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「広告効果や、目標達成数を追うその前に。」ていねい通販WEB担当・村尾梨香の想い

こんにちは!ていねい通販noteのインタビューを担当するYuriです。
今回 Vol.6でご紹介するのは、ていねい通販のWEBマーケティング、新規広告を担当する村尾梨香さん。社内外の方と日頃から丁寧に接していく姿に後輩からの信頼も厚く、ていねい通販には欠かせない先輩社員です。そんな村尾さんのリアルな経験談から、仕事で一番大切にしていることをお聞きしました。

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村尾 梨香 / むらお りか
大阪府出身。1991年生まれ。2013年4月、株式会社生活総合サービス(ていねい通販)に新卒入社。マーケティング部でWeb広告やテレビCM・雑誌などの新規広告を担当。趣味はaikoのライブと野球観戦。

初めましての方とも協力し、一緒になって良いものをつくる

ーー村尾さん、よろしくお願いします!まず、普段はどんなお仕事をされているのですか?

WebやテレビCM・雑誌等などを通し、新しいお客様に出会うための新規広告を担当しています。主に企画やディレクションのお仕事がメインで、最近は部署の最年長として、後輩メンバー4人のサポートもしています。

広告づくりは日頃から発信をされているブロガーさんと協力していくことが多く、こんな風にご本人と一緒に考えた広告が、世の中に広まっていく様子を見ると凄くうれしいですね。

▽「普段頑張る主婦さんにとにかく楽しんでいただきたい!」をモットーに、ブロガーのオギャ子さんと一緒に企画したすっぽん小町のPR記事

▽一丸となって挑んだ撮影秘話


ーー商品を紹介するブログは、 なるべく良いことを書かなければと思いがちですが、そのあたりはどう工夫されていますか?

私たちの場合は、もし仮に効果がなければ「効果が無かった」と書いてくださいね、とお伝えしているくらい、正直な姿勢で接するようにしています。どんな風に書いたらいいか身構えてしまうかもしれないので、いつも「飾らずにありのままを発信してほしいです」と、丁寧にお伝えしています。

記事をお読みになるファンの方々は、ご本人の正直なご感想を知りたいでしょうし、何より良いことが書かれすぎても違和感を持ってしまうと思うんですよね。そのおかげか、初めてお会いした時の様子を記事にして上げてくださることもあるんですよ。

▽すっぽん小町の体験を通して、ていねい通販とお会いしたことを書いて下さった記事

会社の垣根を超えて、関係性を築いていきたい

ーー実際に広告が決まり、世の中に出ていくまでは地道な仕事だと思いますが、普段のお仕事で心がけていることはありますか?

会社の方であっても、そうではなくても 関わってくださる全員を大切にすることを心掛けています。

実は広告代理店の方と毎年広告チームのスローガンを決めていて、2019年は「団結」で、2020年は「団突」です。これは社内のチームメンバーだけではなく、実は社外の広告代理店の方とも一緒になって考えているんですよ。PCにスローガンのシールを貼っていて、お気に入りなんです(笑)

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あとは、メンバーや社外の方のご家族も含めて伊勢神宮に参拝に行ったり、相手の担当者さんのお誕生日が近かったら、色紙をプレゼントし、誕生日を一緒にお祝いすることもあります。

ーーチームワークを凄く大事にされているんですね。

そうですね。会社という垣根を超えて、一致団結して突き進める関係性に感謝しています。「相手が与えてくれるから応えたい」という思いだけでなく、仮に最初はお互いのモチベーションに差があったとしても、一緒に本気になって取り組めるような環境づくりをしたいと思っています。

ーー周りを見て、積極的にチームづくりに励む様子が素敵ですね。

チームで一生懸命考えた広告が、お客様の元に届いて特に反響がよかった時はみんなで一緒に喜びます。大好きな人たちの笑顔を見れる、幸せなひとときです。あとは、普段関わるビジネスパートナーさんが社内で受賞された、というような話を聞くと、まるで自分のことのように嬉しいですね。

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一方で、周りの人が困っている姿を見ると本当に悲しくなります。ビジネスパートナーさんがなんだか元気が無かったり、自分を認めてあげられない後輩を見たりなんかすると、すぐに励ましたくなってしまいますね(笑)

突然”先輩”になったものの、結果が出せず辛かった

ーー村尾さんの優しさに救われる方が多そうです。でも、村尾さんも同じように悩むことはあるのでしょうか?

3年前、入社当時から一緒に仕事をしてきたチームの先輩が、新しい領域にチャレンジするために退職された時が一番辛かったです。一番お世話になっていた先輩だったので心の穴が大きかったのと、その後チーム内で突然自分が一番上の立場になってしまったこともあり。広告も様々なチャレンジを重ねましたが、しばらく厳しい状況が続きました。どれだけ頑張っても、結果が出なくて。

ただ、どれだけ落ちていても「私たちなら、いけるよね」と後輩とビジョンを語りあい、前を向いて走り続けたことで、チームメンバーそれぞれに力がついてきました。昨年には、みんなの頑張りがやっと結果としてついてきて、新しい企画を生み出せるようにもなりました。

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△広告の反響がよかったときに、ビジネスパートナー様からお祝いのケーキをいただきました!

自分の気持ちを伝えることが、相手を思う”本当の優しさ”

ーーチームの絆があったからこそパワーになったんですね。それでも、乗り越えようと前向きに思えたのは何故でしょうか?

仕事のスタンスを教えてくれた上司たちの存在が大きかったです。広告代理店の方が提案してくれた企画に対して「まずは相手への感謝の気持ちが大事」とアドバイスをもらえたり、別の上司からは「自分の意見を相手に伝えることは大事だから、想いは臆せず発信した方がいいよ」と後押ししてもらったり。

ーー自分の気持ちを正直に伝えることには、勇気がいりませんでしたか?

いいものを作り上げていくためには、本音で意見を言い合うことは重要だと思っています。でも、関係性がないとなかなか難しいですよね。なので、ミーティング以外でもお話しする機会を作ることも大切にしています。自分たちの想いをお伝えしつつも、お互いのことを深く知ってお仕事ができるように、積極的にお相手の想いを聞きます。それが「ビジネスパートナーを大切にする」ということにも繋がっています。

ーービジネスパートナーとの良い関係性というと、何度も話しあったりすること自体が目的だと思っていましたが、それを通して何よりも関係性をつくっていくことが一番大事なんですね。

はい、広告代理店さんと私たちのような広告主という関係性だと、お金払ってる側がつい偉くなりがちですけど、そういうのも良くないですよね。同じ方向を向いて一緒に走ることが大事というか、お客様が大事だからこそ、仕事に関わる全員を大切にしたいですね。

ーー村尾さん、ありがとうございました!

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お客様から愛される広告を作ることを大事にしながらも、それよりもまず、身の回りの人と真剣に向き合い続けることが大事だという村尾さん。村尾さんって、どんな方ですか?と、ていねい通販noteの編集部員でもある後輩の榎本さんに聞いてみました。すると、「村尾さんはいつも自分の頑張りを見てくれています。沢山褒めてくれるから、それが嬉しくて自信になって、もっと頑張ろうと思えるんです」という言葉が返っていました。

「見ていてくれる人がいるということは、どれだけ自分の力になれるのか」と知っている村尾さんだからこそ、同じように温かい眼差しを周りの人に向けたり、積極的にコミュニケーションを取る大切さを誰よりも知っているのかもしれません。まさに、”誰かを想う強い気持ち”を体現している!と感じますし、私はこれから周囲とどんな関係性を作っていきたいか、村尾さんの温かな価値観に触れて、改めて考えています。

次回のnoteも、どうぞお楽しみに!

取材・文/川口 ゆり(Twitter
編集/榎本 妃世里(Twitter
撮影/池田 実由


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