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手刻みの“魔法”


私たち橋本工務店(静岡県浜松市)は、手で描き、手で刻み、手で仕上げる「手しごと」にこだわっています。
全棟を社員大工がひとつひとつ丁寧に加工した手刻みの木材によってつくります。お客様の想いや家づくりへの夢を叶えるため、手しごとでなければ作り出せないより良い家づくりをご提案いたします。

株式会社橋本工務店 hashikou.jp

手刻みだからこそ生まれる信頼感


大工が自ら墨付けをして、手で刻んだ木材(柱・梁)で建てる家。個性の違う無垢の木の特性を見極め、手しごとで綿密に加工します。1本1本カケヤで叩いて組み合わせていくため、機械で大量生産するプレカット材で組み上げるよりも耐久性の高い住まいを可能にします。
しかし何百パーツとある手刻みの木材を完璧に組み上げることは経験を積んだベテランの大工にとっても決して簡単なことではありません。上棟までの間には現場に特別な緊張感が漂います。施主様には、そうした私たちの手しごとを“体感”していただき、気持ちを重ねることでより良い家づくりを実現いたします。
そうやって生まれる信頼こそが、家づくりにとって最も大切なもので、私たちはそれなくして良い家をつくることはできません。手刻みの木材による上棟までの雰囲気が施主様に“魔法”をかけると確信しています。


手仕事を受け継ぐ

建築家の伊礼智さんに学ぶ住宅デザイン学校に2年間通い、伊礼さんから教わった住宅の設計・デザインの基本(本質)を実践しています。外構・植栽の重要性や内(室内)と外(庭・外部空間)がゆるやかにつながる空間の心地よさなど、デザインに強いこだわりをもってものづくりをしています。

住宅デザイン学校で見せてもらった手描きの平面図に強く惹かれ、施主様に対するファーストプレゼンでは自分が手描きしたプランを必ず見せるようにしています。『手で仕事を進めていきます』ということをお客様に宣言するようでもあり、私たちはここでも「手しごと」にこだわりを持っています。

大工の目で見極めた木材


レベルの高い工務店がひしめく静岡県浜松市で、互いに切磋琢磨し、刺激し合いながら良い住宅を追求しています。 手刻みという伝統技法やデザインだけではなく、素材や性能 (構造や温熱環境) についても高いレベルを目指しています。木材は天然乾燥した地域産の「天竜杉」を全面的に活用。地元の気候で育ち、浜松市の環境に適したに材質を使っています。木材の品質を重視し、化粧材は必ず製材所に足を運び、「大工の目」で見極めて選びます。家具も、可能な範囲で大工が造作します。手しごと (技術) が生かされ、その手しごとの美しさや魅力が宿る空間づくりを目指します。

自然のエネルギーを有効活用した性能


私たち手掛ける住宅は全棟長期優良住宅で耐震等級3を取得しています。パッシブデザインをベースとし、春や秋の中間期の気候がいいときは、窓を大きく開けて自然に親しむ暮らしを満喫し、真夏や真冬はエアコン1台でエネルギーコストを抑えながら快適に経済的に過ごせる家を意識しています。 断熱は外張断熱工法を採用し、HEAT20・G2を標準的な仕様としています。

手しごとのサイクル


私たち橋本工務店の社員大工5人はいずれも平成生まれの若い大工ですが腕は確かです。一心不乱に技術を磨き続ける若い職人の成長スピードは凄まじいものがあります。墨付けをして、刻んで、 上棟して、造作して、終わったらまた墨付けをして・・・。この “手しごとのサイクル”が、 橋本工務店の家づくりを根底から支える土台となっています。

優れた料理人が、 食材選びから始まり、丹精込めて丁寧につくるおいしい料理のような家をつくりたい。これからも、 大工を含むスタッフ全員と共に、「料理も家も手間ひまをかけた方が良いものができる」というシンプルな 信念に従って、一途に良い家を追い求めていきます。
                                                                         株式会社橋本工務店 橋本繁雄



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