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ハンガリー大平原南部の舞曲メドレー

高久圭二郎
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2019年3月17日のNHK ちきゅうラジオで放送された演奏のオリジナルです。iRigのアプリ(iPhone6S)とiRigマイクロフォンで1発録音で一切エフェクト等かけていない生音源です。
曲は3つの民謡でそれぞれ踊りの様式が異なります。以下順番に説明を(言葉は民謡の出だしの邦訳)。
1)「ルーマニア人が木靴で歩いている…」 踊りはオーラホシュというステップを刻むエネルギッシュな単独舞踊です。
歌詞意訳:
 1番 ルーマニア人が木靴で歩いている、
人生を生きているのは、一緒に寝る相手がいる人だ。
僕みたいな可哀想な豚飼い男は一人で寝る、
どっちを叩いても、壁ばかり。
2番 誰もが恋人がいるけど、僕だけいない、
2人や3人ってやつもいるのに、僕はぼっちだ。
もし神様が1人くれたら、ああ!感謝するのになあ!
手と足を縛って、美味しい燻製作るのに!

2)「牢屋の寝床は硬いなあ…」踊りはチャールダーシュという比較的踊りやすいカップルダンスです。
歌詞意訳:
 1番 牢屋のベッドは硬いなあ、
愛する僕の小さな天使、君の部屋とは大違いだ!
二枚の板と、煎餅布団、枕一つ、
愛する僕の小さな天使、君の部屋とは大違いだ!
2番 明け方、ひばりが美しく歌ってる、
ベテラン兵卒はベッドで静かだ、
おい起きろ!寝床をかたせ!
恋人を駅まで送ってこい!
3)「上等な陶器のカップを割った…」踊りはフリッシュ(フリッシュ・チャールダーシュ) テンポの速いカップルダンスです。
歌詞意訳:
 1番 上等な陶器のカップを割った、
伯母さんに殴られた。
伯母さん、伯母さん、殴らないでよ!
市場に行けばたくさんあるよ。
2番 伯母さんが犬を盗んだ、
僕のバグパイプを作らせた。
伯母さん、伯母さん、火を通してよ!
僕が吹くたびに、唸るんだよ!
3番 私のご主人は、良い人だったよ、バログ!
いつも言ってくれた、歩くんじゃ無いって、
オンボロ馬車の後ろに乗って、
アーゴタへ失せろって。
(訳注:バログ=人名、アーゴタ=地名)
ダウンロードフリーです。興味のあるかたご自由にどうぞ!

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