白浜への旅路
どうも、ワイティー(@wathiii)です。
このnoteでは、和歌山県の白浜に、友人たちと1泊2日の旅行をした際の出来事について、書いていこうと思います。
現在私は大阪に住んでいるので、天王寺駅から特急くろしおに乗り、白浜へ向かいました。なぜかくろしおに乗っている時の記憶がないので、私は寝ていたのでしょう。基本電車に乗ると、立ちっぱなしで過ごすので、いざ座ってしまうとすぐに眠ってしまいます。私はMRIの機器の中で、爆音が鳴り響こうとも眠ってしまう男なので、電車の中で眠ることなど造作もありません。
MRIの中で過ごす際は、ぜひご参考にしてください。
1日目:パンダ違いと腹がパンパンだ
10時過ぎに白浜駅に着くと、駅の外は人でごった返していました。私たちもそうですが、殆どの人がバスでアドベンチャーワールドに向かうようです。
かつて、ヘレン・ケラーはこんなことを言ったらしいです。
Life is either a daring adventure or nothing.
人生とは、果敢なる冒険か、つまらぬもののどちらかだ。
アドベンチャーワールドに向かう人々は、果敢な冒険をしているのでしょうか。そんなことを考えながら、私もバスに乗り込みました。まあ、嘘ですけどね。そんなこと微塵も考えてなかったです。1つ言えることは、生きて死ぬまでのストーリーがあるだけで十分に冒険でっせ。ケラーさん。
アドベンチャーワールドでは、色んな動物を見ました。やはり、パンダの人気が半端じゃなかったです。その一方で、かつて一世を風靡したレッサーパンダには、人が全く集まっていませんでした。同じパンダの名を冠する両者でも、これほどまでに差があるのかと思わされました。個人的には、レッサーの方が可愛い見た目をしてると思いますが、やはり希少性が違うということでしょうか。人気商売の栄枯盛衰。そんな無情さを勝手に感じた次第です。
肝心のレッサーパンダは撮り忘れてました..
というか、全然写真撮ってなかった..
アドベンチャーワールドには、ジェットコースターや観覧車もありました。遊園地としても楽しめるというのは強みですね。サファリパーク、イルカショー、動物園的要素、水族館的要素、遊園地的要素があり、色々と盛りだくさんでした。
しかし、昼ごはんに食べた天ぷら蕎麦には愕然としました。衣8割、エビ2割の素晴らしいエビの天ぷらでした(白目)
この分厚い衣の中にガリガリの身しか入ってないなんて、夢にも思わないことも別にありませんでしたが、それにしても驚きました。食べ始めてからは、スマホを触らない人間なので、証拠写真を撮れていませんが、びっくりするくらい身が小さかったです。大きいエビはアドベンチャーワールドで懸命に働く動物たちが食べているのでしょう。私はそう信じてます。
結局アドベンチャーワールドには、朝の10時半〜17時くらいまでいました。
宿は、ブランシェット南紀白浜です。
滅茶苦茶おしゃれでびっくりしました。
BLANCHETTE(ブランシェット)とは、フランス語で"隠れ家"という意味らしいです。隠れ家にしては丸見えですが、1つ1つの部屋が独立しており、ワクワクしました。
晩メシはビュッフェスタイルでいただきました。
それにしても、ビュッフェというものは不思議です。
なぜか元を取ろうという考えが頭をよぎります。
必要以上に食べ、腹をパンパンに膨らました先にあるのは何でしょうか?
そうです。
翌日の腹痛です。
しかし、そう分かっていても、人はビュッフェという言葉の魔力には逆らえません。自分の限界を超えようとする不可思議な力が働きます。それを仕事や勉強に活かせれば、もっと今の地位は高いはずなのに、可笑しいかなそういう場面では、限界は超えられません。しかし、悲しいかな、ビュッフェではその限界超えてしまうのです。
幸いなことに今回は翌日に腹痛は待っていませんでした。私も1つ大人になったということでしょう。
2日目:美術館、ピザ、露天風呂
2日目の朝食も、昨夜に続きビュッフェでした。それにしても、朝食ビュッフェとは考えものです。和食と洋食が用意されているケースが殆どだと思いますが、どうしてもどちらも食べたくなってしまいます。そのため、サバの味噌煮や刺し身やご飯、味噌汁を食べた後に、クロワッサンやフレンチトーストとスムージーを頂くという暴挙に走ってしまいました。これには私の胃もびっくりです。ですが、その日は絶好調だったので、大事には至らずに済みました。やはり、私の胃は大人になったようです。
朝から川久ミュージアムに向かいました。
ホテルと美術館が一体になっており、美術館のみの利用もできます。
全体的にオシャレでしたが、どうしても私にはサルバドール・ダリの作品を理解できませんでした。独特すぎるぜダリさんよ。
彼の心の闇を表現しているのか、ふざけているのか、きちんと意図があるのか。私には分かりませんが、色々と考えさせられた時点で、彼の術中にハマっているのかもしれません。
美術館に関して、以下の配信でお話しているので、余裕がある方はぜひお聴きください。余裕がなければ結構です。
美術館の次は、南方熊楠記念館と京都大学白浜水族館に行きました。
南方熊楠は生物学や民俗学で名を残した方のようで、彼の歴史や功績がまとめられていました。中でも、彼の主張する南方マンダラは、宗教や自然、民俗学の叡智を結集し、宇宙をエコシステムのように捉えるという、とんでもないものでした。私の頭では理解できませんが、100年以上前にこの境地に到達してるのはとんでもないことだなということくらいは分かります。その一方で、呑んだくれたり、大英博物館から出禁を食らったりと、破天荒な男でもあったようです。面白いね。
京都大学白浜水族館は丁度よい規模感で楽しめました。水族館にイルカショーなんていらないんですよ。まあ、あっても面白いですけどね。(どないやねん)
そういえば、おかしな生き物がいました。
イソギンチャクを被った蟹なのか。
蟹からイソギンチャクが生えているのか。
完全に合体してます。お互いが幸せなら、私の出る幕はありませんが、このままだと蟹側の負担が大きすぎて心配です。そのうち蟹がすっぽり埋まるのかもしれません。
水族館を出た後は、白浜でも屈指の人気を誇るピザ屋ペスカトーレに行きました。この店では、マルゲリータとペスカトーレ、カルボナーラを食べました。どれもこれも抜群に旨かったです。
とにかく旨かった。
美味いのではなく、旨い。
一緒に飲んだジンジャーエールも辛めで最高でした。
ジンジャーエールが甘いなんて私は考えられません。辛ければ辛いほど良い。それがジンジャエールです(適当)。
食べ終えた後に時計を見ると15時でした。
その後はとれとれの湯に行きました。
ここまで隠してきましたが、実はこの日は雨でした。
そのため、露天風呂のエリアは雨が吹き込みまくりでした。
しかし、関係ありません。
雨に打たれながらの露天風呂です。
フル○ンで雨に打たれるなんて、そうそうできるものではありません。
大人になればなるほど、難しいものです。
そんな経験をさせてくれた白浜の雨には感謝です。
ありがとう白浜。
また行けたら行きます。
stand.fmでお話しているので、ぜひ音声でもお楽しみください!
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