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制服って何のために着るの?を、歴史から調べてみた!

 最近、学校の校則がいろいろ話題になっています。その一つである、制服の着こなし方について今日は考えてみました。簡単に言うと、スカートの丈とか、カーディガンの下に着る服の種類とか色とか何を基準に良い、悪いが決められているのか、最近分からなくなったので、歴史を調べながらどうなんやろ⁈っと思ったところです。今回は制服いるかいらないか議論ではなく、制服着るとしたらどんな理由でどういう着方にするのか、その理由はなんなのかを調べたというだけです。

 そもそも、制服は私立の学習院が1879年に初めて導入されたようです。ここらへんはネットでいろいろ見てもそれが一般的な事実っぽいです。

時代とともに移り変わる学校制服の意味
https://www.nippon.com/ja/column/g00554/
日本の学校制服の歴史-明治時代から現代まで-
https://matome.naver.jp/m/odai/2149723056636469201

 で、どういう理由で学校全体に広まったかというと次の2点の理由だそうです。
①服装で貧富の差をなくす
②服装の規律を守る
②に関しては、私服の服装がどんどん派手になってきて、それをよく思わなかった人たち(経済的にしんどいっていうのもあったようです)が制服ならいいんじゃね⁈っとなったようです。

戦後日本における学校制服の普及過程とその役割
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhej/60/8/60_8_715/_pdf

 このことから、個人的に述べると、貧富の差をなくすのは公立では大切だと思います。両方同じ靴下を履いて来れない子もいる中で毎日の服装で貧富の差があからさまになってしまうのは可哀想な気がします。
 ただ、服装で規律を守るという点は服装の乱れが心の乱れという謎の迷信がずっと残ってますが、一度何のための規律なのかを考えても良いと思いました。この規律を守るために生徒指導が増えて、親と子ども、教師と子どもの関係が悪くなっている気がします。
 なんなら、今となってはLGBTQは当たり前の話ですが、昔はこのことで、不良扱いされた子もいたかもしれません。制服は制服であっていいと思うんですが、着こなしについては、貧富良さがあからさまにならない程度には、各学校判断で柔軟に対応した方がいい気がします。
 この部分をもっと教員だけでなく、子どもがもっと教師に働きかける(生徒会に入ってルールを変えてやる!的な笑)保護者ももっと教員に理由を聞いてみる(毎年学校教育アンケートに書いてみる)とかしても良いかもしれません。

 こういうことをこんなもんっと一括りにすると、子どもはどんどん自分を出せなくなってしまうかもしれません。

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