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「nature-fix」自然ってすごい②

こんにちは。今日もお仕事お疲れ様でした。前回の「nature-fix」自然ってすごいでは、ストレスホルモンの「コルチゾール」のお話でした。第二話では集中力ホルモンの「ドーパミン」についてお伝えしようと思っています。「ドーパミン」??どんな印象をお持ちでしょうか。よく、パーキンソン病の原因になったり、意欲や集中力に関する話題で取り上げられます。都市化が進んだ現在、木々や花を見る時間が極端に減っている方もいるのではないでしょうか。

スマートフォン、パソコン、タブレットなど一日の中で画面をみていない時間の方が少ないのかもしれません。
現代社会では、人類の歴史が始まって2003年までの分量に相当する情報が、
わずか、二日で生み出されています。縄文人なら一生かかっても手に入れることのできない情報が次々に生み出されています。私たち現代人は、様々な画面を通して、情報に常に浸っている状態です。


ドーパミンを出す脳(実際に分泌をするのは中脳)は1分間に4万〜5万回思考をしています。
私たちは、パソコンやスマートフォンから続々と送り出される情報の波に押しつぶされそうになっています。
このような状況では、
集中力が低下することも起きて当然かもしれません。
情報の波に打ち勝っていくためには、
何らかの対策が必要です。
それには、お薬を飲んだり診察をすることではなく、生活習慣を見直し、適度な運動を日常生活の中に入れていくことです。


ドーパミンの分泌活動を高め、集中力を高める脳機能に関連した多くの科学的研究では、
「精神を集中させるためのギア」はサプリメントや脳トレでもなく、
適度な身体運動だと言っています。
適度な運動とは
・ウォーキングよりも軽いジョギングが良い ・ストレッチ(屋外) ・サイクリング 

運動の頻度:週に2〜3回時間は30分〜40分(無理のない範囲で)

上記をしながら、花壇や道端に咲いている花に目を向けたり、空を見たり、太陽の光を浴びたりすることでドーパミンの分泌量は増加すると言われています。
適度な運動によって得られる効果
・ストレスホルモン「コルチゾール」の減少
・ドーパミン分泌による集中力の向上
などいい効果があります。
あまり高負荷よりも運動はおすすめできませんが、
まずは、自然を観察しながらウォーキング、軽いジョギング、サイクリングやストレッチから体を動かしてみましょう!!