見出し画像

【エッセイ】転職活動

朝起きると、久しぶりに寒さが私の身を刺してきた。今度こそ秋だ。私は久々に散歩した。空には一つも雲のない、さめざめとした色の空だ。

一方で私は今焦っている。転職が上手くいかない。やりたい事をやりたいのに、中々相手にしてもらえない。やりたい事をやりながらお金を貰うというのは何と難しい事なんだろう。私は色々欲しがりすぎなのかもしれない。

何故落ち続けているのかは自分がよくわかっている。休職期間が長く、業務制限があること。話の中で、私の価値観に一貫性が無く意思疎通が難しい時があること。業務経験三年経ったにも関わらず今でもメンターをつけていること。

周りは焦るな、と言う。
「ゆっくり体を治してから自分のやりたい事をやるべきだ。」
理解はできる。しかし、その一方でやりたい事をやらないからこそ、どんどんつまらない仕事のやり方ばかり覚え、つまんない仕事を永遠と繰り返す人生になるのも見えている。

周りはそんなにやりたい事があるなら成果を見せろ、と言う。
「じゃあ仕事で何をしてきたんだ、どんな資格を取ってきたんだ!」
大して成果は上げれてないし、資格も大して取れてない。仕事は好きか嫌いかと言われたらそんなに好きじゃないことから、向いてないのかもしれない。

このような後ろ向きな姿勢が見え隠れするのも、選考を不利にする理由なんだろう。ネガティブな自分の感情を直すために認知を再考して行った方が良いんだろうな。

どうすればココから出られるんだろう。出たいと言う感情はあるけれど、出るための行動が伴わない。こんな事で生き辛いって言ってたら人生やってられないだろう。

そんな腐りかけた私の心は今朝の散歩で見た秋空の澄んだ色によって潤してくれた。こんなに広い空の前では私の心なんてちっぽけなもんだ。

大丈夫。どうにかなるさ。努力していこう。

よろしければサポートお願いします!