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【エッセイ】YouTubeのリコメンド【恐怖?】

昨日久しぶりに走ったからか、足がビミョーに痛い。昨日と打って変わって動きたくない。まだまだ働き盛りの年齢のはずなのに、私のこのくたびれ様はどういうことなのか。これもコロナのせいか。いや、単純に私が出不精なだけだろう。今日は休日動画タイムになった。

YouTubeを開いてテキトーに動画を漁る。基本的に音楽を聞き流すだけ。久しぶりにボーカロイドでも聞こうかと学生時代聞いていた曲から聞いていく。今を時めく米津玄師ことハチの楽曲から聴き始め、ワールドエンドダンスホールやロキ、ドラマツルギーといった有名どころでノリの良い曲を、ポテトチップスを食べ続けるために止まらない手のようにガンガン再生していく。
「あの頃のニコニコは良かった・・・」
と無事懐古厨のような感想を頭の中で並べつつ、感傷にふけっていた。そして最近流行りのAdoやYOASOBIのようなボーカロイドベースの曲を聴きながら
「やっぱりボーカロイドはサイコーだわ・・・」
と中身がまるで無い批評家気取りのコメントが頭の中で溢れていた。

だんだん飽きてきたころに、YouTubeホームページに戻ると何やら様子のおかしい動画がリコメンドに現れていた。

まず単刀直入に言って絵が怖い。こういうタイプの絵は私のタイプじゃない。あと、noteを流し見してるだけだと伝わらないかもしれないがこれらの動画にはtitleが無い。不気味過ぎる。明らかに異質な動画がリコメンドに上がってきたため
「YouTubeさん、機械学習ちゃんとできてますか?」
と心の中で突っ込んだ。しかし「怖いもの見たさ」という言葉があるように、「怖い」と感じた私の「心」は好奇心に満ち溢れてしまった。
「別に貞子が出てくる訳じゃないし。いいだろ。」

「あれ、意外に好きなタイプの曲かも。」
上記の動画は絵だけ見たら「キャー!」みたいな無駄に奇声を上げるタイプの動画かと思っていたが(昔「ウォーリーを探さないで」というフラッシュサイト動画があった)、ちゃんとしたボーカロイド調の曲だった。歌詞はよくわからないが、曲だけならまあまあ良いぞ。また、上記動画のコメントにもあったが、titleを付けないことによって検索して動画を探すユーザーよりリコメンド表示から見てくれるユーザーの方が好きなタイプと一致するというからくりらしい。色々考える人がいるね。だとすると、この記事経由で動画を見た人は低評価を押しちゃうかも・・・。いずれにせよ、YouTubeの機械学習機能、かなり正確なんじゃないだろうか。私としては曲の好みでタイプ一致した。

ちなみに巨乳の貞子さんが出てくるなら、私は動画を見るかもしれません。YouTube運営者様、是非リコメンド表示お待ちしています。

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