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【エッセイ】仕事つかれた…

昨日久々に出社したからか、午後から疲労感が強くなった。本日のノルマは何とか15時頃に片付いたので、就業中だけどベッドの上でゴロンと横になった。

私は疲れるとネットサーフィンばかりしてしまう。テキトーにSNSに生息しているエンジニアの呟きを眺めながら精神力が元に戻るのを待っていたけれど、全然戻って来ない。しょっちゅう呟いているエンジニア達を眺めていると、
「呟いてばかりいないで仕事しろ!」
と思うが、今SNSを見ている私も同類なのでここは口をつぐむ。その代わりにテキトーに「いいね!」を押してあげた。類は友を呼ぶことができる。

いやいや、何やってるんだ。仕事中だろう。仕事をサボってる友を呼んでる場合じゃない。頭の中でそう思っても、体が机の前まで動いてくれない。ダメだ、テンションを上げよう。私はAlexaに
「私がよく聞く楽曲を再生して。」
とお願いした。するとAlexaから
「ラジオ体操、第一!」
元気な声が流れて来た。違う、そうじゃない。たしかに毎朝聴いてるけど。

ダメだ、新しい曲をかけるのも面倒臭い。そうだ、お菓子食べよう。確か母がチョコレートを買ってきたと言っていたような気がする。ここは甘いものを食べてリラックスしよう。私はお菓子が入っている箱を開けた。箱には沢山の「チョコレート効果 72」が入っていた。うーん、絶妙なチョイス。日頃私がダイエットに取り組んでいるのを母は知っていたので気を遣ったのかもしれない。私はとりあえず箱を閉めてその隣にあるジャガポックルを一袋食べた。まだ疲れは取れない。いや、寧ろ疲れが溜まってないか?

しかし、この疲れが却って良かったのかもしれない。先程まで机の前に座ることができなかった私が何事もなく座ることが出来た。やった!とうとう座れたぞ!さあ、仕事を再開しよう。私は仕事に取り掛かる事にした。

でも、ちょっとだけ、スマホ見よっと。あっ、SNSの呟き更新されてる。ちょっと見よっかな。

私はベッドの上でゴロンと横になった。

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