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イギリス(家族で観光1)


家族でイギリスを回る

イギリスでは、私が一人暮らしだった。
家族は日本に残ってもらっていた。

ただし、夏休みに一度だけイギリスにきた。
せっかく私がイギリスにいるのだ、こんな機会を生かさない手はない。

ということで、子供連れで妻が遊びにきた。
その時の経験をもとに、印象深かったものを紹介していきたい。

空港でいきなりびっくり

まず、妻と子供が日本から飛行機で来た。
子供は一人、年中だ。

聞き分けは良い方なので、長いフライトでも特に問題なかったそう。
この辺りは助かった。

さて、着陸してからが問題だ。
何故なら、妻は全く英語が喋れないのだ。

人当たりは良い方で、割と物事には動じない方だ。
なので、なんとかしてくれるだろうとは思っていた。
ただ、私がタラップまで迎え行くわけにもいかない。

なので、到着口でドキドキしながら出てくるのを待っていた。
入国審査などは、どうなるか、聞かれて回答できるか、不安だった。

ところがどっこい、割とあっさり、想定より20分以上は早く出てきたのだ。
心配して損した、と感じてしまった。

家族が早く出てきた理由

これは、イギリスの国民性が非常に関係している。
妻は、この時とても優遇されていた。

何故か、小さな子供を連れていたからだ。

イギリスで暮らすと本当に感じるのだが、子供をとても大切にする。
特に、年端もいかない子供に対する優しさが素晴らしい。

ベビーカーを押しているお母さんが階段に差し掛かると、必ず誰か声をかける。
そして、下まで一緒に運んでくれる。

小さい子供が泣いていると、必ず誰かが心配して声をかけてくれる。

なので、入国審査で長蛇の列に並ぶ時、係の方が助けてくれたのだ。
こちらを通って、先に行きなさい、と。

なので、言葉もわからず四苦八苦するかと思っていたが、難なく通過。
どうやら、審査などもあまり厳しくなかったようだ。
すんなり印鑑だけ押してもらえたらしい。

この辺りの国民性はとても素晴らしいものがある。
私も見習いたいものだ、と強く感じた。

まずは部屋でゆっくりしてもらう

家族がイギリスの空港に来たのが、夕方6時頃。
家まで移動してなんだかんだしていると、すぐに8時過ぎになった。

なので、さすがに初日はどこにもいかずに、家でゆっくりしてもらった。

ただし、それはそれで問題があった。
勿論、時差ボケだ。

私は普通に寝るのだが、妻と子供の生活時間がずれる。
日本との時差、7時間。

旅の疲れがあるとはいえ、そんな簡単に埋まりはしない。
なので、夜中に起きてゴソゴソしているのだ。

テレビでもみておいて、というわけにもいかない。
当然、全部英語だからだ。
そして、二人とも英語がほぼわからない。

それでも、子供は疲れていたので、ぐっすり寝たようだ。
妻は寝られなかったらしい。
キッチンの掃除などをやってくれていた。

翌日から、色々と出かける

翌朝になって、早速色々と出かけることにした。
先述の通り、ちょうどウィンブルドンをやっている時期だった。
なので、今度こそ会場に入ってみることにした。

大丈夫、ちゃんと調べて、やっていることは確認した。
家族連れで外したら、洒落にもならない。

次からは、ウィンブルドンの会場に家族で行った話から始めたい。


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