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経営コンサルタント MBA 専門はSCM 多分経営のことは書きません

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  • 初心者からのアカペラミックス

最近の記事

ADI-2 FS ヘッドホンアンプ仕様

DAC兼ヘッドホンアンプが欲しくて、ADI-2 Pro FS rを検討する過程で、ヘッドホンアンプの仕様を取りまとめていたところ、今DACとして使っているADI-2 FSのヘッドホンアンプが、RNHPよりも良い可能性があることに気づいた。

    • RME ADI-2 FS RMAA結果

      先日モニター用のDAコンバーター用途としてRMEのADI-2 FSを購入しました。情報を探索するためにネットをさまよったのですが、情報が何もなく、「RMEだからたぶん大丈夫だろう、、、」という感じで、なんとなくいけそうな気もしつつ、不安感はぬぐえないまま購入に至りました。結果的には満足しているのですが、似たようなことを考えられる人に対する情報としてRMAAを測定したので、結果を載せておきます。 ADI-2 FSはインプット、アウトプットともに+4dBu、+13dBu、+19

      • 初心者からのアカペラミックス05 各トラック初期設定

        前回各トラックの処理を書くと言いましたが、トラック毎の初期設定も必要だと気付いたので、それに関して記載していきます。 トラック色分け前回も書きましたが、絶対にやりましょう。これを忘れてぼーっとしながらミックスすると確実にミスります。これはバークリー(きわめて有名なポピュラーミュージックの大学)でも教えてるそうです。詳しくは下記。 「リードは赤」「コーラスは青」等適当な規則に基づき、色分けを行いましょう。 ゲイン設定いきなり何のことかわからないかもしれませ

        • 初心者からのアカペラミックス04 トラック設定

          今回は、ミキシングを始める前のプロジェクトのトラック設定に関して書きたいと思います。前提として今手元にあるデータは、、、 編成:Sop、Alt、Ten、Bar、Bass、VP 録音:各自が家で収録、安いオーディオIFにSM58をつなぎ、全員オンマイクで録音。各パート1トラックずつで、録音上の問題は発生していない。 とします。 トラック割私が勝手に使っている造語です。これからミックスしていく上で、適切な分類で録音済みトラックを分割する作業を行います。 アカペラの特徴とし

        ADI-2 FS ヘッドホンアンプ仕様

        • RME ADI-2 FS RMAA結果

        • 初心者からのアカペラミックス05 各トラック初期設定

        • 初心者からのアカペラミックス04 トラック設定

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        • 初心者からのアカペラミックス
          6本

        記事

          初心者からのアカペラミックス03 ソフト

          このエントリではアカペラミックスに必要なソフトに関して記述していきます。皆さん手持ちの環境と比較して不足する部分を強化するとよいと思われます。 DAW(音楽録音、編集用ソフト)DAWとは何かという知識レベルの方は↓を読んでください。 DAWの選定における最重要項目は、市場シェアです。安いがマイナーなDAWは世の中にいくつかありますが、そのようなDAWは例外なくユーザー数が少なく、ネットや書籍で入手可能な情報は限定的となります。また、安いが上に機能がショボく、DAWには常識

          初心者からのアカペラミックス03 ソフト

          初心者からのアカペラミックス02 ハード機材

          全般このエントリでは制作環境に関して詳述します。皆さん手持ちの制作環境と比較して、不足すると思われる箇所に関して適宜補強するのが好ましいと思います。 システムとしては下図を想定しています。PCにオーディオIOを接続し、必要に応じてヘッドホンアンプを介してヘッドホンでモニターを行います。別途スピーカー(最悪TVでも可)にも接続して、適宜モニタリングできるようにしておきます。 重要な点として、図内で赤で示したアナログ関連機材に関しては、高品質な製品を使う必要があります。上図に

          初心者からのアカペラミックス02 ハード機材

          初心者からのアカペラミックス1 判断とカオス

          本記事では、ミックスをするうえで行うべき判断に関するフレームワークを述べていきます。前述のとおり、ミキシングは判断に基づいて行われます。ただし素人ミックスを念頭に置いた場合、判断が困難なのも前述のとおりです。本記事では判断をするにあたっての障害となる録音素材の問題(=カオスと呼称します)を要因別に分解し、どのような考え方でそれを排除していくかの概観を述べます。 レコーディング・ミキシング音源の要素分解レコーディングされた各トラック、ならびに最終的なミキシング結果としての2ミ

          初心者からのアカペラミックス1 判断とカオス

          初心者からのアカペラミックス0 前書き

          動機この人にアカペラミックスの教科書を書けと言われたような気がしたので、書くことにしました。 筆者について大阪で生活している社会人です。音楽経験としては大学時代に合唱とアカペラを嗜み、社会人になってからはアカペラの録音とミックスをやっています。パートはベースとビートボックスです。アカペラミックス経験は30曲程度で、最近やっとちゃんとしたミックスが作れるようになってきました。手順を体系化して書き残すことで、自分のミックススキル向上になるんじゃないかと思っています。詳細な処理や

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