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剣道基礎論 ~構え・すり足・手の内~ 五段~七段対象

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他のマガジンよりも別格で質が高い内容になっており、「基礎」に関して身体合理性を追求した「極意」の書。 100冊以上剣道・スポーツ科学の書籍を読んで、それを統合しブラッシュアップし…
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剣道基礎論は、七段・八段に到達するための体感と思考を身につける「極意の書」です。

こんにちは。タイトルを大げさに付けて釣ってみましたが、よろしくお願いします。こちらは「剣…

剣道の礼法講座 かっこよく抜刀して蹲踞する 

剣道の「礼法」について、「礼法」は剣道の伝統精神性を如実に表したものであります。剣道を学…

身体の先端が剣道を制する「肘」の極意。読むだけで、全身を使った剣道のコツがわかる

前回の記事内容と被る部分があるのですが、今回は、身体の「末端」について、かっこよく言うな…

天才の極意:誰も教えてくれない内部の姿勢形成論。指導を受けたり、昇段するごとに動…

この記事は、私の剣道基礎マガジン こちらを読む前に一回「警告」として、必ず読んでいただき…

剣道の構え・動作解析① 剣道指導要綱では身につかない「自然体」の形成 99%やっ…

剣道の向上に取り組みたい場合、姿勢とは何なのかというものを追求しなければならない。それは…

剣道の構え② 竹刀の握り方・左拳の位置 「前腕」「中指・薬指」の機能を考えて、一…

今回は、さっそく「構え」をやっていきます。第一弾は「左拳」です。 まずは、剣道指導要領を…

剣道の構え③肩甲骨の力を最大限に引き出す「脇の締め」とは!? 剣先の向きも修正する

剣道の構え、今回は、「脇の締め」についてです。「脇を締める」構造を理解すれば、打突の時も上腕の外旋を維持して打突することの大切さもわかる。これにより、コテ打ち、メン打ちの打突がスピードも強度も自然と強化されますし、肩の疲労も軽減されますので、是非読んでいただきたいです。 「肩肘を張る」とは、「肩をことさら高く上げ、肘を張って、気おうさま、威張るさま」。肩肘を張ると、僧帽筋の緊張→それと連結して顎が引かれます。 剣道の基礎として「脇を締めなさい」という指導文句がある。「顎を

剣道の構え④顎は引かない!顔の角度一つで耳の水平感覚が決まる!

剣道指導要綱に「あごを引いて、首筋を伸ばす」と書かれていますが、顎は引かないですください…

剣道の構え⑤ 足 剣道の教えに反する左足の構え

構えの「足」に入りますが、「足」は、剣道の師範や剣道家によって意見はバラバラな表現をして…

剣道の構え⑥左重心「左腰で打て!」の「左」を解析する「左股関節の外旋力」

剣道の左腰→左重心を語るには、その原動力動作となる「左股関節の外旋」となるので、前編で「…

基礎動作①踵を床につける&究極の「すり足」習得へ

1.剣道:左のひかがみを緊張させる →ひかがみ(ひざ辺り)は、少し曲げる 2・構えの足の…

基礎動作②踏み込み足:究極の初動を手に入れる「右膝の抜き」と「左股関節の外旋」

踏み込み足についての記事です。 ・足幅の広さにおいての飛距離の相違 ・身体を前にさばくた…

基礎動作③冴えのある打突「手の内」「肩甲骨」の技術習得 打突が弱い、遅いで悩んで…

動画内でご覧の通りこの記事は打ちが弱くて悩んでいる。速く打てなくて悩んでいる。もっと、強…

基礎動作仕上げ 剣道基礎論おさらい。日常生活でもトレーニング可能

では、理屈が理解したところで基礎動作をまとめていきます 左股関節・足 ・肛門を締めて、骨盤をやや前傾位置、左股関節を外旋させる。 ・ひかがみ(ひざ辺り)は、少し曲げる ・右足は真っすぐ、左膝・左つま先は相手にむけるより15~30℃ほど外旋する ・左側面に重心を預ける(上体を傾けずに、目線は水平を保つ) ・左踵を床につけて構える。小指球、踵重心(アウトレッジ感覚) ・足関節を背屈させる。外反しない ・足の指を底屈させる ・右足も内側に絞らない 左手・腕・肩