見出し画像

初めてのデュアスロン

ミュンヘン近郊の町Krailling。そこで行われたこの大会は、オーバーバイエルンという、バイエルン地方の一部のチャンピオンシップも兼ねていたよう。プロの地方大会ってことですかね。そのせいかマイナースポーツの割には参加者が多かったように感じました。設営、オーガナイズもしっかりしてましたね。

VolksdistanzとKurzdistanz

所謂スプリントディスタンスとオリンピックディスタンス(ショートディスタンス)のことで、僕が参加したのは初めてということもあって、勿論スプリントディスタンス。ラン5.1km-バイク26km-ラン2.8kmで、参加者は男子57、女子24人。オリンピックディスタンスは10.2km-39km-5.1kmで、プロ・アマ問わず参加出来るようで、男子85人、女子15人でした。先にスプリントディスタンスがスタート。9時きっかりと、タイムスケジュール通り。

最初のラン

飛ばしすぎないように気を付けて、でも温存しすぎないように前の速い人と自分のペースを目安に。レース開始時はいつも心拍高め。興奮と負荷でどっちが原因かわからなくなりますよね。スタートしてすぐに1km3:50ペースだったので、抑えながら、結果最初のランは21:07.59でバイク交換ゾーンへ。男子21位のペースでした。

バイク交換ゾーン

ここも大事と聞いたことがありますが、やはり難しい!
ロードバイク用のシューズ、ビンディングシューズはペダルに付けたまま、靴なしで次のバイク乗車位置まで走るのですが、この日は雨がちだったのでビンディングシューズでカチカチいわせながら次のスタート位置へ。

バイク!

これがしんどかった。26kmタイムトライアル。初の経験で、エアロ効果のない、トレインのない中レース強度で走るのがこんなに辛いのか。負荷がやばい。心拍は170前後走り続けでも、10代の女子と同じくらいのペースで、カーブやコーナリングで抜いて、ストレートで抜かされ。を、26km間何回も繰り返し。で、スプリントディスタンスにもかかわらずTTバイクでの参加者が半数位!TTバーつけてる人も多数で、普通のロードバイクの方が少数。でもシティバイクで参加し出た人も何人かいました。敷居が低くて参加しやすくて良いですね!いろんな形で参加できますね。とはいえTTバイクに抜かされまくる。
バイクは34位、46:15.96で次の交換ゾーンへ。

最後のラン

両ふくらはぎ、攣るかと思った。全然走れない!レースやべぇ!と、ペースは遅くても興奮してました。意味わからん。なんでこんなことしてるんだろって。それが何故かめちゃくちゃ楽しくて。キロ5分ペースでしたが、精一杯で足が全然動かない。と、1km走ってからふくらはぎの緊張も収まってなんとか走れるように。それでも4分台後半くらい。タイムは32位の14:09.18。

結果

トータルで1:21:32.73で、31位でゴール。初めてのデュアスロンで、なかなか好成績だと自負しています。年代別だと17人中11位。

反省点はバイクと最後のラン

バイクは単純に力不足。トレーニング全然足りてない。ただ力試し的な意味で自分の平坦での実力がわかったので、とても勉強になりました。あと、エアロポジションですね。途中デヘントスタイルという、ロードレースでハンドルバーに前腕を乗せて走るスタイル、UCIでは去年から禁止されたこのスタイルで走りましたが、やはりバイクコントロールが不安定になるので、最低でもTTバーの導入は必須ですね。TTバイクもありだけど。こうやって自転車は増えていくのか…。まあまだとりあえずニューバイクは先送り。トレーニングプランをしっかり出来るようになってからですね。レムコ・エヴァネプールはあの身長でTTスペシャリストだから、あの体格を目指すか、そうなるとクライミングに影響出るからどうするか、と肉体改造の余地もありそうです。

最後のランは完全に垂れた!バイク後のランは初心者には課題、というのを身を以て体験いたしました。思い知らされました。去年は何度かバイク後のランを取り入れて見ましたが、今年はやってなかった。これは完全にミス。凡ミス。血や酸素がバイクの方に回ったままランに走るので、力が出るのに時間がかかる。もし今後参加しようとする方は、絶対に!バイク後のランの練習をしましょう。家でローラー回してからジョギングでもいいですしね。

画像1

初めてのデュアスロン

嵌りそうです。トライアスロン挑戦に向けてのトレーニングとしてデュアスロン始めてみたのですが、めちゃくちゃ楽しかったです。ただ、トライアスロンに比べてレースが少ない。今年ドイツ国内で参加出来そうなのは次は9月になりそうです。
とはいえ、メインはロードバイク。そちらのレースは今週末、5月15日日曜日にオーストリアで開催されるレースにImster Radmarathon 2022に参加するので、そちらを楽しみます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?