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「臆病でシャイな僕が初めての一人暮らしにシェアハウスを選んだ理由」/ kenshi さん/テックレジデンスメンバー紹介シリーズ#3

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もしあなたがIT人材で、コミュニティを持ちたい!テックレジデンスを知りたい!と感じているなら、
一番知りたいのはどんな人がいるのか?ということではないでしょうか。

各分野で活躍してるエンジニアやデザイナー、マーケター、ディレクターなど、多才なテックレジデンスメンバーを紹介していくこのシリーズ。

第3回は、初めてのひとり暮らしの部屋にテックレジデンスを選んだ【kenshi】さんです。
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大学卒業後、文系出身ながらITコンサル企業に就職したが、半端な開発スキルでITコンサルを名乗ることに疑問を感じ、基礎から技術力を身につけるべく、パリ発のエンジニア養成機関・42 Tokyo(フォーティーツー)の試験を受けることを決意した【kenshi】さん。

同校は、シリコンバレーをはじめ、世界各国にプログラミング教育を展開する。エンジニア未経験ながら試験を受け、見事日本校の第一期生に。
死に物狂いで課題をこなし、現在はITエンジニアとして独立し、CTOに就任。
42 Tokyoのようなコミュニティを求めてテックレジデンスを訪れ、内見当日に入居を決意。
なんと、初めての一人暮らしがテックレジデンスだそう。

そんな【kenshi】さんの過去・現在・未来に迫ります。

失敗することを恐れ、消極的だった自分

「専門性を高めたい」その一心で、大学を卒業後、プログラミング未経験ながら新卒でITコンサル企業に就職しました。
しかし、飛び込んだ先は技術力が身に付くような環境ではなく、社内でシステムに強い人といえば、入社前にエンジニアとしての経験を積んでいた方ばかりで、先輩方の話を聞いても「ここでは、技術力は身につかないよ」という答えが返ってくることがほとんどでした。

一通りのシステム開発の流れは経験できましたが、5年後や10年後の未来を見据えたときに、この環境にいても理想には近づけないと早い段階から気づきました。僕の理想とするITコンサルは、”いざというときに自ら手を動かして開発もできるITコンサル”です。

実装力のないITコンサルの姿には、いつも違和感を感じていました。
足りない部分を埋めたい、そう考えていた頃に42Tokyoというエンジニア養成機関の存在を知りました。

42Tokyoは、プログラミング初心者でも受験でき、経済格差で学習の機会が失われないよう、無償でプログラミングの学習の場を提供しています。
全ての人に対して平等な反面、試験を受けられるのは一度きり。
試験に落ちたらもうチャンスがないと考えると、一歩を踏み出すのは怖かったです。
しかし理想に近づけない現状に苦しんでいた僕に、そこで挑戦しないという選択肢はありませんでした。
その後、仕事と並行して1ヶ月に渡る試験を乗り切り、無事合格することができました。

42Tokyoで最も特徴的な点は、講師不在で課題のみ次々と与えられるところです。基本方針として、生徒同士でレビューを行い、教え合いを通じてスキルアップをしていきます。生徒の技術レベルはバラバラなので、相対的に技術レベルの低い生徒がレビュアーになるケースもあります。

その場合、レビューを受ける立場だったとしても相手が理解できるように説明する必要があります。結果として、レビュアーの技術力が高くても低くても勉強になるため、課題の実装とレビューを繰り返すことでスキルも向上していきました。

初めてのひとり暮らしに選んだのはコミュニティ型住宅

42Tokyoでの学びを通して、無事にエンジニアとして独立することができました。収入も安定してきたため、一人暮らしを始めようと物件を探し始めたのですが、どれも決め手に欠け、気づいたら1ヶ月ほど経過していました。

物件選びに悩むなか、「TECH人材専用のコミュニティ型住宅」というフレーズに惹かれ、テックレジデンスへ内見に行くことにしました。
内見当日、それまで悩んでいたのが嘘だったかのように、「ここに住んでみよう」と即決しました。
一人暮らしをする上で、横の繋がりが欲しい、という想いが意外と大きかったことに気づいたんです。
おそらく42Tokyoでコミュニティに属する魅力を知ったことが大きかったんだと思います。コミュニティの中で教え合い、学び合うという生活スタイルが自分には合っているのだと気づきました。

また、人と話したいと思いつつも僕は自分からグイグイ積極的にいけるタイプではないので、コミュニティ型のシェアハウスは特に持ってこいだな、と思いました。
テックレジデンスの居室は完全個室で、ひとたび自室のドアを開けると賃貸と変わらない。ひとりの時間が確保できるところも決め手でした。

シェアハウスのノリも欲しいし、時にはひとりで作業に集中したい。そんな願いが叶った設計でした。最近ではリビングにいるメンバーが定着してきて、時には技術話で盛り上がって朝方まで語り合うこともあります。

小さくてもいいから自分でモノやサービスをつくりたい


目指すエンジニア像は人それぞれだと思いますが、僕は自分の力で一からモノやサービスをつくりたい、という想いが強いです。
ITコンサル時代は、既に出来上がっている大規模なシステムに対して細かい改修を繰り返したり、部分的な新規機能の開発を行っていましたが、それを続ければ続けるほど、小さくてもいいから自らの力で一からプロダクトを作りたいという想いが膨らみました。

いざやってみると一からシステムを構築する作業は、部分的な改修作業とは異なり、網羅的な知識が要求されます。決して楽な道ではないですが、これまでブラックボックスだったポイントを理解していく工程はこの上なく楽しいです。

個人レベルでのWebアプリケーション開発ができるようになると、徐々に構想が大きくなっていきます。今まさに仲間をつくれる環境にあるので、これからテックレジデンスにいるメンバーで一人では開発が困難なサービスでもチームで実装できたら、と密かに楽しみにしています。

どんな方でも大歓迎ですが、Webデザイナー職の方に来ていただけたら相談したいことがたくさんあります。
あと僕はアピールが苦手な性格で、SNSなどを活用した発信力が未熟です。発信するノウハウも乏しいので、SNSが得意なマーケターさんも大歓迎です。

臆病でシャイな僕でも、テックレジデンスのコミュニティに入ることで横の繋がりが得られました。
一人暮らしをする上で、横の繋がりも大切にしたいという方はぜひテックレジデンスに足を運んでみてください。

お会いできることを楽しみにしています。

<インタビュー/ラインティング>株式会社papapa marketing

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【TECH RESIDENCE(テックレジデンス)】
住人は、エンジニアやデザイナー、クリエイターなどのTECH人材専用 コミュニティ型住宅です。

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