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vol.46 さくらさくら【手紙の助け舟】

みなさま、こんにちは。喫茶手紙寺分室の西川侑希です。
各地から桜の開花のニュースが届く時期になりました。私の住む愛知県の桜もちらほらと咲き始め、見つけると思わず足をとめて見上げてしまいます。暖かな陽ざしのもと美しい桜並木を散歩したいですね。

染井吉野(ソメイヨシノ)

春といえば「桜」を連想するほど、日本人は桜が大好きです。昔の歌集にも桜の和歌がたくさん載っていて、長く多くの人に愛されています。冬を乗り越えて、青空のもと華やかに優しく咲く桜は、今も昔も人の心を魅了する力があるのですね。

前回の田丸有子さんの記事にもあった、「染井吉野」という桜の代表的な品種。

実はひとつの木から「接木」という方法で増やしているため、ほとんどが同じ遺伝子だそうです。そのため、いろいろな問題があるようですが、私たちが目にする染井吉野が「すべては1本の木からはじまった」ことに、私は希望を感じています。
多くの人の手で美しい桜が広がり、守られているのですね。

桜のレターセット

図1

今の時期の文具売り場には桜柄のレターセットがたくさん並んでいます。
やわらかいピンク色は受け取る人の気持ちを明るくしてくれます。
ほんの一瞬しか見ることができない桜ですから、手紙でも桜を楽しんでいただけたらと思います。
それでは、また。

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西川 侑希(にしかわ・ゆき)|喫茶手紙寺分室 note ライター
手紙文化振興協会認定 手紙の書き方コンサルタント
愛知県名古屋市生れの名古屋市育ち。広告代理店で営業職として勤務したのち、メーカーで商品企画と広報を担当。「文具店が開ける」と言われるほどの文具マニア。
1年間で手紙を書く枚数は500通以上。最近は読書と釣りが趣味。
Instagram  https://www.instagram.com/yuki__nishikawa/

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