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ブラック・ウィドウ

マーベル作品のナターシャを主人公にした映画作品

これもコロナの影響をモロに受けてディズニーは配信も始めようとし、主演のスカーレット・ヨハンソンから訴えられそうになるほど揉めた作品(配信になると映画の興行成績からパーセンテージでボーナス契約をしていたであろうスカーレット・ヨハンソン自身のギャラが減るから)

今作品のストーリーは時系列で見ると、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の後くらいの時間設定となっているものの、もうシビル・ウォーを憶えていない…

なのでそこまでコアなユーザーじゃなければ、1本のエンタメ作品として観るだけでも十分楽しめる作品になっていると思う

少し意外だったのは思ったよりシリアスな作風ではなかったところ

マーベル作品全体に言えることだけれど、どの作品も結構ジョークが多い、シリアスな内容の展開が続く割にはどのシリーズもサラッとしていてどこか蛋白な感じがある

アベンジャーズシリーズでは孤独でクールな殺し屋キャラのはずなのに、割とツッコミ役になっていて家族まで出てきてみんなで戦うあたりはもはや「インクレディブルファミリー」状態だった

MCUシリーズはどうしてもその映画1本でストーリーが完結するという作りにはなっていないので、終わり方が全作品「続く」仕様になっているのが少し消化不良になりがち

どの作品もMCUシリーズの中継地点を描いているので、今作を無理に観なくてもアベンジャーズの総集バージョンだけ観るというだけでも成り立ってしまう

よりディテールを求めることや、各キャラクターにスポットを当てるという点で、ここまでのクオリティで1本映画を作れてしまうという点の要素の広げ方には凄いものがある

ポスター(インターナショナルver)

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