【私の好き嫌い】漫画篇 すきな漫画、きらいな漫画
十．すきな漫画きらいな漫画
好きな漫画家さんはたくさんいますが、ここ十年ほどのマイ・ブームは岩明均です。『寄生獣』がもっとも有名だと思いますが、何をお描きになっても、全部おもしろいです、殆ど。何をお描きになってもというか、この先生は、正直全然描きません。描くのが、遅いです。今連載されているのは『ヒストリエ』という作品ですが、先日１２巻が発売されました！
前巻（１１巻）から五年ぶりの新刊です。古代ギリシャが舞台となっており、歴史的事実を背景に描いています。話としては、まだまだ序盤な感じです。あのー、この話、私が死ぬまでに終わるのでしょうか？
いろいろとお描きになってるのですが（数は多くないですが）、個人的に一番好きなのは『七夕の国』です。この作品は息子が小学校一年生の時の夏休みに宮古島に行ったとき、たまたま家族で入った賭博ゲーム機が売りの喫茶店で読みました。翌日も行って、読破しました（全三巻 小学館文庫版）。
賭博ゲーム機が売りの喫茶店というのは、沖縄にたくさんあります。ギャンブル依存症みたいな人たちが色々やって来ます。こういう店は、食べものが結構おいしいです。おそらく、店員は暇なのだと思います（客の大半は黙々と賭博をするだけで手がかからないから）。この時も、私たち家族にどこから来たの、とか、あっちは行ったか、こっちは行ったか、ていうかなんでこの店に家族でくるの？ とかいろいろ話かけてきました。で、暇なので、料理をちゃんと、丁寧に作っています。おいしい。ちなみにわたしは賭博ゲーム機はやったことがありません。パチンコとかスロットも、全然好きではありません。作業をやらされているような気分になります。
『七夕の国』。七月になったので、また読みかえそうと思っています。
◎きらいな漫画
きらいな漫画というのはとくにありません。強いていえば『スラムダンク』という作品は、これはリアル・タイムで読んでいましたが、そんなに印象にはのこりませんでした。世間での評価と、個人的な記憶がぜんぜん異なる作品です。きらいではありません。覚えていないだけです。
本稿は44,444中の10です
本稿つづく
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