本当に解決したい企業の課題を一緒に見つける仲間としてありたい by 法人IT研修担当吉田 - TechAcademy People第7回
こんにちは。テックアカデミーでマーケティングを担当しております福田です。
テックアカデミー公式noteでは、「TechAcademy People」と題してテックアカデミーを支えるメンバーにフォーカス。こだわりや想いを通じてテックアカデミーの魅力をお伝えします。
第7回は、テックアカデミーの法人研修のフィールドセールスを担当している吉田の想いを皆様にお伝えできればと考えております。
＜記事を読む前のメモ＞
・テックアカデミーでは企業の課題に合わせたIT研修・DX研修を提供しております。50以上あるコースから、カスタマイズしてご提供。
・サービスのクオリティは個人向けコースと変わらず、一人一人にメンターサポートがつき、完全オンラインで学びたい時に挫折せずに必要なスキルが学べます。
社会のためになる、助けとなる仕事を追い求めて
──まずは吉田さんがテックアカデミーで法人研修を担当するまでの経緯を教えてください。
吉田：大学卒業後、信用金庫で2年間は中小企業・個人向けの営業として、次の2年間は融資課にて債権回収などをしていました。もちろんやりがいはあったのですが、どんな悩みに対しても画一的な商品・サービスのご紹介しかできなかったので、悩み・ニーズに合わせた適切なご提案ができるところで仕事したいと思うようになりました。
そこで、ITに可能性を感じており、ITを活用して悩みを解決する企業に転職しました。そこではサイトの広告出稿やホームページ制作の新規顧客開拓・既存顧客の拡販を担当。特に既存顧客に対する対応に評価をいただき、アフターセールスチームの立ち上げからマネジメントを担当していました。
約4年前のある日、キラメックスで働いていた先輩から誘われ、IT分野での人材育成に興味があったため法人研修担当として入社し、今に至ります。元々、人のため社会のためになることをしたいという想いがあったためキラメックスのサービスはマッチしていると感じています。
──人材教育×IT、まさにキラメックスの事業ドメインにマッチしていますね。吉田さんは法人研修の担当をされていますが、具体的にどのようなことをされていますか？
吉田：現在は法人研修のフィールドセールスのマネジメントを担当しております。フィールドセールスは、お問い合わせがあったらまず私のチームで対応する、いわば最前線の営業です。インサイドセールスチームでリードを獲得した後、商談設定からクロージングをおこなっています。
お客様からのご要望をマーケティングやCXチームに共有してサービス改善も同時にできるようにしています。
最近はお問い合わせも増えてきており、1日数件お話をさせていただくこともあります。企業活動におけるデジタル活用のニーズが高まっていることが感じられます。
研修を求める企業の”悩みの根源”を一緒に見つけ解決策を見つけ出すことから実施
──ニーズが増えているということですが、どんなお問い合わせが多いのでしょう？
吉田：大きく分けて3種類あります。
(1)システム会社、SES、Saasといったエンジニア育成が必要な企業からの「新卒研修」が一つ目。
(2)リスキリング文脈での「社員研修」が二つ目。
(3)会社としてDXチームを立ち上げたいというニーズがあり、何をやるべきかどうか考える部分を含めて「DX研修」したいというニーズが三つ目。
ニーズはどんどん細分化・複雑化しており、単純に「IT研修・DX研修がしたい」というご要望だけでは適切なサービスの提供がしにくくなっています。
また、テックアカデミーの研修はメンターサポートの質に自負がありますが、それだけではご満足いただけないと感じています。
ですので、テックアカデミーのサービス紹介をするのではなく、必ずヒアリングで課題を特定した上で、当社のサービスの特徴を活かすとお客様にとってどのようなメリットがあるかを徹底的に整理するようにしています。
──具体的には、どのような整理をしているのでしょうか？
吉田：大事なのは「お客様と自分の考えていることが一致している」ということです。例えば「線の上に丸を書いてください」といっても色々な書き方があります。一本線を書いた上に○を書くこともあれば、線という漢字の上に丸という漢字を書くこともあり、全然成果が違いますよね。
具体的には「現実問題に気づき、課題設定を統一すること」をファーストステップとしています。「データサイエンスの言語の研修をやりたい」というニーズがあっても、鵜呑みにしません。
なぜやりたいのか？→データ分析できておらず業務効率ができていない
では業務はどんなことをやっているか？→Excel主体でデータのボリュームも比較的多くない。そもそも分析の仕方がわからない
ではExcel研修と分析研修も合わせて実施した方がいいのでは？Pythonといった高度な言語は必要ないのでは？
という感じで、要望だけ聞くとPythonコースをセッティングするだけだったものが、結果としてはデータ分析コースとExcelコースのカスタマイズ型をご提案差し上げた方がお客様のためになることがわかります。
真の問題・悩みの根源の特定を一緒に仲間として実施していくというイメージです。
受けていただいた後、本当に満足している姿が描けるのか。それが全て。そのための提案を。
──一緒に悩みの根源を探すところが最も大事なのですね。吉田さんが営業する際に心がけていることは何ですか？
吉田：お客様に最終満足していただかなければ、どんなに高額でも達成感はありません。逆に、売り上げが1,000円でも喜んでいただけた方が嬉しいです。
ですので、前述の通り「◯◯研修を3名実施したいので見積もりをください」というご要望がきて、例えそのままお見積りをお出ししたら受注できたとしても、かならず要件を聞くようにしています。受けていただいた後のお客様の姿を想像するようにしていて、不満が発生しないよう最大限のリスクヘッジをすることが大切です。ここが私の担当するお客様の解約率が低くなっている理由だと感じます。
営業としては良くないのかもしれませんが、笑 結果的にお客様のニーズがテックアカデミーのソリューションでは解決できない場合は、別のサービスを紹介することも辞さないです。なぜなら、自分たちのサービスの短所もありますし、できる情報提供は全部やることがお客様のためになるからです。私の志の源泉がそこにあり、数値達成よりも顧客を徹底することがモットーです。
研修を受けた方の変化が見られることが喜び
──お客様の満足・成功のために徹底しているのですね。吉田さんが企業研修の営業を担当していて、どんなところに喜びを感じますか？
吉田：300名弱、3か月間の大規模な研修を担当することがありました。研修を受けた方の中から、エンジニア希望を30名選出したいというお題でした。しかし研修後、エンジニア希望として90名も応募が来たのです。ほとんど未経験だったのにもかかわらず、です。
自分の選択肢を増やせた方が90人、とも言えます。このように、受講された方の変化が見れるというのが大きな喜びですね。
自己実現の人と機会を最大化する、というキラメックスのミッションがあります。法人研修を通じて自分自身が成長し、視野が広がり、活躍の機会が今の仕事以外でも無限に増えていくわけです。このような嬉しい声をもっと集めて、成長し機会を得ていく方を増やしていきたいと思っています。
学びは制限なくいつでもどこでもチャレンジできる。それを会社が提供することに社会的意義がある
──吉田さんにとって、学びとは？
吉田：学びのいいところは、制限がなくいつからでも何歳からでもチャレンジできるところです。人生において、いつでも選択肢を増やすことができます。短期的に見たら役に立たなくても、何かのタイミングで点と点がつながって、蜘蛛の巣のようにつながって役立つことがよくあります。
また、学習には終わりがないところが面白いですよね。常に進化していく喜びが味わえますし、すべてが解決できる問題じゃないのでそれを解き明かしていくという楽しさが無限に味わえます。
法人研修は、それが会社という枠組みの中で経験できるわけですから、誰にとっても良い取り組みなのではないでしょうか。提供する企業が増え、学習する社員が増えることは社会にとって良いものでしかないと思います。
まずは課題を考えるところが第一歩。1人では難しいので、一緒に考えていきましょう
──最後に、恒例のこの記事を読んでいただいている、受講を検討している企業研修担当の方や受講を検討されている方へメッセージをお願いします。
吉田：IT分野は進歩が早くキャッチアップが難しいです。そのため、1人で考えるのではなく、我々と一緒にどんな課題があるのか考えていきましょう。お気軽にお問い合わせください、まずはそこから始まります。
また、個人で受講を検討されている方は、ぜひ自分の中で目的を持ったうえで受けるようにすると自己実現につながるでしょう。無料相談がありますのでメンターと一緒に考えてみましょう。
──吉田さん、ありがとうございました！
※本記事は2022年10月、執筆時点での内容です
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