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私達、「帝国トンボ」という劇団です。


帝国トンボって、どんな劇団?

はじめましての方がほとんどかと存じますので、はじめまして。
私、帝国トンボという劇団の代表を務めております初瀬川タイキ(ハツセガワ-)という者です。

帝国トンボは、端的に申し上げますと、「戦前を舞台にしたラジオドラマ作品しか作らない趣味のアマチュア劇団」です。実は本日(2022.12.05)、5周年を迎えた劇団だったりします。

そうは申しましても、なかなかイメージがつきにくいかと思いましたので、とある作品のジャケットや特報をご紹介いたします。

こちらです↓

濡羽色スプリングフィールド(初演:2020年)より。イラスト:佐々倉

いかがですか? こういった形のレトロで、少々ダークな世界観でやらせていただいております。

noteでは何を発信していくの?

ここでは主に、作品の制作状況やこぼれ話、他のラジオドラマクリエイター様への情報共有等行っていければと考えています。

これまではあまり、作品や劇団そのものに関する情報発信が行えておりませんでしたので、こういった形で、まとまった文章としていろいろ記録をつけていければと考えております。

と、いうわけで今回は概要的な部分を下記にてご案内したく存じます。
お時間ある方はよしなにお願いいたします。

劇団のコンセプトは?

弊団のコンセプトについては、劇団公式ページに記載がございまして、一旦そちらを引用してご説明します。

帝国トンボは、戦前の歴史的事象の「隙間」を舞台にした作品を制作しています。そのため、帝国トンボの作品には歴史上の偉人が直接登場することはありません。

主人公となるのは、戦前の事件や社会情勢をきっかけに、"日常の中の非日常"を経験することになった市民達です。

明治・大正・昭和という激動の時代の中で、「ありえたかもしれない小さな物語」を臨場感あるサウンドで描く。それが、帝国トンボの創るラジオドラマです。

帝国トンボWEBサイト

と、いうわけで、歴史的な事件や時代背景がバックグラウンドにありながら、主人公は偉人でもなんでもない人達です。そんな主人公達が折り直すロマンチックな物語を、「戦前ロマン」と号しまして、リリースし続けています。

また、作風ではなく劇団活動そのものという意味では、下記のように公表してます。

本気の"趣味"の劇団です。
団員は帝国トンボを、"趣味の創作活動の場"と捉えながら参加しています。

趣味という大前提こそあれど、出自から職業まで異にする我々団員が共通の目標としているのは「良い作品づくり」。「完成してよかった」のその先、「良い作品だった」というステージを目指し、日々オンライン上で練習や議論、技術向上に励んでいます。

また、創作における最大の課題である「多忙による挫折防止」に向けて、団員各人の勤務やプライベートの都合を最大限尊重しながら、持続可能な創作活動のあり方を日々模索しています。

帝国トンボWEBサイト

個人的な問題意識として、演劇って非常に継続が難しい趣味です。高校時代や大学時代に舞台演劇も齧りましたが、なかなかラフに続けられるものではないと感じました。

そこで、インターネットをはじめとする文明の利器に頼って、カジュアルに演劇を継続しようと足掻いた結果、ラジオドラマ劇団を趣味で運営、趣味でやりたい仲間を募るという方式でスタートしました。

ありがたいことに2022年12月、現在20名弱のメンバーが在籍しているそれなりの規模の劇団となっておりまして、近頃も延々と作品制作に奔走しております。

帝国トンボのラジオドラマって?

ラジオドラマという言葉は随分マジックワードと化しておりますが、私は「音声を主体とする演劇」の意として使用しております。

そうは申しましても、この視覚情報発信機会に恵まれた現代社会で、音声一本で、というのも物悲しいので、弊団は「音声の視聴だけでも楽しめる、映像も視聴すればより楽しめる」というものを目指して、活動している次第です。

あまりにも映像に頼りすぎると今度は、ラジオドラマではなくなってしまうので、いい塩梅を見つけていきたいところです。

最後に

とまぁ、ざっくばらんにまずは取り急ぎの自己紹介でした。
これからもう少々具体的に制作に関する部分を仲間達と共にお届けできればと考えておりますので、ご興味のある方はしばしお付き合いいただけますと幸いです。

ではでは、また記事や作品にてお会いいたしましょう。左様なら。

(帝国トンボ 代表・初瀬川タイキ)

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