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もし、自分の未来がわかるとしたら、あなたはどうしますか?

「こんなことが起こるとわかっていたら、もっと慎重に物事を進めたのに……」
「まさかあんなことが起こるなんて、夢にも思わなかった!」

人は誰しも1回くらい、「未来が分かったらいいのに……」と思ったことがあると思います。

何か大事な選択をする時。
これからどうしようか不安な時。
どっちに進むのが正解か迷う時。

などなど、失敗したくない時や人生の重大な出来事の前には、「誰か答えを教えてくれ!」なんて思うかもしれません。

しかし、その反面、「そんなことは叶わない」とどこか冷めた思いでいる自分を自覚する人も多いでしょう。

この先の出来事は、今の選択しだいでいくらでも変わりますから、確実に「未来を知る方法」は皆無と言っても過言ではありません。

そんな予測不能な未来ですが、「実はある程度、予想することができる」と言ったら、あなたはどう思うでしょうか?

これは私の友人の話なのですが、この「ある程度の予想」を元に、数ヶ月先の予定まで考えて、計画を立てている方がいます。

一体、何を使っているかというと、ホロスコープという宇宙の惑星の配置図です。

彼女は、心理占星術という「心の作用に働きかける心理学」と、「惑星の配置図から運気などを読み解く占星術」を組み合わせたセッションを提供している女性で、自分自身の未来も、この占星術を活用して設計しています。

占星術と聞くと、毎朝の情報番組や、雑誌の巻末に掲載されている「星占い」を思い浮かべる方が多いかもしれません。

この星占いも占星術の一部ですが、彼女が提供している鑑定セッションは、さらに膨大な情報量で、過去も現在も、そして未来まで読み解いてしまいます。

一体、何が違うのか?

それは、星占いは、自分が生まれた日時に、「太陽が地球から見てどの位置にあったのか?」を元に話しているのに対し、占星術は「太陽・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星・月の10個の天体が、地球から見てどの位置にあったのか?」を元に話をしている点です。

この10個の天体にはそれぞれ役割があり、地球から見た位置にも役割がある、と思ってください。

地球から見た位置は12星座として分類されるので、これだけで120通りの読み方が生まれることになります。

実はさらに細かく分類された役割があるのですが、ここでその話をするとキリがないので、今回はこの辺りにしておきましょう。

何を言いたいかというと、自分が生まれた日時や場所によって、天体から受ける影響がそれぞれ違うということです。

地球は1日1回転していますし、太陽の周りを365日かけて回っています。

占星術に登場する他の天体にも、このような周期があり、1秒ごとに少しずつ、星の配置が変わっていっています。

この一瞬一瞬の必要なところを、彼女は的確に読み解いていくのです。

私が初めて彼女のセッションを受けた時、1番驚いたのは、セッションの開始時間のホロスコープを読んで、「今、こんなことで悩んでいませんか?」と言い当てたことです。

当たることがすごいのではなく、タイミングを的確に捉えているその視点が、これまでの私の人生にはなかったものなので、衝撃を隠せませんでした。

さらにそのあと、私の1ヶ月後、3ヶ月後も話していき、「このタイミングで、こんなことができるといいかも」と言うのです。

「まさか!」と思っていましたが、彼女が話すタイミングの日を目指して動き始めると、物事がスムーズに動いていきました。

もちろん、偶然はあったかもしれません。

でも、何も指標がないまま、やみくもに行動を起こすより、何か目印や目標があって進む方が、気持ちも楽だし、モチベーションも保てます。

迷いが少ない、というのは、行動を続けていくためにプラスになりますから、彼女のセッションは、とても重要な役割を果たしてくれました。

だから「みんな、占星術の鑑定を受けよう!」と言いたいわけではありません。

何か指標を持って生きるのなら、占星術はとても有効なツールになり得る、とお伝えしたかったのです。

占星術でもタロットでも手相でも、「占い」や「鑑定」を受けようとする方は、話を聞いて満足してしまい、行動が止まってしまう方が少なくなりません。

実は、それが1番もったいないし、私自身は、間違った使い方だとすら思っています。

鑑定結果は、現時点での瞬間のもの。

ここで行動を止めてしまったら、せっかく乗っていた波から降りてしまい、横道に外れてしまうことになります。

せっかく鑑定を受けるなら、人生の指標を手に入れるなら、そこで動きを止めずに、さらに加速していく気持ちで活かしていきましょう。

その行動量こそが、より良い未来へと変えていく、1番の近道かもしれません。


*こちらの記事は、現在受講中の天狼院書店「ライティング・ゼミ」に提出した課題を、編集して掲載したものです。



……今回、サイト掲載にならなったから、だいぶ悔しかったの。苦笑

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