見出し画像

トマトってこんな尻なことある?

茶番のはじまり

「これは、尻だろ。」
思わず、私はつぶやいた。

尻トマトとの遭遇

(´-`).。oO(今回も始まる脳内劇場)


※今日は急に「トマト女と高2男子」のラノベ始まるよ


第一話 出会い


尻トマト「な…なによ、急に!!へ…変態!!」
俺「なっ!!」

初対面のトマトへの、第一声が「尻」発言は、やはりまずかったか?!
でも、しょうがないだろ!
尻なんだから!

お…俺だけではないはずだ!!
こいつのことを「尻」だと思うやつは!!

尻トマト「け…警察に」
俺「まてまてまてまて」

ふざけるな!
突然あらわれた、こんな意味の分からない「尻トマト女」のせいで、高校2年という、人生で一番の優雅な時間を奪われてたまるか!

ましてや、その期間を独房で過ごすなんて、ロックな思想は持ち合わせてない。
俺は普通に生きたいんだ!

そういうのは洋画の中の少年少女達か、
もっと生命力のありあまる、ヤンキーどもにお願いしてくれ。

「夏休みは、どこにも行かずぐーたらが至福」派の俺は、
己人生の最大の至福を奪われまいと、彼女の手をつかんだ。

トマト「キャッ!!」

滴が何故かエロい

そう…彼女の手をつかんだはずだったん…
だがな…。

俺は、相当あせっていたらしい。
またとんでもないラッキースケベ展開になってしまったようだ…。
罪状が増えていく…。
もう、今日の俺は厄日だ…。
殺してくれ…。

尻トマト女「なっ……」

俺「後ろからみた時は赤かったのに、前や接地面は青いんだな…。」
ほぼ、現実逃避のようにぼんやり見ていた。

尻トマト女「わ…わーーーーん」
先程まで、真っ赤に怒り狂ってたトマト女が、今度は泣き出した。

怒ってる相手だったら強気にでれるが、いきなり泣かれると弱い。
俺「お…おい。ごめんて。泣くほどじゃないだろ…」
尻トマト女「コンプレックスだったのにーーーーー」

トマト界では青い場所があると、劣ってるのか…。
俺は別にいいと思うがな。ギャップ萌えで。

…何を言ってるんだ俺。


弱った。
これじゃ、俺が悪いみたいじゃないか。
…悪いか。

いやいやいやいや!!これは、偶然が重なりまくった末の、不運。
俺だって「偶然神」の被害者の会の一員だ!!!

泣き止まない、尻トマト女…。

俺「ん?」
彼女が、俺とぶつかったした時に、衝撃でひざをすりむいたみたいだ。
膝小僧から血が出ていた。
傷口には、泥。

そのままほっておけば菌入り、まぁ大変な感じになることは、普通のやつは分かる。
普通のやつ…だったらな。

果たして
このいかにも普通ではない、どこか抜けてる尻トマト女は、この後、ちゃんと傷の手当てをできるんだろうか?
…。
そういえばすぐ近くに公園があったはず…。

俺「お前…ちょっとこっちこい。」
尻トマト女「えっ」
困惑と恐怖の顔でこちらを見続けるだけで、ついてくる気配がない。

俺「足…。怪我してるから。公園の水道で洗った方がいい」
女「あっ。ほんとだ。」

すなおについてくる、尻トマト女

さて、
これからどーするかな…。

公園までの短いはずの長い道のり、
尻トマト女の手をひきながら、俺は柄にもなく、空を仰いだ。

もうすぐ、夕方だ。
セミがうるさい。
もう、どーにでもなれ。


おわれ

あとがき

茶番すぎる

🤔「俺たちは何を見させられているんだ?」
っと思った方。

正常です。
己の感覚を誇りましょう。

😍「尻トマト女が、かわいく見えてきた」

クリエーターの素質があります。
己の感覚を誇りましょう。


あまりにトマトが「魅惑の尻」で、感動しちゃって、ライトノベル1話書いちゃったよ。

私が俳人だったら、俳句読んでたね。

食べる時、
「片方の尻たぶにかぶりつく」構図になって妙に気まずかったけど…。

味は普通に美味しいトマトでした😋✌️💓


…なんか、今日も平和ね。
わかるー。


低音にゃーお🐾

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?