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0623_映画と効率化

仕事で求められる効率主義という考えに休日まで侵されていく。

目を開ければ7時。アラームが鳴る前に起きてしまったようで、寝れる日に長く寝れない自分に腹が立つ。今日は午後から出かける予定だったので、暇な時間を映画を観る会にした。
プラダを着た悪魔を見て、おしゃれを身に纏うアンハサウェイに惚れて、私も街を颯爽と歩くキャリアウーマンになりたいと思う。
昨年この時期に初海外でパリへ行った。ファッション界の夢舞台であったパリを何も感じずに歩いていた自分が憎い。

それよりも悲しくなったのは映画を楽しむことができなくなった自分である。

・倍速で映画を観る
・動画を見ながら日記を書く

ながら〇〇は結局何も生み出さないのかもしれない。
楽しむための映画は、倍速にすることでその楽しい時間を自身で削り、自分と向き合うための日記を書く時間は、動画からの影響により歪む。

"人生を味わう為には非効率を求めよ"

子供の頃は、何も気にせずに映画を一日中見ていられた。でも今は、映画を見ていても頭の中で「これも後でやらなきゃ、あれも終わってない」などと言ったタスクの振り分けがされる。

これはだいぶ効率に侵されていると感じた。

もっと、それ自体を楽しもう。何も気にせず、何も得るものがないとしても、好きだからという理由で没頭したい。推しや趣味がある人が羨ましか感じた。

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