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コスチュームジュエリーとDior

昨日、オンラインショップへ新しいコスチュームジュエリーをアップしました。

とても綺麗なブルーのビーズイヤリングとクレイマー社(KRAMER)のイヤリング。

身に着けるアクセサリーを私は秋に欲しくなることが多いです。

夏も素敵ですが、まず暑い。。。

首周りにジュエリーがあると少し外したくなる時がありますよね。

そうゆう時は基本イヤリングを付けています。

そう思うとイヤリングって季節問わず身に纏うことができていいですよね。おすすめです。

さて、本題へ。

昨日UPしたクレイマー社のイヤリング、今日はこの会社の話をしてみようと思いました。

ニューヨークのマンハッタンに1943年、クレイマー社が誕生しました。

デザイナーはルイス・クレイマー。

当時のアメリカはコスチュームジュエリー産業で、各社が可愛らしいコスチュームジュエリーを発表していました。

クレイマー社は素材にこだわり、アクセサリーに使われる部分を金メッキ、オーストリア産のクリスタルやラインストーンを使うことで高級感のあるコスチュームジュエリーを生み出しました。

その噂は瞬く間に広まり、多くの女性がクレイマー社のジュエリーに虜になります。

私がアクセサリーを触るとき、何か高級感があるなと手に持ちブランドを確認するとクレイマー社のものが多いです。

ガラスを使ったラインストーンが多いこともあるのか、ずっしりした重みがあるんですよね。

そこに多くの女性は虜になったのかもしれません。

その高級感のあるクレイマー社のジュエリーがクリスチャンディオールの目にとまり、ルイスクレイマーはラグジュアリーの世界へと目を向けていきました。

1950年代から60年代にかけてクレイマーはクリスチャンディオールの為にコレクションを発表。

それはとても芸術的で複雑な曲線を描き、当時のニュールックに合わせたスタイルに用いられることとなりました。

70年代前半頃、新しいモノが好きなニューヨークの人々はクレイマーの作るものから距離を置いていきます。

80年代に廃業。

煌びやかな世界を見てきたクレイマーには、今でもファンが居ます。

時代は変化し続けますが、このように私の元にクレイマー社のジュエリーが来ることが誇らしく感じます。

もしご興味のある方は、一度つけてみてはいかがでしょう。

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