見出し画像

4thアルバム 「劣悪TOKYO 4」 リリースから2週間以上経ってようやく全曲解説

はい。こんばんは。ぽっくんです。
最近Twitterを始めたことによってnoteをサボり気味になってました。すみません。
現にアルバムリリースから2週間経ってしまってる訳で。本当に申し訳ない。

まぁそんな今回のアルバム「劣悪TOKYO 4」ですが、まさしく4作目のフルアルバムとなります。
今作はちょっと今までの「劣悪TOKYO」シリーズとは雰囲気が違うと思います。没曲を復活させて収録したり、コロナを題材にした曲も数曲あったり。
あと今作では劣悪シリーズ1〜3まで歌い続けてきた「あの女性」への曲がありません。
前作の「なっちゃん」で一度区切りをつけました。

まぁ好き嫌いが分かれるアルバムだと自分でも思います。駄盤か名盤かはリスナーさんが決めることですけども意見は二極化するかもしれないです。
恐れ多い喩えですが、Radioheadでいうところの「Kid A」、尾崎豊の「街路樹」みたいな立ち位置のアルバムになるかなと。
そんなアルバムですが、
「いい音楽を作る人が必ずしもいい人とは限らない。」というキャッチコピーがついてます。
10曲入りです。
ではここから全曲解説していきます。

1.なんであいつが売れるんだ
まぁタイトル通りの歌詞の曲です。
「劣等感〜 ざっけんなぁ〜」という頭の悪そうな歌い出しですが、個人的には髭男爵の「ルネッサ〜ンス」とコロチキの「やっべっぞ!」を足して2で割った感じで気に入ってます。

「なんであいつが売れるんだ。」これを例えば営業の仕事に置き換えたり、なんであいつがモテるんだに脳内変換してみたりしたら共感できる方も多いかも?

2.公園のバンドマン
これは比較的最近の曲です。というのも、僕の好きなバンド2組が新曲のMVをYouTubeで公開したんですけど、2組とも偶然にも公園で撮影したMVだったんですよ。(笑)
コロナの影響で予算が掛けられないのと、三密を避けるために仕方なかったのかもしれませんが、何かこの偶然が面白く感じて曲にしてしまいました。

3.30キロ
これは1stアルバム「劣悪TOKYO」に入れようとしたけど没にした曲です。
ここに来て恋しくなって収録することに。
歌詞は教師が生徒に語りかける内容ですが、これがまた「30キロ走れ」とか「体重を30キロまで減らせ」とか無茶な。(笑)
km と kg を掛け合わせた笑える曲なので是非、肩の力を抜いて聴いてみてください。

4.ボイストレーニング
インスト(?) 歌詞はないけど「アーア!ヤァー!」とか叫んでます。
少なくともボイトレではないですね...。(笑)

5.春焼酎
重い曲です。ドラムも重めの音にしてます。
コロナの影響で収入が減り、売春をする女の子のことを思いながら焼酎を飲んでいる男を主人公にしました。
該当する人にとってはあまりにもトラウマ的な曲になってしまうかもしれないと思い、リリースするのは正直躊躇しました。

―何でこうするしかなかったのか。
どうにもならないことってどうすればいいんでしょうね。偉そうに歌を歌ってこんな文章を書いている僕にも分かりません。

6.曲作りしんどい
これは本当に曲作りに行き詰まった時に作りました。
歌詞が聴き取りにくいと思いますが、
「毎回ミュージシャンが新曲を作るのはしんどいと 遠い昔母親に言われたことを思い出す」

これは実際に昔、家族で音楽番組を見ていた時に母が「仕事で毎回新曲作るのって大変そうだよね。」と言ったことから生まれた歌詞です。
最後に「梅雨の時期 窓開けて寝てるとマジで気持ちいい」って歌詞がありますが、実際にこの曲を作ったのが6,7月あたりで、眠気と闘いながらレコーディングしたのを覚えてます。

7.俺はきっと弱いんだ
自分の弱さと向き合いながら作った曲。
歪ませたホルンの音色にもご注目を。

8.日給3000円でございます
こちらもコロナを題材にした曲。嫌味な社員がコロナ渦でシフトを削られてしまったアルバイトに語りかける胸糞悪い曲。
歌詞酷いですよ。
「お前の価値は3000円 下手すりゃここが感染源 お前の立場なくなるぜ そしたら死のう 約束ね」

正気の沙汰じゃないですね。でもこんなこと思う人もいるかもしれない。という曲です。

9.まだ何かを隠したまま
人間、生きているうちは誰しも大なり小なり
何かを隠しながら生活してると思います。
そんな曲です。だけど隠したものさえ見失ってしまわないように。迷子のお知らせをアウトロで鳴らしました。

10.卜蔵の足跡
こちらもM3「30キロ」と同じくらいのタイミングで作って没にした曲。
ラストに相応しい感じがして今回採用。
タイトルは元々「僕らの足跡」だったのですが、ストレートすぎて恥ずかしくなってしまい、「卜蔵」という漢字を当てました。


ええ、まぁこんな感じのアルバムです。
これ書いてる途中、また告知しなきゃいけないことがあるんですが来月また音源リリースします(笑)。
僕個人のパーソナリティに迫った極めて個人的な作品になってます。
書くことが多くて大変です(笑)。
でもまぁ忙しいのはいい事だ。次回もよろしく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?