見出し画像

【エッセイ】慣れない事をすると失敗する

今日も暇なので図書館で勉強した。電波法規について勉強しているけど、今やってる本の問題は一週間くらいでパーフェクトにしたいな。

そもそも業務に使うのかといったら非常に怪しい。私は無線通信関連の研究をしていたけれど
会社ではソフトウェア開発をしていたためちょっと離れてた。そして無線通信分野にまたいつか仕事で巡り会えたら良いなと思いながら勉強してる。陸上特殊無線技士一級の試験は六月なので、今度は申し込みを忘れないようにしとかないと。

お昼頃に勉強を終えて図書館の外に出てみるとどこからか誰かが「川の流れのように」をトランペットで吹いているのが聞こえてきた。図書館は新川のすぐ側に建てられていて、おそらくこのトランペットは対岸側で吹いているっぽい。これは中々風流ですな。歌詞はわからないけど。

昼食をすき屋で取ってから私は車で家へ帰ろうとした。この辺も人が増えてきてここへ来る時に使った道路はこの時間になると渋滞になりやすい。私は来た道を元に戻らずに迂回ルートを使うことにした。

私は車の鍵を開けて中に入りエンジンをかけた。四月にしては暑い気温だったためか、エンジンをかけた瞬間にエアコンがブォーと音を立てて冷却し始めた。私はレバーをドライブに合わせてサイドブレーキを外し車を発進させて駐車場を出た。

思わぬ所で前を走ってた車が左折して細い道に向かった。こんな細い道を行くのか、どこに続いてるんだろうな。あれ? 私はハッと我に帰った。さっきの交差点で右折しなきゃいけなかったんじゃないか? 前の車が左折した事に気を取られて私は右折するのを忘れてしまった。まっ、次の交差点で右折すれば国道に出られるでしょ。私は次の交差点を右折した。右折した先は細く短いトンネルだった。私は後ろから車が来ているため止まることは許されなかった。

とても短いトンネルを抜けるとそこは住宅街だった。行き止まりである。私は住宅街の中をぐるぐるした後、先程抜けたばかりのトンネルをまた潜元来た道に戻ってきた。ちょっと焦ってしまったから、トンネルを潜る時に右サイドミラーを軽く擦ってしまった。熱くなると頭がぼーっとして集中力が落ちてしまう。ただ図書館に勉強しにきただけなのに踏んだり蹴ったりになってしまった。

一応この後はちゃんと迂回ルートで帰れた。地元で迷子になるなんて…。

よろしければサポートお願いします!