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注意! 株式投資を始めた人が見ないと身を亡ぼす危ない誘い

こんにちは。相も変わらず投稿時期が安定できないTeFuです。
開幕早々ですが、いや・・・熱いですね。。。
自分は東京住まいですが、毎日の暑さにうだってます;
そんな中、暑さに負けじと、半年ぶりに運動とヨガを再開しました。
やっぱり運動すると肩こりの取れ方が全然変わりますね(^^)
デスクワークの運動大事、絶対。

余談はこれくらいにして、さてさて本題です。

株式投資をしていると、株式に限らず、ポスティングやDMなどで、多くの投資商品が目に入るっているのではないでしょうか。
これは、自分に子どもが生まれるとベビーカーが目に入るのと同じように、株式投資を始めると他の投資商品が気になるという、始めた人あるあるの現象です。

そして投資への関心が増えた代わりに、もっと効率的な投資上がれば乗り換え用という強い欲が出てくることにつながります。
そんな初心者を狙うのが、詐欺業者の人たちです。

彼らは巧みな話術やマーケティングで、せっかく溜めた資産をむしり取ろうとします。

これまでは具体的な金融投資の方法をお伝えきましたが、
資産運用を開始した今、お金を守る力は同じくらい重要です。
今日はお金を守る力を鍛える編として、代表的な詐欺手法を5選紹介したいと思います。

今日の目次は以下の通りです。

①ピラミッド・スキーム

  1. 詐欺の概要
    ピラミッド・スキームは、いわゆるねずみ講(無限連鎖講)の一種です。
    ピラミッド・スキームでは、投資家などに対し、会員同士での商品やサービスの販売は行わず、新しい会員を勧誘することでお金を得ます。
    そして新しい会員が払うお金によって、前からいる会員の利益を生む仕組みです。

    この方法は次に出てくるポンジ・スキームも、ねずみ講の発展型となります。
    またねずみ講の一種ということもあり、日本でも法律によって禁止されています。

  2. 被害の特徴
    他のねずみ講でもあるお話ですが、会費を取り返すまで続けようとしますが、勧誘が上手くいかないことで辞め時を見失ってしまい、更に被害額が増えてしまう傾向があります。

  3. 対処法
    そもそも入らないことが一番です。
    もし入ってしまったなら、支払った分は損切と思って早期退会するのが一番かと思われます。
    今、上手くいっていないなら、その先で上手くいくことはないでしょう。

    余談ですが、よくねずみ講は違法、マルチ商法は合法と言われます。
    合法とはいえ、マルチ商法は法律上の規制が厳しく決まっていますが、それでもトラブルが多い商法です。
    「あれ? この話、もしかして・・・」と思った場合は、その場で入会の回答はせず、専門家の方に相談するなどして冷静な判断することをオススメします。
    そもそも金融商品を、その場の勢いで決めるのはいけませんです。

②ポンジ・スキーム

  1. 詐欺の概要
    ポンジ・スキームは、1900年代前半にたチャールズ・ポンジという人が行っていた手法です。
    ①ピラミッド・スキームで解説したピラミッド・スキームで検索すると一緒に出てくる、ねずみ講の派生の一つとなります。
    この手法では、高い配当率などで投資家を呼びかけ、契約者へ実際に「増えたというお金」を渡されます。

    あれ、増えたお金が渡されるなら良いんじゃないの?と思った方、
    すごく危険です。
    一見、利益が出ているように見えますが、実はこの時に渡されるお金は、契約者が預けたお金の一部です。なので実態として全く増えていません。
    そして、この渡されるお金に関しても、最初の数カ月程度となっており、以降は一時的な成績不振など、何かしらの理由をつけて渡されなくなります。

  2. 被害の特徴
    冷静な判断ができれば、損をしている時点で解約させることはできますが、一度増えた実感がある分、「次こそ増えるはず!」という期待を抑えられず、多くの人が資産を食いつぶされるまで解約できないようです。
    ビギナーズラックで当てたパチンコ中毒者の精神状態と一緒ですね。。。

    また、この手法のタチが悪いところが、詐欺としての立件難しいということです。
    全く運用がされていないのであれば立件の可能性は高まりますが、一部のお金が本当に運用されていると、まだ運用途中でタイミングを探っていたなどの言い逃れされてしまうケースもあるようです。

  3. 対処方法
    そもそも入らないことが一番です。
    金融商品でありながら高利益をうたっているのに、安全を強調している。この時点でほぼ詐欺かゴミ商品のどちらかと思ってよいでしょう。
    利益とリスクは表裏一体です。元本保証があるということは、そのコストを利益から取るしかありません。
    もし既に入ってしまっている人は、強固な気持ちをもって、今すぐに解約しましょう。

    また余談ですが、ネット上での体験談で、最初に振込があった時に解約すれば儲かる!と考え、実行していた方がいるようです。
    ただ詐欺行為に加担する団体が、まっとうな人達であることはないです。
    そういう人たちは法律では抑制できないため、お金と引き換えに命の危険に晒すことになるので、全くお勧めしません。

③インサイダー取引

  1. 詐欺の概要
    インサイダー取引は、非公開情報を持つ団体、または個人が、その情報を利用して金融商品を売買することで利益を得る行為です。
    特定の人でしか知らないという、特別な商品情報を餌に勧誘してくるのですが、そもそもインサイダー取引自体が違法行為です。
    この方法は、私の知人も学生時代に被害にあって、数十万円の被害を被っているので、個人的にも印象深いものですね。

  2. 被害の特徴
    消費や意識としてお金持ちの人が投資で儲けているのは、
    「みんなが知らない商品があって、それを変えれば自分も勝てるはず!」と思いがちです。
    SNSを見ていると金融投資のみで数千万から数億円の利益を投稿している人もいますが、少ない種金から金融投資のみで億万長者になるのは、ギャンブルのような高いリスクを取るしかありません。
    そしてギャンブルで確実に勝つのは、ギャンブルに乗る人ではなく、そのギャンブルを運営している人という原則を忘れてはいけません。

  3. 対応方法
    情報が世に公開される前に知っていて、その前に購入する投資商品を保有している時点で詐欺と思った方が良いでしょう。
    金融投資は数百年間の間に、様々な詐欺があり、法律によって厳密に管理されています。
    確実な利益を出すのに抜け道や秘密な情報などなく、みんなができる正攻法を着実に進むことしかありません。

④偽の投資会社

  1. 詐欺の概要
    偽の投資会社は存在しない、または実在するが詐欺的な運営を行う会社のことを指します。
    勧誘の手法は様々ですが、会社登記はしていても、金融庁の届け出をしていない会社が多くあります。
    扱っている商品、手法がどうこう以前に違法な団体です。

  2. 被害の特徴
    インサイダー取引同様、「特定の人たちしか知らない情報があるはず!」と思っていると引っかかるパターンが多いです。
    金融取引は、誰でもお金が増やせる方法のため、法律によって厳しく管理されています。
    先人たちの血肉をもって作られたルールに、簡単な抜け道などありません。

  3. 対処の方法
    まず、商品購入にあたり、勧誘している企業にお金を集めるという話が出た時点で金融庁の事業者番号を確認しましょう。
    金融庁 免許・許可・登録等を受けている業者一覧  金融商品取引業者等

    そもそも不特定多数の人からお金を集めるという行為は、金融取引法で管理されており、事業者登録がない会社が行っている時点で違法です。
    そして検索に出てこない場合は、違法業者の可能性が高いため解約して関係を断ちましょう。

    この時、団体関係者に質問して帰ってきた言葉は真に受けてはいけません。
    自分で判断ができないなら、行政に問い合わせした上で購入の判断しても遅くありません。

まとめ

①ピラミッド・スキーム(ねずみ講)
 →対応方法:近づかないこと。入っているなら即解約。
②ポンジ・スキーム
 →対応方法:近づかないこと。入っているなら即解約。
③インサイダー取引
 
→そもそも違法です。金融取引に抜け道はありません。
④偽の投資会社
 
→他人からお金を集めるには金融庁の事業者番号が必須。
  HP上に社名がないなら違法業者の可能性有。


本日の記事、いかがでしたでしょうか。
金融リテラシーが上がると、今までわからなかったことが見えてくる分、
知識の弱さに付け込まれ、意図せず騙されやすくもなります。

NISA制度が始まり、個人投資家が増えたことで、金融商品の詐欺被害も増えているようです。
自分で判断できないけど、どうなんだろう?と思ったら、他人に相談してみましょう。
金融庁でも専用の相談窓口があるので、気になった方はお問い合わせください。
金融庁 金融サービス利用者相談室

自分のお金のことを一番守れるのは、あなた自身です。
増やす力だけでなく、守る力もしっかりつけて、バランスよく知識をつけていきましょう。
そして金融商品の購入を、その場の勢いで決めるのは悪手です。
一度持ち帰ってからでも十分間に合います。焦らず、冷静に検討しましょう。

以上になります。
今回の記事もご愛読いただき、ありがとうございました!


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