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【AirPods Pro2】AndroidユーザーはAirPods Pro第2世代を買うべきか。【ワイヤレスイヤホン】

どうも、てがーしです。

今回は今最もアツいワイヤレスイヤホン、AirPods Pro第2世代をレビューしていきます。
僕はAndroidをメインに使っているので、Androidユーザー目線で良いところ、気をつけるべきところを語っていきます。


動画

動画視聴はこちら。


外観

色はホワイトのみとなっていて、パッと見は前作と同じ見た目になっています。


前作との違いはケースの底面にスピーカーが搭載されたこと、側面にストラップループがついたこと、イヤホン本体のマイクの位置が変更になったことです。


イヤーチップの装着部分は前作と同じ形状をしています。

ただ、Apple公式は「第2世代のイヤーチップよりも第1世代のイヤーチップのほうが明らかにメッシュの密度が高い」との理由で互換性はないとしています。

イヤーチップの見た目自体は全く一緒ですが、Appleが思う最高の音質を楽しみたいのであれば純正のイヤーピースを装着したほうが良さそうです。


仕様

遅延はTWX9が31、GalaxyBuds2 PROが33、AirPods Pro2が49。


スライドでの音量操作にも対応した。


通話品質

初代とAirPods Pro2のマイクで録音してみました。画像をタップして聴き比べてみてください。

画像をタップすると実際の音声が聴けます。


ノイズキャンセリング

車が行き交い、芝刈り機が駆動する環境でWF -1000XM4、初代Air pods proと比較しました。

結果としては明らかに前作よりも進化しており、WF-1000XM4と同じレベルに達していると思いました。

ただ高域のノイズはWF-1000XM4の方が除去できていたので一歩及ばずという感じですね。

点数で表すと10点満点中の9.5点といったところです。

公式の謳い文句通り前作の2倍になっているかと言われれば微妙ですが、1.5倍程度はノイズを遮断してくれていると感じました。


風切り音

風切り音はそこそこします。
前回紹介したATH−TWX9ほどではありませんが風が強い日はノイキャンをオンにしていても気になるかもしれません。

そよかぜ程度でもゴーという音が入るので、走ったり、海に行ったりと考えている人には気をつけた方がいいかもしれません。

また、Androidではマイクを全部切るOFFモードを選択できないので風切り音への対策は皆無となっています。

後ほどまとめますが、Androidoユーザーは使用環境をよく考えた上で購入した方がいいと思います。


外音取り込み機能

これに関しては素晴らしいの一言につきます。

前作も相当優秀で、10点満点10点満点としていたのですが、第2世代はこれを超えてきました。

具体的には自分の声のこもりがより抑制されて自然になりました。

新システムの適応型環境音除去については不要な雑音を消しつつ外音を取り込めるとのことですが、個人的にはそこまでの効果を感じませんでした。

とはいえ取り込み音の自然さがずば抜けていたのでこれについては期待通りといった感じでした。

総じて、これからの外音取り込みの新基準になるであろう素晴らしい外音取り込みだと感じました。


フィット感

フィット感は初代Airpods Proと変わりはなく、軽い付け心地になっています。

ホールド感はないですが、本体が片耳5.1gとかなり軽いので振り落とされる心配はなさそうです。

イヤーチップ抜きで片耳5.1g。つけ心地も軽い。


一応ブレイクダンスができるか試してみました。

右耳にAirPods Pro、左耳にAirPods Pro2をつけて検証。

結果としては全く落ちなかったです。

フィット感もさることながら防水性能もIPX4となっているので、汗をかく人も、小雨のなかランニングに行くような人にも安心の設計となっています。


音質

音質は僅かですが良くなっています。

傾向は初代と変わらずフラットな音質で、聞き疲れしないものになっています。

今回は藤井風さんの「まつり」
水曜日のカンパネラさんの「エジソン」

で聴き比べを行いました。
藤井風さんの「まつり」ではイントロの篠笛2音目のピーク感が減り、初代よりも聴き心地がよくなっていました。

ベースについては初代ではなんとなく振動板が震えている感じしか伝わらなかったのが、第2世代ではズンという重さも感じられるようになりました。

水曜日のカンパネラさんの「エジソン」ではボーカルの中高域がシャリ付き気味だったのが解消されて聴きやすくなっていました。

総じて高域から低域までの音のレンジが広がっていて音楽を音楽として楽しめるような音質になっていました。

ただ初代と聴き比べないと分からないほどの微妙な変化にはなっているのでそこまでの進化は期待はしない方がいいかなと思います。

音質でいうとまだまだWF-1000XM4やTWX9、Fokus H ANCの方が上なので音質重視の方は注意です。


Androidユーザーが気を付ける点

アンドロイドユーザーが利用できない機能を紹介します。

利用できない機能は画像の通り。


普通に音楽を聴く分には問題はないんですが、バッテリー残量がわからなかったり探す機能が使えないのはいざという時に困りそうです。

地味にOFFを選べないのも風切り音を遮断する術を失うことになるので痛手ですね。

1番残念なのがファームウェアのアップデートを受けられない点です。
おそらく初代で空間オーディオを実装してくれた時のように大きなアップデートが控えている思いますので、長い目でみるとAndroidユーザーは大損こく可能性があります。

また不具合については今のところ確認はできていませんが、なにか問題があった時にアップデートで解消できないっていうのも不安ですね。

なんにせよApple製品と組み合わせて使うのが一番パフォーマンスも発揮できて安心もできると思うので、Androidユーザーはその辺も考慮した上で購入を検討されると良いのかなとおもいます。


良かった点

良かった点を3つ紹介します。
まずはノイキャンの性能について。

僕はイヤホンをたくさん所持していますが、ノイキャンは現行最強クラスといっていいと思います。

しかも純正のシリコンイヤーチップで最強クラスなので、フォームタイプに付け替えたら文字通り無音になるんじゃないかなと思います。

軽い付け心地と強力なノイキャンを両立したイヤホンは他にないので、この両方を味わえるというだけでも買う価値はあるなと思いました。

2点目はバッテリー関連です。
初代に比べてバッテリー持ちがケース込みで6時間長くなっているということで使い勝手がかなり良くなりました。

初代は寝ホンとして使うには心もとないバッテリー容量だったんですが、第2世代ではちょうど目が覚めるくらいまではもってくれます。

MagSafeにも対応したので、充電スタンドを持っている人とかは特に充電に関するストレスが減るんじゃないかなと思います。

3点目は外音取り込み機能についてです。
正直これを超える外音取り込みは今後出ないんじゃないかなっていくらい自然です。

ずっとつけていても違和感のない品質になっているので、人によっては耳の一部と錯覚するんじゃないかなと思います。

特にお会計時とか、ふと話しかけられた時に重宝するので、つけたまま会話をよくする人は買って間違いないと思います。


まとめ

価格が税込¥39,800だったり、音質が並であることAppleユーザーしか使えない機能があることを考えるとAndroidユーザーやーディオマニアにはおすすめしづらい製品になっています。

ぶっちゃけAndroidユーザーはWF-1000XM4やGalaxy Buds2Proを買った方が満足できると思います。

ただ外音をコントロールするガジェットとしての完成度はずば抜けているので、Androidの方でもガジェット好きの方は買っても面白いのかなと思います。

また、Apple製品で身の回りを固めている人にとってもこれ以上ない製品になっていますので、そういった方は是非下のバナーより購入してみてください。

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