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Hidy
2021年10月27日 18:07
前回各トラックの処理を書くと言いましたが、トラック毎の初期設定も必要だと気付いたので、それに関して記載していきます。トラック色分け前回も書きましたが、絶対にやりましょう。これを忘れてぼーっとしながらミックスすると確実にミスります。これはバークリー(きわめて有名なポピュラーミュージックの大学)でも教えてるそうです。詳しくは下記。 「リードは赤」「コーラスは青」等適当な規則に基づ
2021年10月19日 18:38
今回は、ミキシングを始める前のプロジェクトのトラック設定に関して書きたいと思います。前提として今手元にあるデータは、、、編成:Sop、Alt、Ten、Bar、Bass、VP録音:各自が家で収録、安いオーディオIFにSM58をつなぎ、全員オンマイクで録音。各パート1トラックずつで、録音上の問題は発生していない。とします。トラック割私が勝手に使っている造語です。これからミックスしていく上
2021年9月22日 16:55
このエントリではアカペラミックスに必要なソフトに関して記述していきます。皆さん手持ちの環境と比較して不足する部分を強化するとよいと思われます。DAW(音楽録音、編集用ソフト)DAWとは何かという知識レベルの方は↓を読んでください。DAWの選定における最重要項目は、市場シェアです。安いがマイナーなDAWは世の中にいくつかありますが、そのようなDAWは例外なくユーザー数が少なく、ネットや書籍で
2021年9月3日 16:40
全般このエントリでは制作環境に関して詳述します。皆さん手持ちの制作環境と比較して、不足すると思われる箇所に関して適宜補強するのが好ましいと思います。システムとしては下図を想定しています。PCにオーディオIOを接続し、必要に応じてヘッドホンアンプを介してヘッドホンでモニターを行います。別途スピーカー(最悪TVでも可)にも接続して、適宜モニタリングできるようにしておきます。重要な点として、図内
2021年8月28日 11:57
本記事では、ミックスをするうえで行うべき判断に関するフレームワークを述べていきます。前述のとおり、ミキシングは判断に基づいて行われます。ただし素人ミックスを念頭に置いた場合、判断が困難なのも前述のとおりです。本記事では判断をするにあたっての障害となる録音素材の問題(=カオスと呼称します)を要因別に分解し、どのような考え方でそれを排除していくかの概観を述べます。レコーディング・ミキシング音源の要
2021年8月19日 17:28
動機この人にアカペラミックスの教科書を書けと言われたような気がしたので、書くことにしました。筆者について大阪で生活している社会人です。音楽経験としては大学時代に合唱とアカペラを嗜み、社会人になってからはアカペラの録音とミックスをやっています。パートはベースとビートボックスです。アカペラミックス経験は30曲程度で、最近やっとちゃんとしたミックスが作れるようになってきました。手順を体系化して書き残