はじめに
ふとした思いつきから、noteを始めてみることにしました。
自己紹介も兼ねて、私とパートナーのことを少し書いてみようと思います。
私は日本に生まれて日本で育ってきました。30代の女性です。
パートナーとの出会いは、私が大学時代にイギリスへ留学したことがきっかけでした。留学から帰国後、今度は彼が日本へ留学に来ました。そこから縁あって付き合うこととなり、社会人になってから結婚をしました。
結婚して2年ほど経った頃、彼から「もしかしたら自分は女性なのかもしれない」と突然のカミングアウトを受けました。
いずれは女性になりたい、という気持ちを持っていた彼は、ホルモン治療を始め、社会的にも女性として暮らし始めました。
日本では、性別変更をするためには、さまざまな条件があります。
例えば、20歳以上であること、未成年の子どもがいないこと、変更する性別の性器に似た外観を備えていること(いわゆる性別適合手術を受けていること)などです。ただ、パートナーは外国人であったことからそういった条件を免れ、パスポートや在留カードに記載の性別を変更しました。
一方で、現在の日本では、同性同士の婚姻は認められていません。そのため、パートナーの性別変更の手続きの前に、私たちは離婚手続きを取りました。
そして、結婚・離婚を経て、今も二人で一緒に暮らしています。
・・と、ここまでの流れをざっくりと書いてみましたが、かなりドライな文章になってしまいました(苦笑)
今日に至るまでに、とても色々な出来事や、それに伴って感じてきたさまざまな気持ち、考えてきたことがたくさんあるので、少しずつ思い出しながら記録として残しつつ、二人の今のこともたくさん書いていこうと思います。
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