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オーディオブック紹介 「掬えば手には」

おはようございます。
2024年4月9日 火曜日です。

掬えば手には

ちょっぴりつらい今日の向こうは、光と音があふれてる。

『幸福な食卓』本屋大賞受賞作『そして、バトンは渡された』に連なる、究極に優しい物語

私は、ぼくは、どうして生まれてきたんだろう?

大学生の梨木匠は平凡なことがずっと悩みだったが、中学3年のときに、エスパーのように人の心を読めるという特殊な能力に気づいた。
ところが、バイト先で出会った常盤さんは、匠に心を開いてくれない。
常盤さんは辛い秘密を抱えていたのだった。
だれもが涙せずにはいられない、切なく暖かい物語。

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ウォーキング中に聴いていたが、終盤に思わず涙が出ていた。
瀬尾 まいこさんの作品はどれも温かい。

人は他人のある一部の側面をみて、悪い方に捉えてしまうことがある。
誰かの仲介や見方を変えることで、良い方向に向かうことができる。

人は、自分は平凡な普通の人間だと思っているが、他人から見ると個性があり良いところがわかっている。

そんな事を考えさせられた温かい作品であった。

それではまた明日
ひろかん

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