【イベントレポート】春休み最後のオンラインハッカソン「10万円をかっさらえ」
こんにちは、TechBowlの三宮です!
コロナウィルスの影響で外出自粛やイベントキャンセルが続いていますね。TechBowlでも原則リモート勤務でオフラインのイベントは中止しています。
命に関わる事態なので、最大限の警戒をしながらもTechTrainがエンジニア・クライアントに提供できる価値を発揮したいと思い、オンラインで様々なイベントを実施しています。
今回は、TechTrain初のオンラインハッカソン「10万円をかっさらえ」の当日の様子をお伝えします。7チームが参戦し、当日はオーディエンスも含めて最大40名程度が参加いただき、大盛況でした!!!
どのチームもまずはアイディアが面白い・・・、「そうきたか!!!」の連続でした。
まずは今回のオンラインハッカソンの概要から。
■ハッカソンテーマ
朝弱いエンジニアのための「何か」を創れ。
■レギュレーション
・Web、アプリなどの制限は特になし。
・企画も自由。朝に強くなるものであれば何でもOK。
・個人参加、チーム参加いずれも可能。
・参加者は全員TechTrainの登録が必須。
・期間中にTechTrainメンターへの個別面談予約は5回まで可能。
■応募資格
・TechTrain登録時にU30(30歳以下)でエンジニアを目指している(または現在エンジニア)の方
・U30であれば学生、社会人、そのほかどなたでもご応募可能
■開発期間
3月19日(木)〜3月29日(日) 10時00分まで
■プレゼンテーション
2020年3月29日(日)13時00分開始
■優勝賞金
10万円
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それでは、各チームの発表内容を簡単にご紹介します!
(技術内容や詳細に関しては控えさせていただきます。)
チーム:LeadHACK
サービスタイトル:「集めろ、早起きの民!」
LeadHACKさんは、早く起きたいと思わせるようなサービスを企画・開発していました!
朝早く起きる楽しさを提供し、継続的に朝早く起きれるようになるサービスでした。毎朝、スマートフォン上でガチャを引くことができ、好きな有名人のカードを手に入れることができます。
カードを複数集めるとレベルUPし、ユーザーのランキングにも反映されます。今後はそれを用いたカードゲームも考えている模様でした。
エンジニアの心をくすぐるようなサービスが印象的でしたね。
チーム:猫
サービスタイトル:「Wake Wars」
猫さんは、毎朝7時ぴったりにスマートフォン上でボタンを押し、正確性を競い合うを企画・開発されていました。「7時00分00秒000」までこだわり、「6時59分59秒999」より早い場合はフライングになります。
猫さんは個人参加で「個人ならではの戦い方」をされていたのが印象的でした。オンラインハッカソン期間中にメンターと5回の面談を行い、自身のスキル等を考慮し、選択と集中をされていました。
プレゼンテーションの最後でお世話になったメンターに謝辞を述べられていたのも猫さんのお人柄が垣間見れた瞬間でしたね。
チーム:チーム1人
サービスタイトル:「Morning To Do 」
チーム1人さんは、ToDoアプリを企画・開発されていました。ただのToDoアプリではなく、開始時間と所要時間を管理することができ、終わったら付箋のように剥がせるサービスでした。
個人的に朝活は好きなので、興味があるサービスでした。前日の晩に明日起きてからやるべきことを明確にし、時間を意識しながら行動するのは効率的ですよね。
クリアしたタスクの量もひと目で分かるようになっており、データが蓄積されるので、振り返りにも活用できると思いました。
チーム:チームどっぽ
サービスタイトル:
「Happy Task Life 〜幸せになれるタスク管理を求めて〜」
チームどっぽさんは、「朝起きれない→夜更かししてしまう→夜に仕事してしまうことが多い」という流れを考えられていました。
エンジニアの仕事が圧迫する原因を急なバク発生や急な工数変更と考えた結果、タスク管理ツールの企画・開発されていました。
ただ、単なるタスク管理ツールに終わらず、ビジネスサイドとエンジニアが円滑にコミュニケーションが取れるタスク管理ツールでした。
エンジニアだけなら、GitHubで対応できますが、ビジネスサイドとのコミュニケーションだと円滑にいかないですよね。(僕もGitHubは難しいと思っています。笑)
実務経験者と未経験者の混合チームでそれぞれの役割が明確なチームだったと思います。チーム内Slackでも様々な意見が飛び交い、チームとして戦っている姿が印象的でした。
チーム:チーム献身
サービスタイトル:OKITIME
チーム献身さんは、毎朝起きる時間を設定し、その時間で起きた場合、スマートフォン上の仮想ペットが成長するゲームを企画・開発されていました。
起きれなかったら罰を与えるのではなく、起きたら良いことがあるサービスでした。
毎朝起きることでペットが成長し、将来的には他のユーザーと交流できるような仕組みも構想されていました。
チーム献身さんも個人参加でしたが、1人で考えることの難しさを痛感したと言われてたことが印象的でした。開発をするだけでなく、サービスの構想を考えること、限られたリソース・時間で決断することは簡単ではないですが、実務で活躍できるエンジニアになるためには重要ですよね。
チーム:クリームソーダ
サービスタイトル:ジツオキ〜明日は実質何時起き?〜
クリームソーダさんは、実質の睡眠時間を管理できるサービスを企画・開発をされてました。
確かに起きる時間は同じでも寝る時間が違えば実質の睡眠時間は大きく変わりますよね。さらに、その日が何時に起きたかによって大きく変わります。
今日起きた時間、明日起きる時間を設定することで、実質の起きる時間を把握することで十分な睡眠が取れているのかを把握することができるサービスでした。
今後はウェアトラブルとの連携や自動通知など様々な応用ができるサービスですね。
チーム:スズキチルドレン
サービスタイトル:Alarm Bomber
スズキチルドレンさんは、エンジニアが強制的に起きるサービスを企画・開発されていました。
エンジニアが一番焦る瞬間がソースコードが消える時と考え、起きなければソースコードを破壊する悪魔のサービスになっていました。
またソースコードはコピペもできずに復旧も不可能・・・。やり過ぎなぐらいなサービスです。
将来的にはGitHubのデータまでも消える。。。復旧ができても手間が掛かるようなサービスを目指すみたいです。(どこまで厳しいんだ・・・)
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以上が各チームの発表内容です。(簡単にご紹介しました!)
それでは、、、結果発表です!
当初は「優勝」だけの表彰の予定でしたが、参加チームのクオリティが高かったこともあり、「敢闘賞」「特別賞」も急遽追加しました。
「敢闘賞」はチーム猫さんでした!
ハッカソンのために新しい技術領域にも挑戦し、メンターを活用するという今回のハッカソンでのポイントでもあった「巻き込み力」を最も発揮していたチームでした。
「特別賞」はチームどっぽさんでした!
チーム内のコミュニケーションが円滑で、まさにそれをサービスに反映されている部分が評価ポイントとしてありました。チーム内でも役割も明確でそれぞれの技術を活かしたチームでした。
「優勝」はスズキチルドレンさんでした!
エンジニアをしっかりとターゲットにしており、アイディアも面白い部分が評価点としてありました。デザインなどもこだわりを感じられ、サービスとしてのクオリティの高さがありました。
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その他のチームも本当にクオリティが高く、審査時間も10分ほどオーバーするぐらい審査員も悩んでいました。
ハッカソンは終了しましたが、審査員からのフィードバックを活かし、企画・開発したサービスをより進化させていただけると嬉しいです!
ぜひぜひ、これからもTechTrainを活用して、「実務で活躍できるエンジニア」を目指してほしいと思います!
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