今夜、より良い睡眠を得るための秘訣
子供の頃から寝相が悪く、朝起きるとマットからこぼれ落ちていたり、寝違えて首が痛かったりすることよくがあります。
どちらかというと睡眠には無頓着な方だったのですが、最近、”睡眠”に関心が出てきまして(今さらですが・・・)、今回、睡眠に関する興味深い動画がありましたのでその内容について要約してご紹介します。
はじめに:姿勢と重力の永遠の闘い
私たちには3つの共通点があります。全員が背骨を持ち、全員が眠り、そして5歳頃に遊んでいる時、おばあちゃんが「姿勢!」と叫ぶと、みんなが背筋を伸ばしました。その言葉を聞くと、今でも世界的に有名な人や医師でさえ、姿勢を正そうとします。
姿勢は重力との永遠の闘いです。背筋を伸ばすのは大変ですが、楽な姿勢でいるのは簡単です。おばあちゃんが見落としていたのは、姿勢が重力との闘いなら、睡眠について考える必要があるということです。
睡眠姿勢の重要性
起きている時と寝ている時の大きな違いは、不快な姿勢になると起きている時は動きますが、眠っている時は動けないことです。例えば、車の後部座席で首を曲げて寝てしまうと、10分後に目覚めた時に首が痛くなります。なぜ寝ている間に目覚めなかったのでしょうか?
平均的な人間は、食事に4年半、運動に1年半の時間を費やしますが、これらを合わせても睡眠時間と同じくらいです。仕事場では法律で人間工学に基づいた椅子が義務付けられていますが、睡眠環境についてはあまり考えられていません。
不適切な睡眠姿勢の影響
病院で2週間寝たきりになった男性の例を見てみましょう。その2週間が7年間の固定された体の形になってしまいました。この状態では、個人的なケア、飲み込み、内臓の働き、快適さ、痛みなど、多くの問題が生じます。
しかし、適切な姿勢管理機器を使用することで、わずか3か月で大きな改善が見られました。これは難しいことではありません。
良い睡眠姿勢の利点
適切な睡眠姿勢には多くの利点があります:
エネルギーレベルの向上
肩や首の緊張の軽減
頭痛の緩和
いびきの軽減(特に男性に多い)
睡眠の質vs量
マンチェスターは英国で最も睡眠が悪い都市です。多くの人が必要な睡眠時間を取れていません。睡眠不足の影響について多くの記事がありますが、どうすれば改善できるかについての情報は少ないです。
量よりも質に焦点を当てる必要があります。睡眠時間を増やすのは難しいかもしれませんが、睡眠の質を改善することはできます。
慢性痛と睡眠の関係
17億8000万人が何らかの慢性痛を抱えており、その60%がうつ病を患っています。慢性痛があると睡眠が困難になり、睡眠不足が痛みを悪化させ精神的な健康を害するという悪循環に陥ります。
睡眠姿勢の改善方法
高価なベッドや特別な機器は必要ありません。簡単な方法で睡眠姿勢を改善できます:
刺激的な姿勢を避ける:両膝がベッドについている姿勢は避けましょう。
推奨される姿勢:「兵士」と「夢見る人」の2つの姿勢があります。
枕の使用:膝や足首の間に枕を挟むことで、体のねじれを防ぎます。
まとめ:睡眠姿勢改善の効果
適切な睡眠姿勢を取ることで、次のような効果が期待できます:
痛みの軽減
気分の改善
睡眠の質の向上
これは自分自身のためだけでなく、大切な人の世話をする時にも重要です。良い睡眠は、より良い生活の基礎となります。
(Source: The secret to getting better sleep tonight | James Leinhardt | TEDxManchester - YouTube )
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