期真っ只中の僕はタイトルを見て最初は

「え?なんかやらしい本かな?」

と思い、好奇心が掻き立てられ本棚からその一冊を手に取りました。


本のあらすじを見ると小説の舞台は1969年。
内容としては作者「村上龍」の高校時代の自伝的小説でした。


まず設定が1969年でタイトルが

「69」

とか「センス良いタイトルだな〜」と感じ、そこから最初の数ページを読んで…


「あれ?この小説…なんか凄く面白そう…」

と、ワクワクしたのは今でも覚えています。


時代設定が自分が産まれる前の古い時代なので、小説の中によく出てくるバンドの話や曲の話もほとんど分かりませんでしたが、読んでいく内にどんどんとその文章力&面白さに引き込まれてその日の内に読み終わりました。

細かい内容は「69」をこれから読む人がいるかもしれないので話しませんが…



「69 sixty nine」は僕が今まで読んだ小説の中で断トツで

「1番笑った」小説です。

もう電車の中で読んでて、声出して「ブフォww」って笑うぐらいに。
そして落ち込んでいる時に読むと凄く元気になれる一冊でした。


この本を読んだ後に読書にハマった僕は、バイト代で文庫本サイズの小説をブックオフで10冊位買って読み終わったらそれをまた二束三文で売って新しい本を買いに行くという生活をしていました。

ちなみにその時に当時出ていた村上龍の小説も全部読みましたが「69」は村上龍の書いた本の中でも完全に異質な作品でした。

この作品自体はコミカルな青春小説ですが他の作品はドラッグやSMとかを生々しく描く、そういう題材がメインの本が多かったですからね。


作者本人も「69」について


「これは楽しい小説である。こんなに楽しい小説を書くことはこの先もうないだろうと思いながら書いた。」

と、あとがきで書いているぐらいです。



ちなみに、

脚本:宮藤官九郎
主演:妻夫木聡

で映画化されましたが、これは映画じゃなく小説で読んだ方が面白いです。

無名時代の星野源も出ていますが、まさかあんな事をする奴がガッキーと結婚するとは思いませんでした😏


…さて、人生は色々なタイプの人間と出会います。

その中には本当に嫌な人間、根本的に合わない人、ムカつく人も必ず出て来ます。

そんな人が運悪く部活の先輩や学校の先生、社会人なら会社の上司になったら最悪ですよね。
人間関係が原因で病んでしまう人も沢山いますし。



僕は昔から言いたい事はハッキリと言うタイプなので、学生の頃からバチバチにぶつかってケンカになる時もあれば、遠回しに避けられたりもしました。

社会に出てからは会社で上司とウマが合わず嫌味を言わるのを我慢したり、逆に会社から仕事で評価された事を、社内の人間に嫉妬された事もありました。

そのように自分に対して「敵意」を向けてくる人間と対峙した時に、いつも思い出すのがこの「69」の中に出てくる一文です。








「一生、オレの楽しい笑い声を聞かせてやる」








これです。


この一文が「69」を読んだ高校生の時から変わらず、自分の中の心の根底にあるものです。


以下が小説の中でこのセリフが出てきたシーンの一部抜粋です。


『話すことで僕はスターとなった。1つ学んだ。

暗く反省しても誰もついて来ない。
誰も判断なんか出来ないのだ。

こんな高校にバリケード封鎖を思想的に判断出来る者はいない。

だから楽しんでいる奴が勝ちなのだ。

退学にビビっていても元気に笑いながらバリ封がいかに楽しかったかと話してやれば一般生徒は安心する。

本当は誰だってやりたいのだ。

だがそれも半数である。
残りは敵意を増幅させたはずだ。
僕が泣きながら許しを乞えばいいと思っている奴らだ。

そいつらの憎悪のこもった視線を感じながら僕は喋り続けた。


たとえ退学になっても…

と、心の中でそいつらに向かってつぶやいた。

たとえ退学になってもオレはお前らにだけは負けないぞ。

一生オレの楽しい笑い声を聞かせてやる。』



第五人格でジョニーズというチームで動画投稿をやっていて、心無いコメントとかランダムマッチでたまたまやらかした失敗に対する批判なんかも書き込まれたりします。


そんなヤツらに対して僕はこの精神でいます。


暴言吐かれたら、



「お前には俺達ジョニーズ4人がゲームをして楽しんでいる笑い声を一生聞かせてやる!」

と思うようにしています。


そうするとスッと冷静になれるんですよね😏
これがチャットやコメントで他者からストレスを掛けられた時の自分なりの対処法ですね。


ちなみに小説のあとがきで村上龍が

「楽しんで生きないのは罪な事だ、楽しく生きるためにはエネルギーがいる。戦いである。わたしはその戦いを今も続けている。」

と書いているんですが、まさにその通りだと思います。


この本は高校生という多感で自分のスタンスや考え方が形成されていない時期に読んだから影響を受けたし、逆に自分が高校1年生という時にこの本に出会えて良かったなと思います。
頭を空っぽにして読むだけでも本当に楽しい小説ですし。

また、「楽しんで生きなさい」という自己啓発的なメッセージもある本です。


ちなみにこのnoteを書いた後に久々に「69」読みたいなと思って家の本棚見たんですけど…


僕のバイブル「69」は何故か見つかりませんでした😏

まあそんなもんですよねwww





「一生、俺の楽しい笑い声を聞かせてやる」



この言葉を胸に、ゲームも人生も「楽しむ」為に戦いたいですね😏

それではまた!


ジョニーーーーーーーーーーーズ!!!!!



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