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最近の大学教員公募の状況について(2022年5月2日時点)

ジェイレックです。
久しぶりの投稿になります。
今年度も気がつけば、1ヶ月経ちました。
1月始まりで考えれば、もう1年の3分の1が終わろうとしています
早いですね。

大学教員の公募戦線は、そろそろ本格的になるころでしょうか。
面接に呼ばれ始める応募者も一定数いるかと思います。

さて、最近の大学教員公募の状況ですが、
jrec-inを見ると、5月2日時点で、3,449件(公募実数)でした。
これから夏にかけて大学教員公募が減るのか増えるのか。
今後も公募数に注視していきます。

それでは、2022年5月2日(月)の大学教員公募について見てみます。

職種別公募数 [2022年5月2日(月)23:29] 
教授相当 767件(20.5%)
准教授・常勤専任講師相当 1,295件(34.74%)
助教相当 952件(25.5%)
研究員・ポスドク相当 713件(19.1%)

上記の4つを取り出してみると、職種別の公募が、延べ合計3,727件で、
純粋な公募実数よりも多くなっているのが分かります。

これは、1つのポジションに複数の職階での公募がなされているためです。

当然、1つのポジションに複数の職階や職種での公募が出される場合には、
応募者が殺到します。

任期有りのポジションが多い、助教+研究員・ポスドク相当の公募数をカウントすると、

助教+研究員・ポスドク相当=1,665件(44.67%)

でした。

これは、全体のおよそ半分を占めています。

今の求人公募状況ですが、講師・准教授以上は、
基本的には横滑り的なポストの異動が多いと思われます。
(私の専門である社会科学分野でもそうでした。)

助教から准教授への昇格を狙った異動も数件ありましたが、
やはり、講師・准教授以上は
所謂、ポストの横滑り的な異動が多いように思われます。

教授職の公募については、地方国立大学から首都圏私立大学への
異動が行われているものと考えられます。
これについては、WebサイトやSNSが情報源です。

話は少し逸れるかもしれませんが、

北陸・東北地方の某国立大学の研究費がかなり減少したことが
インターネットで話題になりました。

この地方国立大学では、研究室で科研費を取得しなければ、
大学運営交付金だけの研究費の配分だと、学会に2回参加+往復旅費で
個人研究費が底を尽いてしまうほどの惨状だそうです。

このような事情から教授職クラスに限って見ると、研究費を求めて、
地方国立大学から首都圏私立大学(GMARCH以下の特にFラン大学)への
天下り的異動が行われているようです。

追記
この記事を書いている途中で、日付が変わっていました。

2022年5月3日(火)の大学教員公募について見てみます。

求人公募件数 3,521件 ← 3,449件(前日比:72件増加

職種別公募数 [2022年5月3日(月)0:19] 
教授相当 791件 ←767件(前日比:24件増加
准教授・常勤専任講師相当 1,345件 ← 1,295件(前日比:50件増加
助教相当  973件  ←952件(前日比:21件増加
研究員・ポスドク相当 720件 ←713件(前日比:7件増加

5月3日(火)は全体的に増加していました。今後も見ていきたいと思います。

■号外編■ なぜ、ジェイレックのnoteの記事が読まれているのか?

手前味噌になりますが、私は昔からなぜか先を見通す力や複雑に絡み合った問題を単純に考えて解決する力を備えているようです。

直感が働くからかもしれません。

私本人は、直感が働いていることすらも意識していないかも知れません。

物事の見えない部分=本質を捉えるのが得意なのかも知れません。

このことは、研究を進めて行く上で、私にとっての強みになっています。

軒並みな話ではありますが。

昨年度、私のnoteの記事を読んでくださった複数の方の中には、ブラックな職場から異動し、地獄から天国に上がれた気分になりました!と感謝の言葉をいただきました。

今後も皆さんのお役に立てるようなnoteの記事を紹介したいと思います。


大学教員公募大全ー面接に呼んでもらえる志望動機書の書き方①―
https://note.com/teck_linguacom/n/n332f378ea057

大学教員公募 面接 で あなたが 内定 するための最終note講座①
https://note.com/teck_linguacom/n/n80b8fec9a4c8

大学教員公募 面接 で あなたが 内定 するための最終note講座②
https://note.com/teck_linguacom/n/nce11e6921273

大学教員公募面接| 模擬授業であなたが 内定 するための最終note講座③
https://note.com/teck_linguacom/n/nb7fe3538dd6e

ジェイレック

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