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家探し(賃貸)がハードすぎる件

ここ最近、家に関して悩むことが多すぎたので、備忘録として書かせてくれ。

①初めての同棲物件

★困ったこと
家賃が高い
家が狭い

一昨年に初めて東京に住んだ。
彼氏との同棲で、都内23区1LDK。
賃料+共益費込みで約15万。
どちらも通勤時間は30〜40分程がよく、
防音性の高さを求め、徒歩10分以下、2階以上、築20年以内、かつ23区内となると13〜16万位の幅しかなかった。
(もっと上は限りなくあった)

それまでお互い1人暮らしで、2人分の家賃を足したら16〜17万ぐらいだし、上限そのぐらいか少し下がればいいよね、という感じの家賃設定だった。
しかし、個人的には「家賃はなるべく抑えたい」という願望があった。
固定費がかさばるのが一番ツライからだ。

毎週土日は内見に行っており、なかなか良い物件に出会えずイライラが募り、彼氏に当たったことも多かったが(ごめんなさい)、なんとか希望物件は見つかった。

部屋の広さの割に家賃は高かったけれど、分譲賃貸で音は全く気にならなかったし、住民の質も良く、24hゴミ出し可能なのもありがたかった。

スーパーが徒歩15分以上にしかないところ、周辺の飲食店でリピートしたい店が1つもないところは悲しかったが、自転車を買って不便さはなくなったし、ほぼ自炊だったので特に問題はなかった。

その後少しずつ状況は変わり、まず彼氏がフルリモートの会社に転職した。
私の会社も必要な時は出社するが基本的にはリモートワークで、去年1年間は2人ともほぼほぼ家にいた。

1LDKではやや手狭、かつ家賃もせっかくの2人暮らしなのに高いため、「会社から遠くなっていいので安くて広い家に住もう」と方針を決めた。

②家賃が高い&部屋が狭いので引越し検討

★困ったこと
埼玉も意外と家賃は安くない
いい物件はすぐになくなる
ずさんな仲介業者が多い

東京の家の更新タイミングは8月だったので急ぐ必要はなかったが、春の引越し繁忙期で物件が多く出回る時期を見越し、1月頃から物件探しを始めた。

東京近郊の神奈川、千葉、埼玉を候補に入れていたが、実家に近い方が何かと都合がいいので、埼玉で探すことにした。

家探しの基準として、
・今よりも広い→2LDK以上
・今よりも安い→家賃12.5万以下
を決めて探したところ、割と物件はバンバン出てきたが、なかなか納得のいく物件に出会えない。
仲介業者も当たり外れがあり、ずさんな対応が多かった。

1つ、以前は申込が入ってしまって内見に行けなかったが、申込者が辞退したので内見に行けると連絡が来た物件があった。
ぴったりの好条件で、なんてラッキーだ!とすぐに内見に行って気に入りその場で申し込んだ。

が、なんと内見の1時間後に「管理会社との情報共有不足で、実は家賃が1万上がることがわかった」と連絡が来た。
舞い上がっていたせいで、よりどん底に突き落とされた気分になった。
図面に載っていた情報より月額1万上がるって結構ひどい話だと思う。
(年間12万の差だぞ…)

直近の申込辞退もこの所為なんじゃ??と仲介業者にも疑いが出て、結局私たちも辞退した。
(なんとか訴えられないか、費用を戻せないかと思ったが、いかんせん契約前だったので、嫌ならこちらが降りるしかなかった)

その後も何回か内見を繰り返し、なんとか希望通りと思える物件は見つかった。
やや防音性に欠けるか?と思ったが、飲み込める範囲だとその時は思っていた。

③いざ引っ越してみたら

★困ったこと
内見時には気付きにくい見落としがある

築年数は約25年、2LDK、ガス台なし。
家賃はかなり下がったが、もちろん会社までの通勤時間は約2倍、オートロックもなし、宅配ボックスもなし、24hゴミ置き場もなし。

だがそれらは別によかった。
問題は防音性だ。

それも、内見時に気にしていた「壁」ではない。
まさかの「窓」だった。

決めたマンションはRC造(防音性の観点で、木造・鉄筋は基本避けていた)。
内見時にはどの部屋も必ず壁を叩いて隣の部屋の音を聞いていた。
しかし、住んでみて分かった。
近くにある線路から聞こえる踏切と電車の音が異様にうるさい。

最も着目すべきは、「全体的に外の音を拾いすぎている」ことだった。
電車以外にも救急車の音やバイクの音、ベランダで話している人の声もぼんやり聞こえてくる。
いろいろと部屋を調べたが、結果すべて窓から入ってきていると分かった。

私のお家歴は、
・実家 RC造マンション
・1人暮らし 軽量鉄骨アパート
・2人暮らし RC造分譲マンション
で、アパートの時は隣人が静かだったこともあり、今まで騒音で悩んだことがなかった。

彼のお家歴は私よりいくつか多いが、それでも騒音問題に悩まされることはなかったようだ。

日中はまだいい。
仕事をしていて気が散ることもあるが、集中すると忘れているし、最悪イヤホンをつければいい。

問題は就寝〜起床までだ。
住み始めてまだ1週間経っていないが、既に2人とも寝不足に陥っている。
初めはカーテンをつけていないせいで、陽の光によって起こされていると思っていた。
しかし、カーテンを閉めても結果は同じで、音のうるささで起きているのだ。

昨夜は朝早く起きてしまうことを懸念して23:00にベッドに入ったが、23:00〜00:00はまだ夜の電車が動いており、結局0:00頃に寝入り、今朝に至っては2人とも5:30起きだった。
(その後しばらくむにゃむにゃするものの、踏切が鳴るたびに起きてしまう)

このままでは心身に異常を来してしまう。
もはや鳴ってもいないのに踏切のカンカンカンという音が聞こえてくる。

怖いなと思ったのが、一度音が止んでも「次はいつ来るのだろう」という予期不安が思ったより強いことだ。
予期不安というのは、不安の種類の中でもかなりストレス度が強いらしい。

いろいろとできる範囲で対策をしたり、管理会社にもダメ元で何とかならないか聞いてみようと思うが、もし本当にダメそうなら、引っ越しも検討するしかない。

今までネットやSNS上で「引っ越したばっかりなのに騒音で1ヶ月で引越し😢」などの投稿を見たことがあり
(そんなことある?すぐ引っ越せるなんて金あるな)
くらいしか思っていなかったが、生活の根源に関わる睡眠が脅かされるとあれば、多少金を積んでも環境を変えるべき、と今更ながらものすごく共感したのだった。

私の中でもいろいろとこだわりはあったが、家賃に対するこだわりは彼よりも私の方が強かったと思う。
固定費は一度決まると努力では削減できないものだし、その分食費を削るのも嫌だし、家は購入しているわけでもないのに購入費用の月額費用と同じくらい(またはそれ以上)の金額がかかるというのも嫌だった。
※家賃についての話も、購入・賃貸とでまたいろいろ思うところがあったので、別の記事でまとめられればと思う。

家賃は安ければ安い方がいい!という思いが根底にあり、結果的に今回の物件に決めたが、安かろう悪かろうとは言わないが、やはり安いには安いだけの理由があるものだ。
(マンション総戸数で70位あるはずだが、ほかの住民が外のうるささを気にしてないのかも、すごく気になっている)

月額1万を上げてでも、理想の部屋に住むべきだったのか。
内見時に少しでも違和感を感じたらやめるべきだったのか。
もし引っ越すとなると丸々今回と同じかそれ以上の引越し費用がかかるがいいか。

まさに"後悔先に立たず"だ。

幸い貯金はゼロではないし、日常生活に影響が出ると判断すれば、再度の引っ越しを検討するのも致し方ない。

ただ、購入・賃貸に関わらず、家探し然り、家賃の高さ然り、なかなか思うように進まず憤りを感じることが多いので、鬱憤を晴らすためにも書いてみた。

一言言いたいのは「お金さえあれば困らない」。
つくづくそう感じた。
私だって都内の高級分譲マンションに住みたいさ。
もちろん理由は、自慢とか人の目どうこうとかではなく、その方が絶対に住みやすさは抜群だから。

住居費は痛手かつ、都市部の場合なかなか下げられない現実を思い知り、稼ぐ力を手に入れるべきか…と思い悩む日々である。

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