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挨拶

リアルではともかく、ネットの海ではまともに挨拶も出来ない奴が増えたなぁと、時々思う。

ワタクシは割とガサツな人間だと自負しているが、それでもファーストコンタクトに置ける挨拶は大事にしたい方である。万が一ワタクシの方に落ち度があって最初の挨拶が上手くいかなかった場合、その人との関係性が気まずくなる位には挨拶は重要だと思っている。

小学生の時、ワタクシの事を滅法嫌っている教師が居た。その教師がちょくちょく口にしていたのが以下の台詞だった。

「テクパンは授業の時にどれだけ叱り飛ばしても、いつも朝と帰りの挨拶だけは清々しいくらいに元気だ。普通叱られたらそんな元気な挨拶なんか出来ないだろう。俺はそれが信じられない、気に入らない」

教師の発言の是非はこの際置くとして、ワタクシが幼い砌から如何に挨拶を大事に考えていたかが判る。

もうだいぶ昔の話になるが、ワタクシのPixiv垢と当時のTwitter垢を同時に無言でフォローした人物が居た。それだけなら割と良くある話なのでどうと言う事は無いのだが、その後の彼(?)の対応が頂けなかった。

ケース1。
Twitterで、ワタクシの呟きに卒然馴れ馴れしくリプライを飛ばして来る。ワタクシからのリプライが無いとそれを消す。

ケース2。
Pixivでワタクシがオリジナルの空想生物を描いて「誰か名前つけてー」とコメントつけたら、頼みもしないのにとんでもないヘンテコな名前をつけようとする。

他にもいろいろあった気がする。

…。

嗚呼、一番大事なポイントを忘れるところだった。
此奴、最初にワタクシに口を利いた瞬間から一貫してタメ口だったのだ。

要するに最初の「はじめまして」の挨拶をすっ飛ばし、10年来の旧友のように振る舞われた訳である。

ぶっちゃけSNSでの無言フォローや不意のリプライは誰しもが通る道であろうから五月蠅い事は言いたくないのだが、これが終始タメ口だとしたら貴方はどうお感じか。少なくともワタクシには耐えられなかった。何で知らん奴にこんな馴れ馴れしくされなアカンのよ、って。

これが高頻度で繰り返され、あんまり頭に来たので、本人にリプライを飛ばさずわざわざ空リプでワタクシは怒りの咆哮をあげた。

「挨拶も無しに人の領域に土足で上がり込んだ挙句、10年来の友人の如く馴れ馴れしくされたくないね!仲良くしたいと思ったら、先ずは『はじめまして』の挨拶からだろうが!」


そしたら、くだんの彼(?)はそれまでワタクシに対して飛ばしていたリプライを全て消去し、フォローを外して、それっきりワタクシの縄張りに来なくなった。

繰り返しになるが、ワタクシは基本的に挨拶も無しに卒然タメ口で話し掛けるような奴とは仲良くなりたくない。
そう言う輩はシカトするか、最悪の場合は拒絶する。
挨拶も出来ん奴に払う敬意など無い。

そして、自分もリアル・ネットの別を問わず、ハジメマシテの人にはキチンと挨拶するようにしているし、余程気心の知れた相手じゃない限り基本的に敬語で話す。たまに「そんなに堅苦しくしなくても良いよ」と言ってくれる人も居るが、今後もこの姿勢は崩さないつもりでいる。
それが最低限の礼儀だと思うからだ。

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