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不登校という言葉が死語になる社会にむけて

今日は新聞に「不登校増加」という見出しを目にしましたが、もはや驚かなくなっている自分がいました。この“もはや驚かない”という感覚は、不登校や休職者数の増加が常態化しているという現状を指しています。

しかし、山口周さんのVoicyを聴いていたら、不登校の数の増加が顕著であるとの指摘を聞き、実際にデータを見て驚きました。特に2020年以降の増加が顕著です。

2020年に何があった?

2020年、新型コロナウイルス感染症の影響で日本全国の学校が休校となりました。これが不登校増加の一因となったことは明らかです。ChatGPTにこの件について尋ねたところ、以下のような回答を得ました。

不登校の子どもが2020年から増加した理由として、一因は「学校に行かなくても何とかなる」という認識が広まったからではないかと考えています。

学校からiPadを借りたら、YouTubeで無限の動画を楽しめ、勉強するなら学校の先生よりも面白く教えてくれるYouTuberがいる。また、ゲームを極めたいなら、ゲームに関する動画を見ることができ、それが仕事にもつながっている。

実際、最近ではTwitterでの交流やインプレッションから収入を得ることも可能です。

そのため、子どもたちは学校に行かなくても収入を得ることができると認識していると思います。この点について、言いたいことがたくさんある方もいるかもしれませんが、僕は、子どもたちが積極的に、学校に行かない選択をするのであれば、それは個人的には良いことだと感じています。

自分が学校に合っていないと思って、自分で決めたので。

そのことについて、山口周さんも同じことをおっしゃっていて、むしろそういう選択ができる人が社会を変革するとも言ってます。

学校にいかない子どもたちにも必要なことはある

ただ、気になるのは、このような子どもたちは、仮に家で稼ぐことが出来たとしても、将来幸せに生きていけるかといえば、そうじゃないと思います。

この本では橘さんは幸福を金融資産と人的資本と社会資本がバランスよく整えられている状態と述べています。

家で収入を得ることができる子どもたちは、金融資産と人的資本は十分にあるかもしれませんが、社会資本、つまり多くの人との交流や関わりは少ないです。

このため、僕は、不登校の子どもたちにも社会資本を増やす機会を提供することが重要だと考えています。

多様な学びの場が少なすぎるし、偏見が多い

しかし、日本にはそういった子どもを受け入れることができるような、多様な学びの場が不足しています。また、不登校の子どもたちに対する社会的偏見も根強いです。学校に行かないという選択をした子どもたちは、周囲から不登校として見られ、放課後デイサービスに気軽に参加することも難しい状況です。

積極的に不登校の子どもたちの社会資本を増やす場所がなければ、この問題は解決しません。

ChatGPTに多様な場を聞くとこれだけありました。ですが、近くにあるかというと、ないですよね。最近、放課後デイサービスは増えたように思いますが。。。

僕は、いかのような記事を書いたときに、ChatGPTにいかのような図を作ってもらいました。

子どもたちが、学校にいきたくないとき、いかないときに気軽に行ける場が必要で、子どもが選択できる状態が大事だと書きました。

僕は、不登校の子どもたちが気軽に参加できる場所が必要であり、子どもたちに選択肢を提供することが重要だと考えています。これができれば、日本の不登校問題の解決に繋がると信じています。そのためには、小規模でも良いので多様な学びの場を増やすことが大切だと思っています。

学校にできることって?

では、学校は必要ないのでしょうか?僕はそうは思いません。学校があることで、自分を見つめ直す機会が得られます。

学校に合う子、合わない子、それぞれの状況や考えがあると思います。

学校があることで、自分を発見できると思うので、学校は現行のシステムを抜本的に変えず(おそらく、抜本的に変えるのは厳しいと思ってます)に、学校に合う子向けのシステムを整えた方が良いかなと考えています。(このシステムについては、まだ明確ではないので後日詳しく書きたいと思います)

また、学校に行きたくない子どもには、「ここに行ってみる?」という選択肢を提供することが重要だと考えています。選択肢を提供することで、親と子どもはより楽になるでしょう。

無理やり通わせるから、学校も子どもも親もしんどくなります。選択肢をいくつか持っておいて、親と子どもに選んでもらう状況ができたら、良いなと。

無理に学校に通わせるのではなく、学校が色々な子を受け入れ、学校に合う子には学校、合わない子には別の場を提供する。そんな環境を作ることが重要だと考えています。

まとめ

今回は、不登校のニュースを見て、驚かなくなった自分に「いやいや諦めたらだめだ!解決できる!」と思わしてくれた山口周さんに感謝です。

あとは、自分の新たな視野を広げてくれた様々な方にも感謝です。

10年以内に、日本の不登校増加ニュースがなくなって、なんなら不登校という言葉が死語になって、学校に通う子6割、フリースクール2割、オルタナティブ2割みないな円グラフが新聞に乗ったら良いなと思います。

そして、学校に通ってる子も生き生きしてる。学校に通わずに、別の場に通ってる子も生き生きと過ごしてる状態が少しでも増えたら良いなーと、それに向けて、自分のできることをコツコツとやっていきたいです!!

あお先生のVoicyを聞いていると、オルタナティブスクールの可能性について考えさせられますし、探求横丁は日本全国に広まったら良いなとも思ってます。

身近にそういったシステムを作れたら良いなと思ってるのですが、すでにありました!!オルタナティブスクールを今、作っておられる谷平さん。

大人も子どもも、そこにいたくなるそんな場を作っておられるフリースクールです。塾もあるので、とてもみんな過ごしやすそうです。

今回は以上です!!ここまで読んでいただきありがとうございました!!

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