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資産構築と貯金(生活防衛資金)

この記事では10年で金融資産2,000万円まで蓄えた体験をベースとし、
わたしが実践している貯金・積立投資方法を紹介したいと思います。
基本的にいかに速く・多く金融資産を構築し、
キャッシュフローを確保するかを目指しています。

その中で重要な役割を果たしているのが貯金です。
この貯金ですが、実際には3つの役割に分けて管理しています。

ーーーーーーーーーーーーー貯金の重要な役割ーーーーーーーーーーーーー
1.守る 生活防衛資金(生活を維持する為のお金)
2.貯める 追加投資資金(資産を構築する為のお金)
3.使う 生活や人生を豊かにする為の資金
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サラリーマンとしての給与だけでこの資産を構築することは難しく、
投資しながら資産を構築しています。
資産運用といっても様々な種類があり、
個人向け国債や株、不動産、仮想通貨、原油などなど様々あります。

その中で個別株や投資信託(株・REIT)の積立投資を行っています。
(ドルコス平均法を利用したバイホールド戦略になります。)
当然のことですが、これはリスクが伴うものであり、
日々マーケットで行われる売買によって評価額が上下します。
また今回のコロナ禍では評価額はかなり大きなマイナスとなり、
リスク資産の評価額が30%程度暴落する影響を受けました。
また投資によるものだけでなく、
会社が倒産して職を失う、事故や病気により働けなくなるなど、
ある日突然何が起こるかわかりません。
この記事ではその様な日々評価額が変動する中でも毎日安眠でき、
生活を維持する為に必要な貯金について記述していきます。

1.貯金の重要な役割

住宅、車、学費、老後の為になどなど、
様々な理由から貯金されていると思います。
わたしの場合、貯金は3つの大きな役割について分割して管理しています。

ーーーーーーーーーーーーー貯金の重要な役割ーーーーーーーーーーーーー
1.守る 生活防衛資金(生活を維持する為のお金)
2.貯める 追加投資資金(資産を構築する為のお金)
3.使う 生活や人生を豊かにする為の資金
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1.1守る 生活防衛資金(生活を維持する為のお金)

『生活防衛資金』
文字通り、生活を守る為のお金になります。
このお金を確保する主な目的は下記になっています。

■目的1:不測の事態に対応する為の生活費
勤め先の倒産やリストラ、事故や病気等により、
給与がいつ0になるかわかりません。
そうなった場合に備えることを目的とした生活費です。
リスク資産は現金にする為に少し時間がかかります。
また、売却タイミングが不本意なタイミングになると、
評価額が大きくマイナスだとしても売却する必要がでてきます。
その為即金ですぐ対応できるように、
現金を確保しておく必要があります。

■目的2:リスク資産が暴落した場合に備えた精神安定剤
リスク資産の評価額が値下がり(特に暴落時)すると、
狼狽売りや、マーケットが気になって張り付いたり、
夜安眠できなくなったりなど、他のことが手につかなくなります。
その様な時に、このお金があるから大丈夫と思える為のお金です。

1.2貯める 追加投資資金(資産を構築する為のお金)

『追加投資資金』
こちらも文字通りですが、
現在購入しているリスク資産を買い増す為の資金です。

個別株、投資信託(株・REIT)をスポット購入する為に使用しています。
複利の力を最大限活用する為には、
『いかに多く資金を短期間で投資し、いかに多く複利の恩恵を得られるか』
だと思っており、投資信託のスポット購入に利用しています。
また、市場の暴落時にスポット購入する為の資金として、
一定の金額までは現金で管理しています。

1.3使う 生活・人生を豊かにする為の資金

『生活や人生を豊かにする為のお金』
住宅、車、学費、趣味、老後の為などのお金です。
ただひたすらに口座残高の金額が増えていくことが好きだ、
と言う方もいらっしゃるかと思いますが、
わたしは使ってなんぼだと思っています。
お金を代価に得られる何かが生活や人生を豊かにしてくれます。

2.貯金はいくら必要なのか

身も蓋もない話かもしれませんが、答えはないと思います。
結局のところ、各個人がどう考えるか次第で変わっていきます。

『いくら必要なのかは、いくらあれば安心できるかと欲しいものによる』

投資や生活・人生を豊かにするものは人によって異なります。
そもそも日本では投資しない人の方が多く、
何を持って豊かと感じるかは金額の大小だけではありません。
しかしながら、生活の安定や安心を考えない限り、
貯金の記事にはたどり着かないかと思います。
そこで土台となる『生活防衛資金』について下記が参考になれば幸いです。

■生活防衛資金はいくら必要なのか
・生活費の3ヶ月から半年分
・生活費の1年分や2年分
・年収の半分
・とりあえず100万円
調べるといろいろな金額の目標がでてきます。
また生活費も今の生活費で、切り詰めてなどなど・・・

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わたしの場合、今は生活費の1年分以上を確保しています。
また暴落時様に追加スポット購入する為の資金もあり、
明確に生活防衛資金として現金で必ず維持する部分は1年分以上ですが、
実質それ以上の現金を管理する様に維持しています。

不測の事態に備えるこのお金ですが、10年で一度だけ使う機会がきました。
結婚式をして直後ぐらいだったのですが、
当時乗っていた中古車のエンジンが壊れた為新しい車が必要になりました。
結婚式で貯金を切り崩し、そのタイミングに重なる様に車が壊れる。
よりによってこんなタイミングでと思いましたが、
不測の事態なので仕方ありません。

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