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SREコーディングテスト完全攻略:具体例、抽象化、転用のアプローチ(仮説)

SREのコーディングテストは受けたことはないのですが、(仮説として)具体化、抽象化、転用の考え方を用いてSREのコーディングテストの準備方法を整理してみます。(あくまで例として書いています。)


1. コーディングスキルの向上

具体化

  • 具体例: ソートされたリストから重複を削除する、文字列のアナグラムをグループ化する。

  • 具体的な練習方法: LeetCodeやHackerRankで問題を解く、主要なデータ構造とアルゴリズムを学ぶ。

抽象化

  • 抽象的概念: データ構造とアルゴリズムの理解と応用。

  • 一般化されたアプローチ: 効率的なデータ操作と計算方法を理解し、任意の問題に適用する。

転用

  • 新しい状況への適用: システムログ解析、データ解析、パフォーマンス最適化など他の分野でのアルゴリズム応用。

  • 転用方法: アルゴリズムの原理を理解し、異なるコンテキストでの問題解決に活用する。

コーディングのおすすめ本は、、以下でしょうか(実はあまりコーディングしないので、あくまで参考でw)

2. システムデザイン

具体化

  • 具体例: 大規模なウェブアプリケーションの負荷分散アーキテクチャを設計する、データベースのレプリケーション戦略を提案する。

  • 具体的な練習方法: 設計パターンやマイクロサービスアーキテクチャについて学ぶ、分散システムの基礎知識を理解する。

抽象化

  • 抽象的概念: 高可用性とスケーラビリティの設計原則。

  • 一般化されたアプローチ: リソースの効率的な管理とシステムの耐障害性の設計。

転用

  • 新しい状況への適用: ネットワーク設計、データセンター管理、クラウドインフラストラクチャの最適化。

  • 転用方法: 原則を理解し、異なるシステムやインフラストラクチャに適用する。

システムデザインについてはこちらがより参考になります。

またこちらか有料(英語)ですが、こちらも参考になると思います。

こちらの行動もおすすめです。Ipad、スマホのみです。

3. 問題解決能力

具体化

  • 具体例: 大規模なログファイルから特定のエラーメッセージを抽出し、その発生頻度を集計するスクリプトを作成する、メトリクスの異常を検知し、アラートを発するモニタリングプログラムを作成する。

  • 具体的な練習方法: システムログの解析方法やパフォーマンスボトルネックの特定方法を学ぶ、トラブルシューティングシナリオをシミュレーションする。

抽象化

  • 抽象的概念: 効率的なデータ処理とリアルタイムモニタリング。

  • 一般化されたアプローチ: データからの情報抽出と異常検知のメカニズムを理解する。

転用

  • 新しい状況への適用: セキュリティインシデントの解析、ビジネスインテリジェンス、運用自動化。

  • 転用方法: データ解析と異常検知の技術を他の領域の問題解決に応用する。

おすすめ本たくさんですみませんw

4. インフラストラクチャの自動化

具体化

  • 具体例: Terraformを使用してAWSインフラストラクチャを自動化するスクリプトを作成する、Kubernetesを使用してコンテナ化されたアプリケーションをデプロイするためのマニフェストを作成する。

  • 具体的な練習方法: 自動化ツール(Terraform、Ansible、Kubernetesなど)を使用してインフラのプロビジョニングや管理を自動化する練習をする。

抽象化

  • 抽象的概念: インフラストラクチャの自動化とオーケストレーション。

  • 一般化されたアプローチ: 定義された状態を保つための自動化プロセスを設計する。

転用

  • 新しい状況への適用: CI/CDパイプラインの自動化、クラウドリソース管理、IT運用の効率化。

  • 転用方法: 自動化の原則を理解し、異なる運用環境やプロセスに適用する。

実装するなら、こちら(少し古いです)

より詳細はこちら

5. シェルスクリプティングとオペレーティングシステム

具体化

  • 具体例: 定期的にシステムのディスク使用量をチェックし、特定の閾値を超えた場合にアラートを送信するシェルスクリプトを作成する、あるディレクトリ内のファイルを日付ごとにバックアップするCronジョブを設定する。

  • 具体的な練習方法: 基本的なシェルコマンドやスクリプトの書き方を学ぶ、Cronジョブの設定方法やログローテーションのスクリプトを練習する。

抽象化

  • 抽象的概念: システムの自動監視とメンテナンス。

  • 一般化されたアプローチ: 定期的なタスクの自動化とシステム状態の監視を行う。

転用

  • 新しい状況への適用: サーバー管理、データバックアップ、システム監視。

  • 転用方法: システム自動化のスキルを他の運用業務に応用する。

こちらは最近購入しました。あまり読めていません。。

こちらは持っておりません!(買ってみようかなw)

6. セキュリティとコンプライアンス

具体化

  • 具体例: ウェブアプリケーションのセキュリティ監査を行い、脆弱性を特定し、それに対する対策を提案する、システムのセキュリティ設定を自動的に強化するスクリプトを作成する。

  • 具体的な練習方法: セキュリティベストプラクティスやコンプライアンス要件について学ぶ、セキュリティ脆弱性の検出と対策方法を理解する。

抽象化

  • 抽象的概念: システムのセキュリティ強化とコンプライアンスの維持。

  • 一般化されたアプローチ: セキュリティの脅威を特定し、適切な対策を講じるプロセスを確立する。

転用

  • 新しい状況への適用: ネットワークセキュリティ、データ保護、セキュリティポリシーの策定。

  • 転用方法: セキュリティの原則を他のシステムやアプリケーションに適用する。

セキュリティとコンプライアンスに関する本は持っておりませんでした。

こちらが網羅的に書かれていそうです。

英語版しかないようですが、レビュー数は1000以上あり、アマゾンレビューが4.5以上あります。

もっていないのでちょっと読んでみたい。

こちらは英語版しかない模様。

あとはこちら

こちらは持っていますが、読めていません。。。コレをキニ。

(本は収集癖がありますねw)

総括

SREのコーディングテストに対する準備は、具体化、抽象化、転用というフレームワークを用いることで、各分野のスキルを他の分野に応用できるようになる(と考えます)。1つの考え方として参考にしてください。実装方法についてはChatGPTが詳しく教えてくれますw

改めて書籍などのは読み直そうと思いました。読んでいただきありがとうございました。

おもしろきこともなき世を面白く 議論メシ4期生http://gironmeshi.net/ メンタリストDaiGo弟子 強みほがらかさと発散思考 外資系企業でインフラエンジニア