見出し画像

体罰の瞬間を見た話

目の前で目撃

現在僕が所属しているチームはジュニア年代からユース年代があり、僕たちのチームがあるという構造になっています。

そのため練習場所が時々、重なる事があります。重なると言っても、僕達が終わる頃に下の年代の子達が来る感じですが、、、

下の年代の子達からしたら、僕達の練習風景を見れたりするので環境としてはとても良いんじゃないかなと思ってます。

時々、ユースくらいの子は僕達の方に練習混ざったりもしますしね。。

それはさておき、昨日ちょうど僕達の練習が終わる間際からユース年代の選手はグラウンドの外から見ていました。

次の日が練習試合だったので、そんなに激しい練習はせずにシュートを中心とした感じでこの日は終了。

僕は疲れを残さないために、グラウンドの端でストレッチをしようと移動した時に突然周りが静かな事に気付いたんです。

チームメイト達は基本、練習が終わると騒いでるというか元気に話してるんですが、そんな声も聞こえない。

ユースの子達も練習始まる前に、ボール回ししたりなど遊んでいるので騒がしいはずなんです。

ですが、そんな声が一つもしません。その代わりに、大人の怒鳴り声が…

その声の方向に視線を向けると僕と結構近い距離で、ユースの監督(?)コーチ(?)の方とユースの選手が一人向き合ってました。

言葉は分かりませんが、明らかに怒られるてるのだけは分かりました。「あーあ、なんかやらかしたのかな…」くらいで僕は間近で見て、通り過ぎようとした瞬間に

「パチン」と、、音が。

え?マジ?今殴った?                         続けて二発を頬に張り手。最後は頭にゲンコツ

その瞬間言葉を失った自分がいました。

僕はこれを目の前で目撃して、何も出来ませんでした。止めなきゃという自分と止めるのが怖い自分。簡単に言えば度胸がなかったんですね。

もしかしたら、選手が物凄く悪い事してたかもしれないとか、色々と考えれますがそんなのは全部言い訳です。

僕はその光景をただ眺めていただけでした。何も出来ず、ただ見てただけ。

タイの教育文化は知りませんが、僕は体罰は「大反対派」です。メリットが何一つとしてないからです。

当たり前の事を言っていますが、現在の日本でも体罰はまだあると思います。日本の場合は「殴る、蹴る」だけではなく強制的に坊主や罰走。

僕も経験してきましたが、こんなのは何一つメリットありません。

指導者は体罰をした理由を色々と言いますが、そんな理由は全部嘘です。ハッキリ言います。

あなたが人に物事を伝える能力が低いだけです。知能レベルが低いんですよね。

ってまぁ、結論、指導者の能力の問題だと思ってます。

こんな事を思っている僕が目の前で、その出来事に直面して何も出来ませんでした。

ましてや、今回は暴力。見ててとても不愉快です。僕は僕なりに「教育」について普段から考えてました。

でも、どんな綺麗な言葉を並べようと行動に表せれなければ意味がないと 今、後悔しています。ただ、ただ情けない。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?