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4年前の今日、テックキャンプを受講した話

思えば、飲食店のPOPレジシステムやセルフオーダーシステムが導入され始めた頃、そのプログラミングに興味を持ち、テックキャンプを受講したことから人生の転機が訪れました。

まず取り組んだことは、受講二ヶ月前から、テックキャンプの資料に基づき、プロゲートを2周ほど行う勉強を開始。この時点では、答えを見て先に進むことでプロゲート全体の理解はできたが、細かい部分の深掘りはできませんでした。
また、長い時間集中できるか不安でしたので、ビジネスホテルに宿泊し、10時から22時まで擬似勉強体験などの受講準備を行いました。

受講初日は9時キックオフのため、前日渋谷近くのビジネスホテルに宿泊して勉強を続け、10週間のプログラムにワクワクしつつも不安だったのを覚えています。
会場には参加者が70名ほどいて、当時35歳の私より年上の方が、2〜3人といった印象。
参加者はチーム分けをされており、私が所属したDチームは、お笑い芸人や起業家、保険の営業など、全員バックグラウンドが違う個性的なメンバーでした。スタートが同じだからこそ、技術的な相談や転職セミナーへの参加を通じ、お互いが助け合いながら楽しく学ぶことができました。

事前準備はしたもののカリキュラムを初めて見たとき、1から理解するのは難しいと感じました。そのためか2週間も経たないうちに、10人ほどが辞めていきました。
中にはWeb系以外のエンジニア経験者がおり、彼らは理解が早く、やはり未経験者とは学ぶ速度が違うと感じました。
私は性格上、心に余裕を持ちたいばかりか進捗率を常に110%以上に保つような勉強をします。ですが、応用カリキュラムへ進むための中間テストでは100点中53点を取り、少し不安になり心折れそうになることもありました。

テックキャンプ卒業生のコメントで、メンターにもっと相談すればよかったと後悔している人が多いのを聞いていたので、分からないことはすぐにメンターを呼ぶようにしました。メンターの教え方には差があり、下手な人もいます。そんな時は後日、別のメンターに追加の質問をするようにして納得できるまで確認しました。

個人アプリ作成週間では、練っていたゴルフのマッチングアプリを作成しました。ゴルフは人がいないとコースを回れないので、人を探している者同士がチャットで繋がれるような仕組みです。なんとか2週間掛けて完成することができました。
この個人アプリを終えないと転職活動に進めないためここは重要なポイントです。

チーム開発期間では、最初のグループとは違う人とチームを組んでフリマアプリを作成します。わたしは教室で話したこともない4人とチームを組みました。
無論、チーム開発ガチャは存在します。
理解力が低い人たちとチームになったとしても、自分から動かないとカリキュラムが終わらないので、知っていそうな人やメンターに聞くなど積極的に動くこととなり、ある意味成長できる環境になり得ると思います。
またエラーを起こしたとしても、チームで考えそれぞれの角度から検証できるのでエラーを解決できないことはありません。

最後の転職活動は、個人アプリ作成に費やした2週間遅れてのスタート。ちょうどコロナ禍の影響で求人が少なく大変な時期でした。

総応募数230社 面接12社 内定2社

内訳は、以下のとおり。
ウォンテッドリー経由: 145社応募、5社面接、最終まで至らず。
indeed: 5社応募、全てお見送り。
Green: 50社応募、4社面接、1社内定。
Find job: 30社に応募、3社面接、1社内定。

リクナビやマイナビは、ほとんどがSESの会社ばかりで、求人媒体は15社ほど利用したが、リクルートや他のエージェントの求人は、既に応募したものばかりでした。

面接を受けて個人的に思うのは、「コツコツ勉強できますか?」や「転職理由を全て教えてください」といった質問をする会社は、次の面接に進めなかったです。面接時には、面接官からテックキャンプ生が多いと言われる事もありました。その中で一歩頭を出すべく自分ができること、自分にしかないアピールを持っておくことが大事かと思います。

4年前にテックキャンプへの参加を決めた時、私はエンジニアとしての新たな道を歩み始めました。エンジニアとして成長し続ける毎日が、新たな知見と興奮をもたらしてくれている今、このキャリアチェンジは私の人生にとって最良の決断の一つであり、選択に間違いはなかったといえます。

多くの人が挑戦をやめる中、私は挑戦し続けることの価値を知りました。成功も失敗も含め、経験が今の私を形成し、エンジニアとしてのキャリアを豊かにしてくれています。今後も勉強を怠らず経験を積んでいようと初心を思い出した今日でした。

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