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スーベニアピローケース

Souvenir(スーベニア)=自身の為の記念品・お土産

という意味になります。

今日は私も自宅で使っている、このピローケースのお話をしたいと思います。

アメリカでは日本と違ってお土産という文化が無く、相手に渡すものではなく、自身が記念で持ち帰りたいもの・自身の記念品にスーベニアという言葉が使われています。

写真は第二次世界大戦時、各州、各国派遣された兵士たちが愛する家族へ贈るために作られたピローケース。

よく見ると州の名前が記載されており、自分はここに居ますと伝えるためやこの州に派遣されましたという記念の品物となりました。

当時は駐屯の基地に行くと販売されていたようで、その土地に旅行で行く方にも人気のアイテムで、当時からコレクターもいらっしゃったようです。

To My Wife や Mather and Dad など、家族に向けたメッセージが記載されており、

それを受け取った家族は、親戚やご近所さん・友人との会話に花を咲かせることもしばしあったとのこと。

家族を大切にする文化が、強く根付いていたことがこのピローケースを通して伝わりますよね。

現在はクッションカバーとして使っている方がとても多く、私もその一人です。

私の友人はニトリのソファーと合わせて使っているようで、ニトリが急に雰囲気を表わし始めたと、、

よくわからない事を言っていました。笑

10年前に買い付けでアメリカへ行ったとき、アンティークモールのおっちゃんになぜか好かれてしまい、、、

これあげるよと、第一次世界大戦の際の同様のハンカチをいただきました。

先日よく連絡を取るバイヤーさんに、年代が分からなかったので写真を送って貰ったことを話したら、

これは手放すと後悔するから取っておきなさいと言われました。

古いものを通して、大好きなアメリカと繋がれる事はとても幸せだと感じます。

また機会があれば、そのハンカチもこちらで紹介したいと思います。

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